現役コンサルによる中小企業診断士試験対策&資格取得後のキャリア形成に関するブログ

【このブログの説明】
このブログでは、複数社のコンサルティングファームを渡り歩いた現役のコンサルタントが、中小企業診断士試験合格に向けたベスト戦略、中小企業診断士資格取得後のキャリア形成に関する情報を発信していく。コンサルティング経験に基づく本質的なコンサルティングスキルをベースに、独自の分析に基づく試験情報や経営コンサルタントとしてのキャリア形成上の要諦を公開していく。 読者が真の経営コンサルタントとして活躍できるような一石を世に投じられること、これを私の日々の目標とし、筆者自身もこのブログとともに成長していきたい。

【1次試験】経営情報システムの過去問 Point Check! ~コンピュータの機能

今回は2018年度の1次試験突破を目指す受験生に向けた記事である。


今回は「過去問チャレンジ」ではなく、「過去問ポイントチェック」である。


過去問チャレンジの企画を継続してもよかったのだが、本試験まで1ヵ月を切っている状況なので、複数の過去問をざっとチェックして、出題のポイントになりそうなところを一緒にチェックしていこうという企画である。


それではさっそく、経営情報システムの過去問ポイントチェック!!


【平成22年度経営情報システム 第1問】
 パーソナルコンピュータ(PC)には様々な半導体を利用した記憶装置が利用されているが、業務に適したものを選択しなければならない。したがって、その特性を理解しておく必要がある。
 次のa~dの記述と半導体を利用した記憶装置の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

a 主記憶装置に利用され、高速に読み書きができるが、記憶保持のためにはリフレッシュ操作が必要で、電源を切ると内容は消去される。
b BIOSなどのデータを工場出荷時に書き込み、PCでは読み込み専用で使用するもので、電源を切っても内容は保持される。
c 書き換えが可能で、デジタルカメラからPCへのデータ移動にも使用される。他の半導体記憶装置と比べると書き換えできる回数が少ないが、電源を切っても内容は保持される。
d 画面に描画するRGBの輝度データを記憶させるもので、電源を切ると内容は消去される。

[解答]
 ア a:SDRAM b:マスクROM c :フラッシュメモリ d:VRAM
 イ a:VRAM b:フラッシュメモリ c:SDARM d:マスクROM
 ウ a:フラッシュメモリ b:VRAM c:マスクROM d:SDARM
 エ a:マスクROM b:SDARM c:VRAM d:フラッシュメモリ


正解はアである。

この問題を初見で解く場合は、a~dいずれかの内容で1つでも知っていれば、正解が選べる。

まず、aは「記憶保持のためにはリフレッシュ操作が必要で」を見た瞬間に”DRAM”であることに気づき、aにSDRAMの記載があるアを選びたいところである。

bは「BIOSなどのデータを工場出荷時に書き込み」を見た瞬間に”マスクROM”に気づくという対応でもよい。

cは「デジタルカメラからPCへのデータ移動にも使用される」「電源を切っても内容は保持される」辺りの内容でフラッシュメモリと気づければOKである。

dで正解を選びに行く人は少ないだろう。VRAMは"Video Random Access Memory"の略なので、”Video”をしっかり覚えておくことで、ディスプレイ(画面)に関連するメモリであると記憶できる。この点を記憶していれば、d「画面に描画するRGBの輝度データを記憶させる」で引っかけることができるだろう。ここで覚えてしまおう。




bのマスクROMに関しては、平成24年度で以下の出題がある。


【平成24年度経営情報システム 第1問】
 コンピュータには様々な記憶装置が使用されている。そのうち、半導体を利用した記憶装置は処理速度や信頼性に影響を与えるなど、重要な役割を担っている。用途に適した半導体の記憶装置が装備されたコンピュータを選択できるように、その特性を把握しておくことが必要である。半導体を利用した記憶装置の特性に関する記述として最も適切なものはどれか。

エ マスクROMは電源を切っても記憶内容が保持され、また、内容の消去や書き込みが可能なので、バージョンアップが必要なBIOS の記憶に向いている。
※選択肢ア~ウは省略


マスクROMは、電源を切っても記憶内容は保持されるが、内容の消去や書き込みができないので×である。BIOSとマスクROMはセットで覚えておこう。

先ほどの問題(平成22年度経営情報システム 第1問)の問題文をもう一度いかに記しておくので、合わせて確認してほしい。

b BIOSなどのデータを工場出荷時に書き込み、PCでは読み込み専用で使用するもので、電源を切っても内容は保持される。




cのフラッシュメモリに関しては、以下の過去問でチェックしておこう。


【平成21年度経営情報システム 第1問】
各種業務において、パーソナルコンピュータ(PC)を利用して、データ交換を行ったり、画像データなどを取り扱ったりする場面が増加している。そのような場面で利用される外部記憶装置に関する、次の文中の空欄【 A 】~【 D 】に入る語句の組み合わせとして最も適切なものを下記の解答群から選べ。

 デジタルカメラなどで撮影した画像データの記録や各種のデータ交換に使用され、【 A 】を経由してPCに接続しデータの読み書きを行うことができる半導体メモリは、【 B 】と呼ばれる。
 PCに【 A 】経由で、この【 B 】を接続する際は、【 C 】機能によりPCの【 C 】を行わなくとも使用することができる。

[解答群]
 ア A:IDE   B:DRAM   C:デバイスドライバ   D:デフラグメンテーション
 イ A:PCI    B:フラッシュメモリ   C:デバイスドライバ   D:リフレッシュ
 ウ A:USB   B:SRAM   C:プラグアンドプレイ   D:リフレッシュ
 エ A:USB   B:フラッシュメモリ   C:ホットプラグ   D:再起動


先ほどの問題の知識があれば【 B 】に「フラッシュメモリ」が入ることはわかると思うので、この時点で選択肢はイかエに絞ることができるので、この時点で正解確率を50%に高めることができる。

なお、上記の問題の正解はエである。”USB”と”ホットプラグ”はこの問題で覚えておきたい。

ちなみにホットプラグとは、PCの再起動を行うことなしに周辺機器のケーブル等の抜き差しが可能であることである。例えば、あなたはUSBメモリを利用したことがあるだろうが、USBメモリをPCに抜き差しする際に、いちいちPCを再起動していないはずである。あのことである。仕事や私生活でUSBメモリを利用するシーンが想像できれば、上記問題の【 A 】と【 C 】を当てることは可能であろう。


先ほどの問題(平成22年度経営情報システム 第1問)の問題文をもう一度以下に記しておくので、合わせて確認してほしい。

c 書き換えが可能で、デジタルカメラからPCへのデータ移動にも使用される。他の半導体記憶装置と比べると書き換えできる回数が少ないが、電源を切っても内容は保持される。



と、こんな感じで過去問における同一論点を複数の問題で確認することで、記憶すべきポイントの明確化や1次本試験対応力の強化といった形であなたの一助になりたいと考えている。


マジコン診断士

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【1次試験】メンタルを安定化させるために

今回は2018年度の1次試験突破を目指す受験生に向けた記事である。


1次本試験まで1ヵ月を切った。


本試験が迫ってくると焦りや不安が高まるため、精神的にもシビアに時期に入ってきていると思う。



「こんな直前期になんでこんな基本的なことを忘れているんだよ」


「この場に及んでこんな簡単な問題を間違ってどうするんだよ」


「なんでこの大事な直前期に勉強する気が起きないんだよ」  


etc…




きっとこのようなことを感じている受験生が多いのではないかと思う。




とはいえ、焦りや不安で勉強が進まなければ、あなたは前進できない。


1次本試験を突破するという成果をあなたが出すためには、この焦りや不安を乗り越えて前進し続けなければいけないのである。



ではどうすればよいのか?



その対策は


徹底したポジティブ思考モードに転換する


ことである。



例えば以下のような感じで思考を転換する。


「なんで直前期にこんな基本的なことを忘れているんだよ」
→「直前期に基本的なことを忘れていることに気づけたから、これで本番では大丈夫。今気づけてよかった」


「なんで直前期にこんな簡単な問題を間違うんだよ」
→「直前期にこんな簡単な問題の間違いに気づけてよかった。本番で同じミスを起こさないように対策を立てよう」


「なんで直前期に勉強する気が起きないんだよ」  
→「今、自分は勉強する気が起きていないことに気づけてよかった。まずは机に向かって少しだけでも前進してみよう。もしかすると、途中でリズムが出てくるかもしれない」



人間はネガティブな思考に陥いってしまうと、悩んでしまって手が止まってしまうことがある。


直前期のこの時期に、その手が止まっている時間は大きなロスである。


なので、時間の無駄を生み出している要因であるネガティブ思考なをポジティブな思考に転換することで、ロスを削減すればよいのである。


あなたがもしメンタル面を要因として勉強が思うように進まないことがあるのであれば、「徹底したポジティブ思考モード」で乗り越えてほしい。





あなたが1次試験を突破できるよう、今週はメンタル面を中心に記事を発信してきた。


少しはお役に立てただろうか?


もし今週の筆者の記事の内容を読んでアクションに起こしても、またメンタル的に不安定で勉強に集中できないのだとしたらやむを得ない。


飛び道具が必要であろう。


以下の書籍がオススメである。


どちらかというと書籍そのものより、付属のCDがこの書籍の最大のウリである。

この書籍は筆者も受験生時代に購入したのだが、このCD音声を聴くとメンタル的に安定する効果が確かにあった。その効果を実感できたため、筆者はポータブル音楽プレーヤーでこの付属CDの音声を入れて、直前期起床時、通勤電車の中、夜の勉強前と直前期のルーチンの中に組み入れて聴いていた。もちろん、試験前日の夜も、試験当日の朝もしっかり聴いた。緊張が最高潮に達する試験前日、試験当日の効果は特に覿面である。
※もし中古で購入される場合はCDなし商品を絶対に選んではいけない。
※決して怪しい書籍ではないので、勘違いなさらないように…。



筆者は科学的・論理的に証明できない怪しいものにはほとんど興味を示さない人間ではあるが、一方でそれほどメンタルに自信がある方でもない(周囲からはなぜか鋼のメンタルと思われているようだが…)。


そんなわけで、当時この書籍を購入しようと思ったわけだが、当時は正直疑心暗鬼であった。


しかしそれなりに効果は実感できたので、「時にはこういった飛び道具も必要なんだなぁ」と感じたものである。


メンタル面で悩んでいる受験生はぜひお試しいただきたい。
※在庫が少ないようなのでご注意を。


マジコン診断士

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【1次試験】直前期の勉強における基本戦略

今回は2018年度の1次試験突破を目指す受験生に向けた記事である。



ちょっと余談を。

東京オリンピックが開催される2020年度(平成32年度)の中小企業診断士の1次試験は、なんと7月中旬に実施される!!

なお、2次試験は例年通り実施されるとのこと。

本ブログの読者の大半は今年もしくは来年の合格目標の方だと思っているが、もし将来的に中小企業診断士を受験することを検討している読者がいたら、2020年度は1次試験までの学習期間が短くなり、1次試験から2次試験までの学習期間が長くなるので、戦略的に対応するようにしてほしい。

詳細は中小企業診断協会のページ(コチラ)をご確認いただきたい。




さて本題である。


1次試験までちょうど1か月を切ったところなのだが、現在のあなたは勉強をどのような時間のペースで進めているだろうか?


先月までと比較した場合、勉強時間のペースは以下の3パターンのいずれかに該当すると思われる。

①勉強時間を減らしている
②今までのペースを維持して勉強している
③今まで以上に勉強時間を増やしている


勉強時間のペースをある時点と比較した場合、「減らす」「増やす」「変わらない」の3つしかパターンがないので、あなたは上記の①~③のいずれかには必ず該当するはずということである。



さて、ここであなたに質問である。


本試験までの合計の勉強時間が同じ山田さんと木村さんがいました。あなたは以下のいずれの人が合格する確率が高いとおもいますか?

・山田さん: 1年間おおよそ均一の勉強時間を確保した
・木村さん: 直前期により多くの勉強時間を確保した



あなたはどう思うだろうか?


もちろん一概には言えないのだが、一般的には直前期により多くの勉強時間を確保した木村さんの方が、合格する可能性は高いと筆者考えている。


というのも、人間は覚えたことを見事なまでに忘れてしまう生物なので、本試験のより近い時期に勉強時間を多く投入することにより、試験当日に記憶している量を高めることができると考えるからである。


なお、参考までに筆者の勉強時間を確認してみたところ、おおよそ平常月で月平均100時間強の勉強時間を確保していたのだが、直前期に相当する6月、7月は約140時間、つまり通常時比で140%程度の勉強時間投入量を確保した。



これからの1か月間の勉強時間のコントロールは、あなたの1次試験の結果をガラリと変えるほどインパクトのあるものと筆者は考えている。



以上の筆者の考えに対してあなたが同意するということであれば、この直前期にあなたが採用すべき基本戦略は、


直前期1か月間の勉強時間を意識的に増やすことで、1次本試験日に自分の実力のピークを持ってくる


ということになるはずである。



もちろん、仕事の関係等で時間確保が難しい場合もあるだろう。


しかしそれに関してあーだこーだ言ったところで、あなたの勉強時間が増えるわけでもなければ、試験日が後ろ倒しになるわけでもない。


あなたがコントロールできることは、


スキマ時間の活用等をこれまで以上に工夫することで可能な限りの勉強時間を捻出て、勉強時間を最大化すること


だけである。



TAC1次模試で合格点を確保したあなたは、1次本試験でそのまま逃げ切れることができるだろうか?


TAC1次模試で合格点に届かなかったあなたは、ここから一発大逆転できるだろうか?



本当の闘いはここからである。


マジコン診断士

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現役コンサルタント。中小企業診断士試験独学ストレート1発合格。モットーは卓越した本質的スキル・知恵に基づく”マジなコンサル診断士”であり続けること。
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