【2次試験】事例Ⅱに関するマジコンの独り言(2)
今回の記事も事例Ⅱに関する筆者の独り言である。今回もリラックスして読んでほしい。
<独り言>
マーケティング事例を攻略する上では、やっぱマーケティング・ミックスがカギになるよな~。マーケティング・ミックスは非常に基本的なことだけど、大事なので一応確認しとこう。
マーケティング・ミックスってのは、マーケティング目標を達成するためのフレームワークのことで、簡単に言えばマーケティング要素の組み合わせの事。よく4Pと言い換えられるあれよ。
マーケティング・ミックスを考える上で重要なのは、いきなりマーケティング・ミックスを考えても効果的なマーケティングなんてできないってことだな。なぜなら、そこにはマーケティングするための前提条件が欠けているから。その前提条件とは、ズバリ「ターゲッティング」のこと。
ターゲッティングとは、市場を細分化して、自社の標的とすべき市場を定めること。そりゃ世の中の全市場をターゲッティングできればあんま頭使わずにマーケティングできるけど、そんなことは不可能でしょ?まして中小企業は、いつも言っている通り経営資源の制約があるから、なおさら無理。だから、戦略的に自社の標的とすべき市場を定めて、特定のセグメントの市場に絞り込みをかけなきゃならない。このことは同時に、ターゲッティングしたセグメント以外の市場は捨てることを意味する。この作業をきちんとするためには、やっぱ市場を細分化しないといけないよね。
お!ここで企業経営理論の知識を使えるな~。あの市場細分化基準ってやつ。以下の4つを思い出しとかないと。
①地理的基準(ジオグラフィック基準)
②人口統計基準(デモグラフィック基準)
③心理的基準(サイコグラフィック基準)
④行動変数基準
これらの基準で排他的なものじゃないから、複数組み合わせて使うことができる。
…
…
そうか!
前回の記事(コチラ)でも書いたが、中小企業は経営資源の制約がシビアなので、戦略的なターゲット顧客は狭く取らざるを得ないんだった。ってことは、複数の市場細分化基準を組み合わせることで、ターゲットを絞り込む必要があるってことだな。
改めて過去問を見てみるか。
う~む。やはりターゲッティングにおいては、複数の細分化基準を組み合わせる形で出題されているケースが多いな。平成27年度も平成28年度も、複数の市場細分化基準を活用しないと経営資源が分散しちゃうよなぁ。ここはポイントになりそうだから、もうちょっと調べてみよう。
なるほど。平成27年度は、図2の人口統計分布と与件文を組み合わせてターゲッティングする力が求められているなぁ。図2ばっか注意してると与件文の記述に目がいかなくなって、結果的にターゲットティングが緩くなってしまうリスクがあるかも。そういう受験生もいたんじゃないかな~?
え?与件文のどこにそんな記述があるかって?「高価格で販売される高層マンションが多数開発され、高層マンション街が形成されつつある。」って与件文に書いてあって、その高層マンションに住む人が流入してきてるってことを図2は示してるんでしょ?だったらその人たちはいわゆる高所得者層ってことになるじゃん。ここは人口統計基準として、図2に付加して考える必要があるよね。
平成28年度はどうだろう?あれ?こっちはターゲッティングに必要な要素はすべて与件文に書かれているわ。だけど今度は、ターゲッティングの候補が多すぎてどう絞り込むか逆に迷うな~。
今回は直近2年度分の過去問を見たけど、この辺の事例Ⅱの試験委員の出題のクセは押さえておいた方がよさそうだ。
おっと、今日ももうこんな時間か。続きは次回にしよう。
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マーケティング事例を攻略する上では、やっぱマーケティング・ミックスがカギになるよな~。マーケティング・ミックスは非常に基本的なことだけど、大事なので一応確認しとこう。
マーケティング・ミックスってのは、マーケティング目標を達成するためのフレームワークのことで、簡単に言えばマーケティング要素の組み合わせの事。よく4Pと言い換えられるあれよ。
マーケティング・ミックスを考える上で重要なのは、いきなりマーケティング・ミックスを考えても効果的なマーケティングなんてできないってことだな。なぜなら、そこにはマーケティングするための前提条件が欠けているから。その前提条件とは、ズバリ「ターゲッティング」のこと。
ターゲッティングとは、市場を細分化して、自社の標的とすべき市場を定めること。そりゃ世の中の全市場をターゲッティングできればあんま頭使わずにマーケティングできるけど、そんなことは不可能でしょ?まして中小企業は、いつも言っている通り経営資源の制約があるから、なおさら無理。だから、戦略的に自社の標的とすべき市場を定めて、特定のセグメントの市場に絞り込みをかけなきゃならない。このことは同時に、ターゲッティングしたセグメント以外の市場は捨てることを意味する。この作業をきちんとするためには、やっぱ市場を細分化しないといけないよね。
お!ここで企業経営理論の知識を使えるな~。あの市場細分化基準ってやつ。以下の4つを思い出しとかないと。
①地理的基準(ジオグラフィック基準)
②人口統計基準(デモグラフィック基準)
③心理的基準(サイコグラフィック基準)
④行動変数基準
これらの基準で排他的なものじゃないから、複数組み合わせて使うことができる。
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そうか!
前回の記事(コチラ)でも書いたが、中小企業は経営資源の制約がシビアなので、戦略的なターゲット顧客は狭く取らざるを得ないんだった。ってことは、複数の市場細分化基準を組み合わせることで、ターゲットを絞り込む必要があるってことだな。
改めて過去問を見てみるか。
う~む。やはりターゲッティングにおいては、複数の細分化基準を組み合わせる形で出題されているケースが多いな。平成27年度も平成28年度も、複数の市場細分化基準を活用しないと経営資源が分散しちゃうよなぁ。ここはポイントになりそうだから、もうちょっと調べてみよう。
なるほど。平成27年度は、図2の人口統計分布と与件文を組み合わせてターゲッティングする力が求められているなぁ。図2ばっか注意してると与件文の記述に目がいかなくなって、結果的にターゲットティングが緩くなってしまうリスクがあるかも。そういう受験生もいたんじゃないかな~?
え?与件文のどこにそんな記述があるかって?「高価格で販売される高層マンションが多数開発され、高層マンション街が形成されつつある。」って与件文に書いてあって、その高層マンションに住む人が流入してきてるってことを図2は示してるんでしょ?だったらその人たちはいわゆる高所得者層ってことになるじゃん。ここは人口統計基準として、図2に付加して考える必要があるよね。
平成28年度はどうだろう?あれ?こっちはターゲッティングに必要な要素はすべて与件文に書かれているわ。だけど今度は、ターゲッティングの候補が多すぎてどう絞り込むか逆に迷うな~。
今回は直近2年度分の過去問を見たけど、この辺の事例Ⅱの試験委員の出題のクセは押さえておいた方がよさそうだ。
おっと、今日ももうこんな時間か。続きは次回にしよう。
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