【キャリア】平成29年度 中小企業診断士試験を突破したあなたへのメッセージ
去る2017年12月26日、平成29年度中小企業診断士試験の合格者が発表された。
この難関を突破されたあなたへ、まずは
本当におめでとうございます!
大変な苦労と努力を重ねて勝ち取った中小企業診断士試験合格の切符。
今のあなたは安堵感と大きな達成感に満ち溢れていることだろう。
まずはこれまで支えてもらった周囲の人々への感謝の気持ちを持ちながら、自分自身に対して労いの気持ちを持っていただきたいと思う。
さて、これであなたの中小企業診断士試験合格に向けた冒険は終わりを迎えたわけであるが、常に「終わりは始まり」である。
本ブログをご愛読いただいている読者は十分ご理解いただいていることだとは思うが、
資格取得はあくまで出発点でしかなく、ここからあなたの自己実現に向けた新たな冒険が始まる
のである。

あなたは中小企業診断士試験に合格したことで、マジなコンサル診断士としての成功を得るための出発点に立った。しかし、そのことがあなたの今後のキャリアの実現やあなたが考える成功を何ら保証するものではないことを忘れてはいけない。
なぜならば、
資格試験の合格というものは、言わば「誰かが決めたルールの中で、決められたこと・言われたことをきちんと行える能力を試される場」
だからある。
学校や資格試験で「好成績を収める」「合格する」ということはもちろん偉大なことではあるのだが、一方でそれは定められたルールの中における自己規律や従順さを示す結果であると筆者は考えている。
中小企業診断士資格を取るための勉強というものは、どちらかというと1つのことを深く考えて理解する事より、試験委員が求める答えを出すことによりウェイトが置かれる。その意味で言えば、中小企業診断士試験の合格は、その範囲におけるあなたの能力の1つの証明を得たものであると解すべきであろう。
前置きが長くなったが、本記事を通じて筆者があなたにお伝えしたいことは、
試験には比較的明確なルールや解が存在するが、これからのあなたのコンサル人生においてそうでない場合の方が多い
ということである。
コンサル実務の中においては、もちろん診断士試験の勉強を通じて身につけた知識だけでおおよその解を導き出せることももちろんある。
しかしこれだけ経営環境が劇的に変化し複雑化している現代において、知識だけで経営課題を解決できるようなケースは圧倒的に少なくなってきていると筆者は感じている。
筆者はこれまで数十社の企業をコンサルティングしてきているが、過去と同様のアプローチで成果を出せるようなことはそう多くない。なぜならば、どの企業も”オンリーワン”であり、あなたが出会うであろうクライアント企業も”オンリーワン”である以上、過去と全く同じアプローチで課題解決可能なことなどあり得ないからである。かつて小泉元首相が言っていたように、やはり「会社もいろいろ」「経営者もいろいろ」「従業員もいろいろ」ということである。
そうであるとするならば、今後のあなたにとって最も重要なのは、
自ら考え、自ら行動し、自ら機会を創り出すことで、世のクライアント企業に成果をもたらせる人間になること
であると筆者は考えている。
そのために必要な要素はいくつかあるのだが、その中でも筆者は「知恵を高め続けること」が最も重要と考えている。「知恵」については、過去記事「「情報」と「知識」と「知恵」の区別はできているか?」「「中小企業診断士」と「コンサルファーム在籍コンサル」の違い」で少しだけ説明しているので、参考にしてほしい。
あなたの目下の課題は、実務補修や実務従事を通じた診断士登録であろうが、もうすでにあなたの冒険は始まっている。
これからのあなたのコンサルキャリアをあなたの希望に沿った輝かしいものとするためにも、ぜひ高い学習意欲とモチベーションを持ち、常に謙虚な気持ちを持り、未経験の事に対しても恐れずにチャレンジしながら着実に歩みを進めてほしいと思う。
なお、中小企業診断士試験に合格したあなたにとっては、本ブログにも筆者にももはや用なしと考えている読者も多いことだろう。
それはそれで筆者にとっては一向に構わない。
但し、1点だけ覚えておいていただきたいことがある。
それは、
本ブログは診断士試験に合格しマジなコンサル診断士を目指す人向けに情報発信をしているため、診断士試験合格に必要な情報はもちろん、試験合格後のキャリアアップにつながるような情報発信をしていく方針である
ということである。
今後は、1週間に1日~2日程度は、診断士試験に合格した読者にも有用となるような本質的コンサルスキル、マインドセットに係る情報発信をしていく予定である。
もしあなたが今後もマジなコンサル診断士を目指すための情報を筆者から得たいと考えているのであれば、筆者も引き続きあなたのサポートしたいと思っている。その折にはぜひ本ブログを訪れてほしい。そしてこれまで通り、応援の意味を込めてにほんブログ村バナーをポチっとお願いしたい(笑)。
マジコン診断士
「本記事が参考になった」という方、「またマジコンブログを見にきてやるよ」という方は、お手数だが以下をポチっとお願いしたい。
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本当におめでとうございます!
大変な苦労と努力を重ねて勝ち取った中小企業診断士試験合格の切符。
今のあなたは安堵感と大きな達成感に満ち溢れていることだろう。
まずはこれまで支えてもらった周囲の人々への感謝の気持ちを持ちながら、自分自身に対して労いの気持ちを持っていただきたいと思う。
さて、これであなたの中小企業診断士試験合格に向けた冒険は終わりを迎えたわけであるが、常に「終わりは始まり」である。
本ブログをご愛読いただいている読者は十分ご理解いただいていることだとは思うが、
資格取得はあくまで出発点でしかなく、ここからあなたの自己実現に向けた新たな冒険が始まる
のである。

あなたは中小企業診断士試験に合格したことで、マジなコンサル診断士としての成功を得るための出発点に立った。しかし、そのことがあなたの今後のキャリアの実現やあなたが考える成功を何ら保証するものではないことを忘れてはいけない。
なぜならば、
資格試験の合格というものは、言わば「誰かが決めたルールの中で、決められたこと・言われたことをきちんと行える能力を試される場」
だからある。
学校や資格試験で「好成績を収める」「合格する」ということはもちろん偉大なことではあるのだが、一方でそれは定められたルールの中における自己規律や従順さを示す結果であると筆者は考えている。
中小企業診断士資格を取るための勉強というものは、どちらかというと1つのことを深く考えて理解する事より、試験委員が求める答えを出すことによりウェイトが置かれる。その意味で言えば、中小企業診断士試験の合格は、その範囲におけるあなたの能力の1つの証明を得たものであると解すべきであろう。
前置きが長くなったが、本記事を通じて筆者があなたにお伝えしたいことは、
試験には比較的明確なルールや解が存在するが、これからのあなたのコンサル人生においてそうでない場合の方が多い
ということである。
コンサル実務の中においては、もちろん診断士試験の勉強を通じて身につけた知識だけでおおよその解を導き出せることももちろんある。
しかしこれだけ経営環境が劇的に変化し複雑化している現代において、知識だけで経営課題を解決できるようなケースは圧倒的に少なくなってきていると筆者は感じている。
筆者はこれまで数十社の企業をコンサルティングしてきているが、過去と同様のアプローチで成果を出せるようなことはそう多くない。なぜならば、どの企業も”オンリーワン”であり、あなたが出会うであろうクライアント企業も”オンリーワン”である以上、過去と全く同じアプローチで課題解決可能なことなどあり得ないからである。かつて小泉元首相が言っていたように、やはり「会社もいろいろ」「経営者もいろいろ」「従業員もいろいろ」ということである。
そうであるとするならば、今後のあなたにとって最も重要なのは、
自ら考え、自ら行動し、自ら機会を創り出すことで、世のクライアント企業に成果をもたらせる人間になること
であると筆者は考えている。
そのために必要な要素はいくつかあるのだが、その中でも筆者は「知恵を高め続けること」が最も重要と考えている。「知恵」については、過去記事「「情報」と「知識」と「知恵」の区別はできているか?」「「中小企業診断士」と「コンサルファーム在籍コンサル」の違い」で少しだけ説明しているので、参考にしてほしい。
あなたの目下の課題は、実務補修や実務従事を通じた診断士登録であろうが、もうすでにあなたの冒険は始まっている。
これからのあなたのコンサルキャリアをあなたの希望に沿った輝かしいものとするためにも、ぜひ高い学習意欲とモチベーションを持ち、常に謙虚な気持ちを持り、未経験の事に対しても恐れずにチャレンジしながら着実に歩みを進めてほしいと思う。
なお、中小企業診断士試験に合格したあなたにとっては、本ブログにも筆者にももはや用なしと考えている読者も多いことだろう。
それはそれで筆者にとっては一向に構わない。
但し、1点だけ覚えておいていただきたいことがある。
それは、
本ブログは診断士試験に合格しマジなコンサル診断士を目指す人向けに情報発信をしているため、診断士試験合格に必要な情報はもちろん、試験合格後のキャリアアップにつながるような情報発信をしていく方針である
ということである。
今後は、1週間に1日~2日程度は、診断士試験に合格した読者にも有用となるような本質的コンサルスキル、マインドセットに係る情報発信をしていく予定である。
もしあなたが今後もマジなコンサル診断士を目指すための情報を筆者から得たいと考えているのであれば、筆者も引き続きあなたのサポートしたいと思っている。その折にはぜひ本ブログを訪れてほしい。そしてこれまで通り、応援の意味を込めてにほんブログ村バナーをポチっとお願いしたい(笑)。
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