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現役コンサルによる中小企業診断士試験対策&資格取得後のキャリア形成に関するブログ

【このブログの説明】
このブログでは、複数社のコンサルティングファームを渡り歩いた現役のコンサルタントが、中小企業診断士試験合格に向けたベスト戦略、中小企業診断士資格取得後のキャリア形成に関する情報を発信していく。コンサルティング経験に基づく本質的なコンサルティングスキルをベースに、独自の分析に基づく試験情報や経営コンサルタントとしてのキャリア形成上の要諦を公開していく。 読者が真の経営コンサルタントとして活躍できるような一石を世に投じられること、これを私の日々の目標とし、筆者自身もこのブログとともに成長していきたい。

【1次試験】2017年版中小企業白書を読もう ~廃業企業の現状(後編)

今回は2018年度の1次試験突破を目指す受験生に向けた連載記事である。


前回の記事「【1次試験】2017年版中小企業白書を読もう ~廃業企業の現状(前編)」に引き続き、今回も2017年版中小企業白書を一緒に見ていくことにする。


今回は2017年版中小企業白書のP33~P37に記載されている「廃業企業の現状」の前編を見ていく。


第1-2-14図


上図は、休廃業・解散企業の売上高経常利益率を示している。

休廃業前の利益率を確認すると、利益率が0%以上の黒字状態で廃業した企業の割合は50.5%と、半数超の企業が廃業前に黒字であったことがわかる。

また、生存企業の利益率の中央値は2.07%であり、これを上回る休廃業・解散企業は32.6%であった。このことから、平均的な生存企業を上回る利益率でありながら、廃業した企業が全体のうち約3割存在することが分かる。




第1-2-15図


上図は、休廃業・解散企業の企業規模を示している。

黒字廃業企業のうち、約69%が従業者数5人以下の小規模企業、約93%は20人以下の中小企業であり、高収益廃業企業では、約80%が5人以下、約96%が20人以下の企業となっている。このことから、黒字・高収益廃業企業の多くは規模の小さな企業から構成されていることが分かる。




第1-2-16図

上図は、休廃業・解散企業の経営組織を示している。

黒字廃業企業では約13%が個人事業者、高収益廃業企業では約25%が個人事業者と、高収益廃業企業の方が個人事業者の割合が高い




第1-2-17図

上図は、休廃業・解散企業の経営者年齢を示している。

黒字廃業企業と高収益廃業企業の間で差はほとんどなく、最も多くを占める年代は60~69歳で、次いで70~79歳と、60歳以上の経営者の割合は約7割となっている。




第1-2-18図


上図は、休廃業・解散企業の業種分類を示している。

黒字廃業企業、高収益廃業企業ともに「建設業」が約半数を占めており、次いで「サービス業他」が多い。



1次試験対策上は、赤文字を中心に押さえておけば十分だろう。



まとめである。


高収益企業であるにも関わらず、休廃業・解散を余儀なくされている企業がいる。


それを分析していくと、以下の4つのポイントが見て取れる。

①黒字・高収益廃業企業の多くは企業規模が小さい
②収益廃業企業の方が個人事業者の割合が高い
③休廃業・解散企業の経営者の7割は60歳以上である
④休廃業・解散企業は、「建設業」が約半数を占めており、次いで「サービス業他」が多い


以上のまとめを意識してグラフを読み返すことで、マクロ的視点→ミクロ的視点のステップで記憶をしていくとよいだろう。


マジコン診断士

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現役コンサルタント。中小企業診断士試験独学ストレート1発合格。モットーは卓越した本質的スキル・知恵に基づく”マジなコンサル診断士”であり続けること。
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