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現役コンサルによる中小企業診断士試験対策&資格取得後のキャリア形成に関するブログ

【このブログの説明】
このブログでは、複数社のコンサルティングファームを渡り歩いた現役のコンサルタントが、中小企業診断士試験合格に向けたベスト戦略、中小企業診断士資格取得後のキャリア形成に関する情報を発信していく。コンサルティング経験に基づく本質的なコンサルティングスキルをベースに、独自の分析に基づく試験情報や経営コンサルタントとしてのキャリア形成上の要諦を公開していく。 読者が真の経営コンサルタントとして活躍できるような一石を世に投じられること、これを私の日々の目標とし、筆者自身もこのブログとともに成長していきたい。

【1次試験】運営管理の過去問チャレンジ ~1人生産方式とライン生産方式(後編)

今回は2018年度の1次試験突破を目指す受験生に向けた記事である。


それではさっそく、運営管理の過去問チャレンジ!


【過去問チャレンジ】
需要量が多く、市場が安定している製品の組立を行う生産方式を決定することに関する記述として、最も不適切なものはどれか。(平成25年度運営管理 第8問)

(ア) 製品の組立作業に必要な設備の多くが高価であるので、一人生産方式を採用することにした。
(イ) 製品の組立作業要素の数が多く複雑であるので、ライン生産方式を採用することにした。
(ウ) 製品の組立作業要素の数は少ないが作業者の作業時間変動が大きいので、一人生産方式を採用することにした。
(エ) 製品の組立作業要素の数が少なく効率の高いライン編成ができないので、一人生産方式を採用することにした。




















(解説)
今回も1人生産方式とライン生産方式を絡めた問題である。前回の過去問チャレンジ(コチラ)と比較しながら、さっそく各選択肢の検証をする。

ア:1人生産方式の場合、例としてU字ラインで設備を設置すること場合がある。U字ラインとは、「U字型の形状をとる生産方式で、この形状をとることによって、1人の作業者に割り付ける作業の組み合わせが豊富になる(JIS)」である。

さて、仮に本選択肢のような高価な設備をU字ラインで設置する場合で、かつ作業者:U字ラインの数=1人:1つという前提の例で考えた場合、生産する作業者の数だけ高価な設備を導入する必要が出てくることになる。こうなると、設備投資の金額がボトルネックとなって、製品の採算性を確保できない、投資資金を捻出できずそもそも生産ラインを組むことがない等の問題が起こるだろう。組立作業に必要な設備が高価な場合は、ライン生産方式を採用するべきであろう。ゆえに×。

恐らく本選択肢が正解選択肢であろうが、他の選択肢も検証した上で最終判断する。


イ:これは前回の過去問チャレンジ(コチラ)で取り上げた問題の選択肢イと同様の論点である。その選択肢は以下である。

(イ) 1人生産方式は、作業数が少なく、作業時間の変動が大きい場合に有効である。

前回解説済みなのでサラッと解説するが、作業要素の数が多く複雑だと習熟までに時間がかかるので、1人生産方式は適さない。ゆえにライン生産方式を採用するべきであろう。ゆえに〇。


ウ:これは前回の過去問チャレンジ(コチラ)で取り上げた問題の選択肢イとビックリするくらい同じ問題である。これほどまで類似した問題は、中小企業診断士1次試験においては「過去問と全く同じ問題」と言ってもよいレベルである。もはや解説は不要であろう。〇。


エ:特に違和感はない。「組立作業要素の数が少ない」に関しては選択肢イ、ウで解説済みなので省略する。「効率の高いライン編成ができない」に関しては、「それじゃライン生産はできないでしょ?」という結論以外になり得ない。ゆえに〇。


以上より、正解はアである。

(解答)
(ア)


2回に渡って「1人生産方式とライン生産方式」をお伝えしたが、「試験委員が本論点に関して何を問いたいのか?」が明確に見えたはずである。本年度の試験において本論点が出題されれば、表現こそ異なるものの問われる”肝”の部分は不変のはずである。ぜひその”肝”をしっかりつかんでおいてほしい。


マジコン診断士

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Author:マジコン
現役コンサルタント。中小企業診断士試験独学ストレート1発合格。モットーは卓越した本質的スキル・知恵に基づく”マジなコンサル診断士”であり続けること。
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