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現役コンサルによる中小企業診断士試験対策&資格取得後のキャリア形成に関するブログ

【このブログの説明】
このブログでは、複数社のコンサルティングファームを渡り歩いた現役のコンサルタントが、中小企業診断士試験合格に向けたベスト戦略、中小企業診断士資格取得後のキャリア形成に関する情報を発信していく。コンサルティング経験に基づく本質的なコンサルティングスキルをベースに、独自の分析に基づく試験情報や経営コンサルタントとしてのキャリア形成上の要諦を公開していく。 読者が真の経営コンサルタントとして活躍できるような一石を世に投じられること、これを私の日々の目標とし、筆者自身もこのブログとともに成長していきたい。

【1次試験】運営管理の過去問チャレンジ ~外注管理(後編)

今回は2018年度の1次試験突破を目指す受験生に向けた記事である。


それではさっそく、運営管理の過去問チャレンジ!


【過去問チャレンジ】
内外作区分に関連する記述として、最も不適切なものはどれか。(平成28年度運営管理 第12問)

(ア) 一過性の需要に対応するためには、生産設備を増強して、内作で対応することが好ましい。
(イ) 自社が特殊な技術を持っており、その優位性を維持するためには、該当する部品を継続的に内作することが好ましい。
(ウ) 特許技術のような特に優れた技術を他社が持っている場合には、外作することが好ましい。
(エ) 秘密性や重要性が低い部品で、自社において稼働率が低く、コストが引き合わないときには外作することが好ましい。




















(解説)
今回は外注管理における内外作区分に関する問題である。

JISでは内外製区分という名称で「内作にするか、外注にするかを決める活動。 備考 内外作区分ともいう。」と定義されている。


内外作区分を決定する主な基準は、以下の通りである。

①Q(品質):品質の優劣に基づく基準
②C(コスト):コスト比較に基づく基準
③D(納期):納期比較に基づく基準
④稼働率:自社の工程の空き状況に基づく基準
⑤技術力:自社の技術力で対応可能か、自社での技術蓄積を図るか、機密性が高いか等に基づく基準
⑥生産設備:設備投資の可否に基づく基準
⑦不確実性:不確実性の有無に基づく基準


以上の前提知識を踏まえ、各選択肢を検証する。


ア:一過性の需要に対応するために生産設備を増強してに内作で対応する?もし需要が激減したらどうするのか?稼働率が落ちて生産設備が不良資産化してしまうではないか。こんなことをしたら経営リスクは高まってしまう。一過性の需要に対応する場合は、生産設備の増強をして内作で対応するのではなく、外作で対応すべきであろう。ゆえに×。これが正解選択肢である。

イ:特に違和感はない。上記で示した内外作区分を決定する基準の⑤に該当する。ゆえに〇。

ウ:特に違和感はない。これも上記で示した内外作区分を決定する基準の⑤に該当する。選択肢イが高い技術力を自社が持っている場合の記述であるのに対し、本選択肢は高い技術力を他社が持っている場合の記述である。ゆえに〇。

エ:特に違和感はない。上記で示した内外作区分を決定する基準の②、④、⑤に該当する。ゆえに〇。



以上より、アが正解である。

(解答)
(ア)


内外作区分は重要な論点なので、今回取り上げた過去問の選択肢はもちろん、出題がなかった内外作区分の決定基準(①、③、⑥、⑦)も今後は出題が予想されるため、しっかりと理解を深めておいてほしい。


もちろん、2次試験の事例Ⅲで本論点が問われる可能性は高いので、2次受験生もしっかりと確認しておいてほしい。


マジコン診断士

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現役コンサルタント。中小企業診断士試験独学ストレート1発合格。モットーは卓越した本質的スキル・知恵に基づく”マジなコンサル診断士”であり続けること。
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