現役コンサルによる中小企業診断士試験対策&資格取得後のキャリア形成に関するブログ

【このブログの説明】
このブログでは、複数社のコンサルティングファームを渡り歩いた現役のコンサルタントが、中小企業診断士試験合格に向けたベスト戦略、中小企業診断士資格取得後のキャリア形成に関する情報を発信していく。コンサルティング経験に基づく本質的なコンサルティングスキルをベースに、独自の分析に基づく試験情報や経営コンサルタントとしてのキャリア形成上の要諦を公開していく。 読者が真の経営コンサルタントとして活躍できるような一石を世に投じられること、これを私の日々の目標とし、筆者自身もこのブログとともに成長していきたい。

【1次試験】運営管理の過去問チャレンジ ~生産形態(2)

今回は2018年度の1次試験突破を目指す受験生に向けた記事である。


それではさっそく、運営管理の過去問チャレンジ!


【過去問チャレンジ】
生産形態に関する記述として、最も不適切なものはどれか。(平成28年度運営管理 第2問)

(ア) 少品種多量生産では、加工・組立の工数を少なくする製品設計が有用である。
(イ) 少品種多量生産では、工程の自動化が容易で、品種の変化に対するフレキシビリティが高い。
(ウ) 多品種少量生産では、進捗管理が難しく、生産統制を適切に行わないと納期遵守率が低下する。
(エ) 多品種少量生産では、汎用設備の活用や多能工化が有用である。




















(解説)
製品種類の数と生産量の関係から見た生産形態の問題である。

製品種類の数と生産量の関係から見た生産形態は、以下の通りである。

・多品種少量生産
多くの品種を少量ずつ生産する形態

・少品種大量生産
少ない種類の製品を大量に生産する形態で、ライン生産ともよばれる


以上の基礎知識を踏まえ、各選択肢を検討する。

ア:特に違和感はない。少品種多量生産は類似性の高い製品を繰り返し大量に生産するため、規模の経済が働きやすい。ゆえに製品設計により加工・組立の工数を少なくすることができれば、生産性を大幅に高めることができる。本選択肢は〇である。

イ:「少品種多量生産では、工程の自動化が容易で」まで読み進め、「品種の変化に対するフレキシビリティが高い」で違和感を感じたあなたは、その感覚でOK。少品種多量生産は類似性の高い製品を繰り返し生産するため、工程の自動化が容易である点は正しい。しかし、専用のライン設備を用いた連続生産の形態を一般的には採用することになるため、品種の変化等に対して柔軟に対応することは困難である。ゆえに×。

ウ:特に違和感はない。多品種少量生産では、工程の異なる様々な製品を生産することになる。工程が異なるということは当然製造リードタイムも異なることになるので、進捗管理は難しくなる。そして進捗管理が難しくなるということは納期を遵守することも難しくなるので、生産統制が重要になる。何の異論もない選択肢なので、○。

エ:特に違和感はない。多品種少量生産では工程の異なる様々な製品を生産することになる。ゆえに、①機械の面では汎用設備の使用、②作業者の面では多能工化により、生産の柔軟性を可能な限り確保することが有用となる。本選択肢は〇である。


以より、イが正解である。

(解答)
(イ)


マジコン診断士

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現役コンサルタント。中小企業診断士試験独学ストレート1発合格。モットーは卓越した本質的スキル・知恵に基づく”マジなコンサル診断士”であり続けること。
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