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現役コンサルによる中小企業診断士試験対策&資格取得後のキャリア形成に関するブログ

【このブログの説明】
このブログでは、複数社のコンサルティングファームを渡り歩いた現役のコンサルタントが、中小企業診断士試験合格に向けたベスト戦略、中小企業診断士資格取得後のキャリア形成に関する情報を発信していく。コンサルティング経験に基づく本質的なコンサルティングスキルをベースに、独自の分析に基づく試験情報や経営コンサルタントとしてのキャリア形成上の要諦を公開していく。 読者が真の経営コンサルタントとして活躍できるような一石を世に投じられること、これを私の日々の目標とし、筆者自身もこのブログとともに成長していきたい。

【1次試験】過去問解いて自己採点して一喜一憂して…

今回は2018年度の1次試験突破を目指す受験生に向けた連載記事である。


さて、本試験まで2か月を切った時期であるため、あなたは過去問中心の学習をしていることだろうと思う。



実際に過去の本試験で出題された過去問中心の学習を開始すると、必ず感じる誘惑が


俺(私)は現在、過去問で何点くらい取れるのだろうか?確かめてみたいな。


ということである。




自身の学習進捗度・達成度を確認するという意味で言えば、確かに実力試しをしたいというその誘惑そのものが間違いとは言えない。


従って、時間を計測して過去問を解き、自己採点をして得点を出す実力試しが必ずしも悪いとは言わない。



しかし、実力試しに過去問を利用する際には、1つだけ気をつけねばならない点がある。



それは


自己採点した得点に一喜一憂して、肝心の弱点補強がおろそかになること


である。




きっとあなたは、高い得点が取れた場合は「俺(私)やるじゃん!もうこの科目はイケるんじゃね?」と感じるであろうし、逆にあまりよろしくない得点を取ってしまった場合は「ヤバイ!このままじゃ受からない。本試験まで時間もないし、どうしよう?」と感じることだろう。


受験生時代の筆者も上記のような感覚がなかったかと言えば嘘になる。


これは試験に挑む人間の性とも言うべきものかもしれない。



ここまでの内容を読んで、筆者があなたにお伝えしたいことの察しはあなたにはついていることだろう。


ズバリ筆者が言いたいことは、


現時点において過去問で何点取れたかは重要ではない。

重要なのは、現時点のあなたの弱点を把握し、それを効率的かつ効果的に補強することで、8月の本試験時点で合格水準に達すること



である。




得点が出てしまうとそのことばかりが気になり、本来の目的である「弱点補強」がおろそかになりがちである。


そのような過去問学習では、あなたが全く前進していないとは言わないが、効率的かつ効果的な前進とはなっていない。


このような大事な時期に、あなたは非効率かつ非効果的な学習をするべきではないのである。



ここで、過去問学習の大前提を確認しておこう。

過去問の活用方法


上図の通り、過去問の活用方法には「タテ解き」と「ヨコ解き」とがある。


「タテ解き」とは、年度別/科目別に過去問を解くことである。一方の「ヨコ解き」とは、科目別/単元別に過去問を解くことである。


先ほどお伝えした実力試しは「タテ解き」が該当する。


一方で弱点補強や本試験への対応力強化を目的とする場合は、「ヨコ解き」が効果的な手段となる。


もし現在のあなたが弱点補強や本試験への対応力強化を狙いとして学習しているのであれば、

今は「ヨコ解き重視の学習」をすべき

である。



その方が1次試験突破に近づくスピードは速くなるはずである。


何度も紹介しているが、「ヨコ解き」は過去問を論点別に編集してある以下の問題集で決まりである。




一方の、「タテ解き」が必ず悪かと言えばそんなことはない。


「タテ解き」は、本試験で求められる解答速度を掴むことや、最適な解答順序を定める等の対策を講じる目的としては極めて重要となる。


つまり、目的に応じて過去問の使い方を意識的に変えましょうということが、本記事であなたに最もお伝えしたいことである。



本記事のまとめである。



【まとめ】

・過去問学習を始めると、どうしても「タテ解き」による得点に一喜一憂してしまい、本来目的である弱点補強がおろそかになる

・弱点補強を重視するのであれば「ヨコ解き」、本試験のタイムマネジメント上の課題解決を重視するのであれば「タテ解き」といった形で、目的別に過去問の活用方法を柔軟に変えるべきである。





過去問の「タテ解き」と「ヨコ解き」を制する者は、診断士試験を制す


「タテ解き」と「ヨコ解き」を目的別に適切に使いこなし、ぜひ1次試験を突破していただきたい。



マジコン診断士

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Re: No title

初老の戦士さん

ご無沙汰しております。

ヨコ解き作戦、ばっちりだと思います。特に初老の戦士さんは1次試験のご経験もあるので、タイムマネジメントの重要性を十分ご認識の上での戦略と推測します。


> 基本は平均出題数から1問あたりにかける時間をザッと計算し、
> 出題形式によって調整するやり方をしています。

→これは非常に合理的なやり方ですね。勉強になります。あとは近年の問題では現場対応が求められる問題もあるので、その点だけ留意すれば効率的に学習ができますね。




> 歳のせいで記憶力の衰えを痛切に感じていることが現在の悩みのタネです。
> 何とか頑張っていきますので、引き続きご指導ご鞭撻のほど、宜しくお願い致します。

→人間ですから、若かりし頃の記憶力には勝てないですよね。しかし、世の中を色々見てきた経験や思考力がそれをカバーしてくれるはずです。初老の戦士さんが高いモチベーションで勉強されていることを確認出来て、非常に安心し、また嬉しく思っております。心から応援しておりますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします。


マジコン診断士

> ご無沙汰しております。
> 私の場合、一次試験に関してはヨコ解きで乗り切るつもりです。
> 昔の大学受験時代から試験慣れしていることもあり、
> 特にマークシート方式について、自分なりのタイムマネジメントは出来ているつもりです。
>
> 基本は平均出題数から1問あたりにかける時間をザッと計算し、
> 出題形式によって調整するやり方をしています。
> (法務の会話形式なら◯秒、運営管理の計算問題なら△秒といった具合)
>
> 場慣れしていないと難しいかもしれませんが、
> 各種問題の解答に要する時間を事前に把握していれば、
> 一次試験のタイムマネジメントはOKかなと思っています。
> 二次試験のタイムマネジメントが不安定なことと、
> 歳のせいで記憶力の衰えを痛切に感じていることが現在の悩みのタネです。
> 何とか頑張っていきますので、引き続きご指導ご鞭撻のほど、宜しくお願い致します。
>
> ※他の受験生を惑わすといけないので非公開としましたが、マジコンさんの判断で公開していただいても結構です。
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Author:マジコン
現役コンサルタント。中小企業診断士試験独学ストレート1発合格。モットーは卓越した本質的スキル・知恵に基づく”マジなコンサル診断士”であり続けること。
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