FC2ブログ

現役コンサルによる中小企業診断士試験対策&資格取得後のキャリア形成に関するブログ

【このブログの説明】
このブログでは、複数社のコンサルティングファームを渡り歩いた現役のコンサルタントが、中小企業診断士試験合格に向けたベスト戦略、中小企業診断士資格取得後のキャリア形成に関する情報を発信していく。コンサルティング経験に基づく本質的なコンサルティングスキルをベースに、独自の分析に基づく試験情報や経営コンサルタントとしてのキャリア形成上の要諦を公開していく。 読者が真の経営コンサルタントとして活躍できるような一石を世に投じられること、これを私の日々の目標とし、筆者自身もこのブログとともに成長していきたい。

【1次試験】運営管理の過去問チャレンジ ~ライン生産(前編)

今回は2018年度の1次試験突破を目指す受験生に向けた記事である。


それではさっそく、運営管理の過去問チャレンジ!


【過去問チャレンジ】
ライン生産方式に関する記述として、最も不適切なものはどれか。(平成20年度運営管理 第17問)

(ア) 各工程の作業時間は、サイクルタイム以下でなければならない。
(イ) サイクルタイムはピッチタイムとも呼ばれ、品物が生産ラインから送り出されていく時間間隔を意味する。
(ウ) 生産ラインの編成効率は、(ステーション数 × サイクルタイム)÷作業時間の総和 で計算される。
(エ) タクト方式は、すべての工程が同時に作業を開始し、一定時間間隔をもって、品物が一斉に次の工程に移動する方法である。




















(解説)
ライン生産方式に関する問題である。各選択肢の正誤判定も重要だが、それ以上に各選択肢の用語をきちんと理解・記憶しているかという観点でも見てみてほしい。

ア:サイクルタイムの定義は「生産ラインに資材を投入する時間間隔。 備考:通常,製品が産出される時間間隔に等しい。ピッチタイム又はサイクルタイムともいう。(JIS)」である。ポイントは以下の3点。
①サイクルタイムとは、生産ラインに資材を投入する時間間隔のことである。
②サイクルタイムは、通常製品が算出される時間間隔に等しい。
 ※①、②より、「生産ラインに資材を投入する時間間隔=通常製品が算出される時間間隔」の関係になる。
③サイクルタイムはピッチタイムとも言う。

以上に基づき選択肢を検証する。コンベアのラインで仮にある工程の作業時間がサイクルタイムを上回ると何が起こるだろうか?サイクルタイムはコンベアの移動速度となるため、その仕掛品は加工が終わらない不完全な状態でそのまま流れて行ってしまうことになる。つまり、各工程の作業時間はサイクルタイム以下でなければならないので、〇。


イ:本選択肢は、アの解説で示したJISの定義と一致しているので問題ない。ゆえに〇。


ウ:これは以下の式をそのまま覚えてしまった方が良い。

 編成効率 = 各工程の作業時間の総和 ÷ (作業ステーション数 × サイクルタイム)

以上を覚えていれば、本選択肢は分母と分子が逆であることわかるため、×である。


エ:特に違和感はない。ゆえに〇である。この選択肢は正解選択肢なので、試験委員の示したタクト生産方式の定義として、しっかりと読み込んで理解しておいてほしい


以上より、正解はウである。

(解答)
(ウ)


意外と忘れているなぁと思った読者もいると思う。

今はそれで問題ない。今回の記事を通じて「何を忘れていて何を覚えているか」をきちんと分けて認識した上で、直近だと5月のLEC模試までにしっかりと理解と記憶を呼び起こせればよい。

なお、ライン生産方式において、サイクルタイム(最小工定数の計算含む)、ライン編成効率、バランスロス率の計算は1つの重要ポイントとなる。計算問題として出題されることはもちろん、上記問題のように各計算要素の意味や計算式の正誤判定をさせる問題も多い。ライン生産の特性、計算要素、計算式の意味しっかりと理解した上で、多くの問題に当たって出題形式に慣れていくとよいだろう。


マジコン診断士

「本記事が参考になった」という方、または「次回の記事に期待している」という方、または「本ブログを応援している」という方は、お手数だが以下をポチっとお願いしたい。
         ↓
にほんブログ村 資格ブログ 中小企業診断士試験へ
にほんブログ村

follow us in feedly

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

マジコン

Author:マジコン
現役コンサルタント。中小企業診断士試験独学ストレート1発合格。モットーは卓越した本質的スキル・知恵に基づく”マジなコンサル診断士”であり続けること。
■Twitter→コチラ
■執筆(note)→コチラ

本ブログの意義
本ブログの意義
本ブログのターゲットとなる読者層
ターゲット
カテゴリ
関連記事
月別アーカイブ
最新コメント
最新記事
リンク
ブログランキング(今何位?)
にほんブログ村 資格ブログ 中小企業診断士試験へ
にほんブログ村
検索フォーム
マジなコンサル診断士のTwitter
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR