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現役コンサルによる中小企業診断士試験対策&資格取得後のキャリア形成に関するブログ

【このブログの説明】
このブログでは、複数社のコンサルティングファームを渡り歩いた現役のコンサルタントが、中小企業診断士試験合格に向けたベスト戦略、中小企業診断士資格取得後のキャリア形成に関する情報を発信していく。コンサルティング経験に基づく本質的なコンサルティングスキルをベースに、独自の分析に基づく試験情報や経営コンサルタントとしてのキャリア形成上の要諦を公開していく。 読者が真の経営コンサルタントとして活躍できるような一石を世に投じられること、これを私の日々の目標とし、筆者自身もこのブログとともに成長していきたい。

【1次試験】運営管理の過去問チャレンジ ~品揃え

今回は2018年度の1次試験突破を目指す受験生に向けた記事である。


それではさっそく、運営管理の過去問チャレンジ!


【過去問チャレンジ】
品揃えなどで用いられる ABC 分析に関する記述として、最も適切なものはどれか。(平成27年度運営管理 第41問)

(ア) 2つの数値属性を持つ特徴量の間の関連性を数値で表現する分析方法である。
(イ) 顧客を購買金額で 10 等分し、それぞれのグループの特徴などを分析する方法である。
(ウ) 商品 X と商品 Y を購買する顧客は、商品 Z も購買するというような関連性を発見する分析方法である。
(エ) 商品の売上を降順にソートし、その累積比率を利用してグループ分けする分析方法である。




















(解説)
ABC分析に関する問題である。中小企業診断士のテキストでは、運営管理の内、生産管理の論点として記憶している受験生が多いと思う。

生産管理で学んだABC分析の定義は、「多くの在庫品目を取り扱うときそれを品目の取り扱い金額又は量の大きい順に並べて、A、B、Cの 3種類に区分し,管理の重点を決めるのに用いる分析。 備考1. ABC分析を用いた管理の仕方をABC管理といい、横軸に金額・量の大きい順に品目を、縦軸に累積の金額・量(又はその割合)を示した曲線をABC曲線という。 2. 品目の代わりに欠点や不良項目をとった重点管理の分析法をパレート分析という。(JIS)」であった。

よりシンプルに説明すれば、管理対象とするモノを何かしらの重要度(金額や量、売上高等)を基準にA、B、Cの3つにランク付けし、管理の方法にメリハリをつける方法である。

上記のJISで定義されているABC分析では、生産管理における在庫管理の手法として説明がされているため、在庫品目の金額、または量の大きい順にA、B、Cとランク付けし、それぞれのランクに応じた発注方式を採用することで重点管理を行うということであった。例えば、Aランクの品目は重点管理品目として取り扱い、定期発注方式を採用する等である(忘れている受験生は、もう一度復習しておいてほしい。生産管理の頻出論点である)。


さて、今回は店舗の品揃えにABC分析を用いるという前提の問題である。店舗の品揃えにおけるABC分析の活用例としては、売上分析が挙げられる。

商品別の売上と合計の売上高を計算し、例えば売上累計比で全体売上の70%程度を占める商品をAランク、全体売上の70~90%程度を占める商品をBランク、それ以降の商品をCランクといった形で設定した上で、Aランク、Bランクはきめ細やかなマーチャンダイジングをするということになる。つまり、Aランクに分類されたものが売上への貢献度が高い商品となるため、商品発注や販売管理において、一番重視すべき商品ということである。逆に、Cグループのものは最低限の管理とし、場合によっては入れ替えを検討してもよい商品と言える。


以上を踏まえれば、正解選択肢は「(エ) 商品の売上を降順にソートし、その累積比率を利用してグループ分けする分析方法である。」であることがわかるだろう。

(解答)
(エ)



せっかくABC分析の学習をしたので、生産管理分野で出題された問題もあわせて確認しておこう。


在庫の ABC 管理に関する記述として,最も適切なものはどれか。(平成21年度運営管理 第14問)

(ア) B 品目では,数量に応じて類似品をグループ化し、グループごとに予測・発注・納入を行うことに重点が置かれる。
(イ) 在庫金額の多い A 品目では、在庫の削減よりも、むしろ,発注業務や伝票作成などの管理事務の手間を省くことに重点が置かれる。
(ウ) 在庫金額の少ない C 品目では、現品管理を徹底し、納入時点をきめ細かく指示して余分な発注を慎むことに重点が置かれる。
(エ) 在庫の ABC 管理では、横軸に品目を在庫金額の少ない順に、縦軸に在庫金額を示した ABC 曲線が用いられる。




















(解説)
簡単に解説する。

ア:正にABC分析の説明そのものである。これが正解選択肢である。
イ:Aは重点管理品目なので、管理事務の手間を省くことに重点を置いてしまってはダメである。ゆえに×。
ウ:Cは重点管理品目ではないので、最低限の管理とする。きめ細やかな管理をしてはダメである。ゆえに×。
エ:「横軸に品目を在庫金額の少ない順に」ではなく、「横軸に品目を在庫金額の多い順に」である。ゆえに×。



本記事をしっかりと理解しておけば、ABC分析に関しては問題ないだろう。


あとは分析に活用するパレート図をもう一度テキストでしっかりと確認し、ABC分析との関連をしっかり理解しておいてほしい。


マジコン診断士

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現役コンサルタント。中小企業診断士試験独学ストレート1発合格。モットーは卓越した本質的スキル・知恵に基づく”マジなコンサル診断士”であり続けること。
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