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現役コンサルによる中小企業診断士試験対策&資格取得後のキャリア形成に関するブログ

【このブログの説明】
このブログでは、複数社のコンサルティングファームを渡り歩いた現役のコンサルタントが、中小企業診断士試験合格に向けたベスト戦略、中小企業診断士資格取得後のキャリア形成に関する情報を発信していく。コンサルティング経験に基づく本質的なコンサルティングスキルをベースに、独自の分析に基づく試験情報や経営コンサルタントとしてのキャリア形成上の要諦を公開していく。 読者が真の経営コンサルタントとして活躍できるような一石を世に投じられること、これを私の日々の目標とし、筆者自身もこのブログとともに成長していきたい。

【実戦編】できるところからコンサルスキル ~意外な盲点

今回の記事もマジなコンサル診断士を目指すあなたに実践編の記事をお届けする。


経営コンサルタントというと、幅広く深い経営に関する知識をもち、「論理的思考力」「プレゼンテーション力」「ヒアリング力」に長けている人という印象をお持ちだろう。もちろん、それはあなたがお持ちの印象通りである。


しかし上記スキルとは別に、あなたが必ず持っているべき能力がある。


それはズバリ

事務処理能力

である。


「え?コンサルなのに事務処理能力?」

と意外に思われた読者も多いかもしれない。



経営コンサルタントはいつもクライアント企業と打ち合わせをしているイメージを持つかもしれないが、実際はかなりパソコンに向かう仕事が多い。

というのも、クライアント企業と打ち合わせするにせよ、戦略や計画立案や実行を支援するにせよ、そこには大概ドキュメントが存在しているからである。そのドキュメントは誰が作るかといえば、もちろんコンサルが作るのである。


そもそもコンサルは時間を切り売りしてお金を稼ぐビジネスである。なぜならば、一般的なコンサルビジネスにおける売上は「時間単価×稼働時間」で構成されているからである。

あなたの1日の時間は、あなたが嫌と言っても最大24時間しかない。

つまり、

事務処理能力の低い人は稼働時間が長くなる(=生産性が低い)ので、コンサルとして多く稼ぐということがより難しい

ということになる。
※もちろん時間単価を高めれば稼働時間を少なくできるという理屈もあるが、逆にその高い時間単価を維持してさらに稼働時間を上げれば、より稼げるようになることも事実である。つまりコンサルティングのような役務提供型ビジネスにおいて売上を上げたければ、常に稼働時間を少なくできるような生産性の高い働き方が必要なのである。

ちなみにコンサルティングファームでは、新人の時に納期のシビアな大量の事務作業を任されるので、嫌でも事務処理能力を高めざるを得ない状況に追い込まれる(事務処理能力が低いと睡眠時間を確保できなくなる)。ゆえに、ファーム出身者では一般的に例外なく事務処理能力は高いと思って間違いないと思う。


さて、事務処理能力を高めるための主なポイントをいくつか挙げると、

・タイピングは速く(人差し指でキーボードをポチポチ押しているようではダメ)
・Officeソフト(ワード・エクセル・パワポ等)は一定程度使いこなせるようにする
 ※エクセルはグラフ作成も一定程度使いこなせるように
 ※できればショートカットキーも使いこなしたい
・骨子が決まったら、企画書や提案書はサッと作れるようにする

等である。


これらのことは、意識して「こうしよう」と思わない限りいつまで経ってもできるようにはならない。なので、日々意識して実行していく必要がある。


そこで具体的にどうすればよいかというと、

事務処理能力を高めることを意識して毎日の仕事に取り組む

ということである。

上記で挙げた事務処理能力を高めるための主なポイントのほとんどは、あなたのお勤めの組織で実践できるはずである。ぜひ生産性向上を意識して、ご自身の業務に取り組んでいただきたい。これを意識してあなたが毎日業務をこなすことは、将来のあなたのマジコンとしての稼ぎに大きく影響することだろう。日々のコツコツとした積み上げが、未来の大きな差を生み出すのだから。


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【実戦編】できるところからコンサルスキル ~ロジカルに話すためのたった1つのコツ

今回はロジカルに話すためのたった1つのコツをあなたにお伝えしようと思う。


コツは非常に簡単である。

ロジカルに話すためのコツは「主張」と「根拠」を分けて話すこと

である。


ビジネスにおいては、「主張」と「根拠」を分けることこそがロジカルであることを意味し、相手に伝わるコミュニケーションの基本となる。つまり、以下を分けて話すということになる。

・主張=あなたが言いたいこと・伝えたいこと
・根拠=なぜそのように思ったのかの理由


具体例を挙げてみよう。以下の例文を見てほしい。

主張:あなたの会社の会議は改革が必要である
 ↓ なぜならば
根拠:議題と関係のない雑談が多いため

このように「主張を根拠に支える」、これがロジカルなコミュニケーションの基本となる。


尤も、上記の例文だと、根拠が1つしかないので若干説得力に乏しいのも事実である。では、説得力を増すためにはどうすればよいのか?

それは根拠を増やせばよいのである。当然根拠が多ければ多いほど、主張を支える要素が増えるので、説得力は増すということになる。

しかし、根拠を単に数多く増やせばよいというものでもない。例えばあなたが説得力を持たそうと思って、根拠を100個挙げたらどうだろうか?あまりに多く根拠を上げすぎると、そもそも相手は全部覚えることはできないし、飽きてしまうだろう。


コンサルファームでは、「根拠は3つにまとめろ」ということをよく言われる。その所以は筆者もよくわからないが、恐らく「相手が記憶できる限界が3つだから」という一方で「相手を説得するためには根拠が最低3つは必要だから」ということなのだろう。


筆者が新入社員の時、上司に言われたのは、

「とにかく先に根拠は3つですと言いなさい!」

ということだった。しかもそれは、言った時点で「3つの根拠が浮かんでいなくても」である。
実際は「根拠は3つです」と言っている間に3つ考える時間を稼ぐこともできるし、なにより「3つです」と言ってしまった以上、なんとか3つ出さねばならないと脳が否応にも働きだす。まあ、3つ目が出ずに「スイマセン、2つでした」ということは今でもたまにあるが(笑)。


以上を元に、先ほどの例文の根拠を3つにしてみよう。

主張:あなたの会社の会議は改革が必要である
 ↓ なぜならば
根拠1:会議の開始・途中まで議題がわからないため
根拠2:議題と関係のない雑談が多いため
根拠3:結論が曖昧なため

どうだろうか?先ほどより説得力が明らかに増していることがおわかりいただけるだろう。


まとめである。
あなたがロジカルに話したいと思うのであれば、

「私の主張は~です。その根拠は3つあります。1つ目は~であるため、2つ目は~であるため、3つめは~であるためです」

と必ず言うようにしましょうということである。これは今日から始められるので、これから仕事に行く人は上記構文を使って話してみてほしい。

「なんかコイツ、急にロジカルになったぞ!」
と周囲の人を驚かせられるかもしれない。


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【実戦編】できるところからコンサルスキル ~会議の改革

「日本の生産性動向2014年版」(日本生産性本部)によると、2013年の日本の労働生産性はOECD加盟34か国中22位、時間当たり労働生産性は20位とのことである。日本の労働生産性はかつて4位だったこともあるのだが、そこから下がり続けている。

近年は「働き方改革」なるキーワードがやたら叫ばれるようになり、多くの企業が様々な取り組みを始めているが、今回の記事ではそれに関連した話題を取り上げようと思う。



様々な調査結果を見ると、ホワイトカラーの場合、労働時間のおよそ30%~60%を会議の時間が占めている。そして役職が上がれば上がるほど、その比率は高い傾向にある。本ブログの読者の内お勤めの方は、「確かにその通り」と思う方が多いだろう。


コンサルティングを依頼された場合、筆者はコンサルティングの手段の1つとして「会議」にメスを入れることが多い。そのアプローチだが、まずはクライアント企業の会議に参加させてもらうところから始まる。意外に思うかもしれないが、筆者は初回の会議では一言もしゃべらず、黙々とPCでメモを取る場合がある。そのまま何もしゃべらず1回目の会議を終えてしまう。一言も話さないコンサルに対して、クライアント企業の経営者・社員は

「なんだ、あのコンサルは!一言もしゃべらないでメモを取っているだけじゃないか!あのコンサルに高いコンサルフィーを払う意味があるのか?」

と思っているはずである。


そして次の回(筆者が参加してから2回目)の会議冒頭で、筆者は時間をもらって話始める。話す内容は、「よくない会議の特徴」である。「よくない会議」の特徴は、おおよそ以下のようなものである(以下は一部である)。

・会議開始・途中まで議題がわからない
・特定の人間ばかりが発言する
・議題と関係のない雑談が多い
・開始時刻、終了時刻が順守されない
・結論が曖昧
・会議で決まったことが守られない etc

筆者がコンサルティングを依頼される企業の会議では、ほぼ上記の特徴が当てはまる。上記の特徴に関して、筆者はクライアント企業の会議参加者に対してオブラートに包まずにストレートにお伝えするので、参加者の中には明らかに不快な顔をする人もいたり、言い訳じみた反論をする人も必ず出る。しかし、言われていることが正にビンゴなので、どの参加者も最終的には反論のしようがなくなるというのが筆者の経験則からわかっている(参加者から反論があれば、それに対して論理的に納得させられるだけの材料を1回目の会議で集めるようにしている)。この現状を会議の参加者から受け入れていただければ、そこからは早い。会議の参加者はみな、「では、どうすればよいのか?」という方向に関心が移るからである。ここから筆者は、具体的な改善策を提案しつつ、参加者の意見を踏まえながら具体的なアクションを決定し、その次の会議から実際に参加者に行動を起こしてもらうことになる。ここからはPDCAサイクルを回して継続的改善ということになる。


以上が、筆者がコンサルティングで実施している「会議の改革」のアプローチである。これまでの筆者の経験上、上記アプローチを採るだけでかなり成果は出る。


さて筆者はTwitterで、先日以下のツイートをした。



もしあなたが「中小企業診断士で学んだ知識・スキルを実戦で活用したい」と思っているのであれば、まずはご自身の所属組織における「会議の改革」から始めてみるのはいかがだろうか?

「会議のマネジメント」をする立場の人間は、仮説思考力や論理的思考力、ファシリテーション能力等、総合的な能力が求められる。逆に言えば、「会議のマネジメント」が自由自在にできるようになることは、経営コンサルタントにとって重要なスキルを身につけることと同義と言っても過言ではない。

あなたはひょっとして今日も会議があるのではないだろか?

それならさっそく今日から実践してみてほしい(具体的に何をすべきかは、筆者のヒントを元にご自身で考えてほしい)。



最後に。

本ブログにおいて、筆者は「診断士資格取得のためだけに役立つ話」をあなたにするつもりは毛頭ない。
それだけじゃつまらないでしょ?というより、診断士の勉強はその活かし方次第で今のあなたの仕事にも十分役立つものになることをあなたにお示ししたいと思っている。

筆者は、

中小企業診断士の勉強を契機に、あなたが「マジで仕事のできるハイスペックなコンサル」になることができるような情報

を今後も発信していきたい。
※「俺(私)は診断士試験に受かりさえすればよい。そんなくだらない話はせずに、試験の話だけをしてくれ!」という方は、きっと本ブログのターゲットとする読者ではないと思うので、他のブログにスイッチしていただくことをオススメする。


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【1次試験】悩まない!悩んでいるヒマがあれば〇〇するのがコンサルマインド

本番が近づいてくるにつれて不安が増し、悩む時間が少しずつ増えている人も多いのではないかと思う。

今日はそんなあなたへ。


筆者は、自己がプロジェクトマネージャを務めるプロジェクトにアサインされたコンサルメンバーに対して、最初に必ず言うことがある。


それは

「絶対に悩むな!悩んでいるヒマがあれば考えろ!」

ということである。


考える





さあ、ここであなたに質問である。

「悩む」と「考える」の違いは何だろうか?非常に大事な質問なので、ぜひ考えてみてほしい。
(シンキングタイム:30秒)



















あなたなりの答えは出たであろうか?


筆者の考える定義は以下の通りである。

悩む:  答えが出ないという前提下で考えをめぐらせること
考える: 答えが出るという前提下で考えをめぐらせること


筆者がメンバーに対して「絶対に悩むな」という理由、それは「悩むこと」には致命的な問題点があるためである。その問題点とは、「答えが出ないことが前提となっている」ことである。

コンサルタントは、決められた期間内でクライアントの期待以上の成果を出さねばならない。そのようなシビアな制約がある中で、答えが出ないことに時間を使うということそのものは、ムダ以外の何物でもない。


さあ、ここであなたの立場に立ち戻ってみよう。

あなたに残された時間は日々少なくなっている。そのような決められた期間内(1ヵ月弱)であなたは求められる成果(1次試験突破)を出さねばならない。そうであるならば、やはり

「絶対に悩むな!悩んでいるヒマがあれば考えろ!」

なのである。



自身が悩んでいることに気づいたら、すぐに切り替えよう。

その時間はムダであることはもちろん、あなたの精神面の疲労度までも高めるため、成果に対してはマイナスの作用しかない。悩んでいる自分を自分自身で察知することにより、すぐに「考える作業」にスイッチできるように心がけてみよう。



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執筆(note)

フレームワークの活用方法をあなたは理解しているか?

「フレームワーク」とは便利なものである。ごちゃごちゃした事柄をスピード感をもって整理できる。

闇雲なフレームワークの乱用はコンサルごっこの域を出ないお遊びに過ぎないという立場に筆者は立っている。しかし一方で、知恵ある先人が幾多の苦労の末に編み出して体系化した「フレームワーク」という道具は、使い方次第でコンサルタントの生産性を著しく高める”魔法の道具”である。正に、四次元ポケットを最大の強みとするドラえもんもビックリな代物である。マジコンを目指す診断士は、”猫に小判”とならないように、フレームワークを有効に活用する責務がある。Framework.png


診断士試験においてフレームワークの活用を問われるシーンは、大別して下記の2点である。

①フレームワークの知識そのものを問う
主に1次試験に関わることである。設問でフレームワークに関する知識をストレートに問うことで、受験生のフレームワークに対する理解度を確認する。

②フレームワークを活用して答案作成に活用する
主に2次試験に関わることである。過去問を見る限り、フレームワークの知識を直接問うことは今後もないであろうことが想定される。むしろ2次試験では、知識として知っているフレームワークをいかに活用して、答案の精度を高めるかにフォーカスされていると考えるべきであろう。具体的には、「フレームワークを活用して答案に必要な要素をモレなく、ダブリなく抽出する」「フレームワークを活用して、モレなくダブリのない答案を構成する」「フレームワークを活用して、多面的な答案を構成する」等であろう。


まずあなたは、診断士試験における上記前提を十分理解しておく必要がある。そうでないと、「とにかくフレームワークの数を多く覚えたもの勝ちだ」「フレームワークを常に使おう」などという誤った思想に基づいてフレームワークを勉強してしまうことになる。十分注意いただきたい。なお、診断士試験においてどのフレームワークを覚えておけばよいか?については、きっと受験校や他の受験生ブログで触れられている(はず)だろう。そちらを確認してほしい。


マジコン診断士

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現役コンサルタント。中小企業診断士試験独学ストレート1発合格。モットーは卓越した本質的スキル・知恵に基づく”マジなコンサル診断士”であり続けること。
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