マジなコンサルタントによる中小企業診断士試験対策ブログ

【このブログの説明】
このブログでは、複数社のコンサルティングファームを渡り歩いた現役のコンサルタントが、中小企業診断士試験合格に向けたベスト戦略、中小企業診断士資格取得後のキャリア形成に関する情報を発信していく。コンサルティング経験に基づく本質的なコンサルティングスキルをベースに、独自の分析に基づく試験情報や経営コンサルタントとしてのキャリア形成上の要諦を公開していく。 読者が真の経営コンサルタントとして活躍できるような一石を世に投じられること、これを私の日々の目標とし、筆者自身もこのブログとともに成長していきたい。

【1次試験】運営管理の過去問チャレンジ ~管理方式(後編)

今回は2018年度の1次試験突破を目指す受験生に向けた記事である。


それではさっそく、運営管理の過去問チャレンジ!


【過去問チャレンジ】
工程管理方式に関する記述として、最も適切なものはどれか。(平成22年度運営管理 第9問)

(ア) 追番管理方式では、製作番号が異なれば同じ部品であっても違った部品として管理される。
(イ) 常備品管理方式は、部品の調達リードタイムが長い場合に有効である。
(ウ) 生産座席予約システムでは、完成品や仕掛品の現品管理が容易である。
(エ) 製番管理方式は、受注見積りの時点で信頼できる納期を提示できる。




















(解説)
工程管理方式がオールスターで集結し選択肢に散りばめられている。それぞれ検証してみる。

ア:「製作番号が異なれば同じ部品であっても違った部品として管理される」の文を見て「おっ!」と思ったあなたは、きっと前回の過去問チャレンジ(コチラ)の内容をしっかりと復習したのだろう。これは明らかに製番管理方式の内容にである。ゆえに×。

イ:常備品管理方式とは、材料や部品、製品を常に一定量在庫として確保しておく方式である。「常備品」という言葉は「常に用意しておくもの」という意味なので、そこからその内容を推測できるだろう。
ではなぜ常に一定量在庫として用意しておく必要があるかその背景を考えると、①継続的に消費されるものである(常に一定量の消費がある)、②調達リードタイムが長い(調達に時間がかかる)、③単価が安く在庫費用負担が少ない、④長期間在庫としても品質劣化がない等の理由が挙げられる。以上を踏まえれば、選択肢の文章「部品の調達リードタイムが長い場合に有効である」は上記②に該当するので〇である。本選択肢が正解。

ウ:生産座席予約システムとは、「受注時に、製造設備の使用日程・資材の使用予定などにオーダを割り付け、顧客が要求する納期どおりに生産する方式(JIS)」である。
飛行機の座席をWebで予約するシーンを思い出すとよい。消費者は出張が必要になったので、Webで飛行機の空いている座席予約を行う。航空会社は予約内容を元に、きちんと座席を確保した上でフライトに備える。これを生産座席予約ステムに置き換えると、消費者は顧客から受注をもらった営業、飛行機の座席は製造設備や資材、航空会社は製造部門(予約状況を見て出荷納期に遅れないように各種生産準備・調整を行う)に該当する。
生産座席予約システムの主なメリットは、①営業担当と生産担当が同一の情報に基づいてリアルタイムに需給調整ができる、②受注見積りの時点で信頼できる納期を顧客に提示可能となる、③生産担当は受注オーダーを早期に把握できるため、各種生産準備をタイムリーに行え&準備の精度が高まる といったところだろうか。
さて、以上の特性を見ると、選択肢に書かれている「完成品や仕掛品の現品管理が容易である」は一切本件とは関係ない。これは追番管理方式に関する記述である(追番管理方式の特性としてしっかり覚えておいてほしい)。ゆえに×。

エ:選択肢ウで説明した通り、これは生産座席役システムの内容である。ゆえに×。


以上より、正解はイである。

(解答)
(イ)


前回の過去問チャレンジ(コチラ)をきちんと取り組んで本記事を読んだ読者は、製番管理方式の出題の癖が少し見えてくるだろう。同様の視点で、他の管理方式の選択肢も見てみてほしい。


マジコン診断士

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Author:マジなコンサル診断士
現役コンサルタント。中小企業診断士試験独学ストレート1発合格。モットーは卓越した本質的スキル・知恵に基づく”マジなコンサル診断士”であり続けること。
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