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現役コンサルによる中小企業診断士試験対策&資格取得後のキャリア形成に関するブログ

【このブログの説明】
このブログでは、複数社のコンサルティングファームを渡り歩いた現役のコンサルタントが、中小企業診断士試験合格に向けたベスト戦略、中小企業診断士資格取得後のキャリア形成に関する情報を発信していく。コンサルティング経験に基づく本質的なコンサルティングスキルをベースに、独自の分析に基づく試験情報や経営コンサルタントとしてのキャリア形成上の要諦を公開していく。 読者が真の経営コンサルタントとして活躍できるような一石を世に投じられること、これを私の日々の目標とし、筆者自身もこのブログとともに成長していきたい。

【1次試験】企業経営理論の過去問チャレンジ ~MBO


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<以下、本編>


今回は2018年度の1次試験突破を目指す受験生に向けた記事である。

それではさっそく過去問チャレンジ!

【過去問チャレンジ】
オーナー社長が経営する企業の事業承継の方法として MBO(managementbuy-out)がある。MBOに関する記述として、最も適切なものはどれか。(平成29年度企業経営理論 第6問)

(ア) オーナー社長は、外部の投資ファンドに株式を売却して、役員を刷新して経営を引き継がせる。
(イ) オーナー社長は、勤務経験が長いベテランで役員ではない企画部長と営業課長に株式を売却して、経営を引き継がせる。
(ウ) オーナー社長は、社外の第三者に株式を売却して、役員ではない従業員に経営を引き継がせる。
(エ) 財務担当役員と同僚の役員は、投資ファンドの支援を受けることなどを通じてオーナー社長から株式を買い取り経営を引き継ぐ。
(オ) 役員ではない企画部長と営業課長は、金融機関から融資を受けてオーナー社長から株式を買い取り、役員と従業員を刷新して経営を引き継ぐ。




















(解説)
前回の過去問チャンレンジ(コチラ)に続いて、M&Aの手法に関する問題である。

すでに説明済みだが改めて。

MBOとは、会社の経営陣や事業部門の責任者が投資ファンドからの出資等を受けることにより、自らその会社や事業部門の買収を行って会社から独立する手法のことである。「買収後も現在の経営陣の下で経営を行うことになる」点がポイントだった。本問題の選択肢は投資ファンドやら銀行やら役員やら部長が出てきて混乱したかもしれないが、今回は敢えてさきほどのポイント、すなわち「M&A手法の買収の主体」にフォーカスして選択肢を見てみることにしよう。

ア:「役員を刷新して経営を引き継がせる」より、現在の経営陣の下での経営ではないので誤り。ゆえに×。
イ:「勤務経験が長いベテランで役員ではない企画部長と営業課長に…経営を引き継がせる」より、現在の経営陣の下での経営ではないので誤り。ゆえに×。
ウ:「役員ではない従業員に経営を引き継がせる」より、現在の経営陣の下での経営ではないので誤り。ゆえに×。
エ:「財務担当役員と同僚の役員は、…経営を引き継ぐ」より、現在の経営陣が経営を行うことになるのでコレが〇。
オ:「役員ではない企画部長と営業課長は、…経営を引き継ぐ」より、現在の経営陣の下での経営ではないので誤り。ゆえに×。

(解答)
(エ)


あらあら~。
前回の過去問チャレンジで取り上げた平成26年度の第4問に続いて、またまたM&A手法の買収の主体に関する論点ですかぁ?MBIがMBOに変わっただけですよねぇ?
(などというようなことを誰もが参照できるネット上でつぶやくと、試験委員が拗ねて同一論点を外してくる可能性が高まるのでこの辺で自主規制…)


過去問チャレンジで取り上げなかったが、追加でEBO(employee buy-Out)を押さえておこう。
EBO(employee buy-Out)とは、従業員が会社を買収して経営引き継ぐ方法である。本設問の選択肢だと、「勤務経験が長いベテランで役員ではない企画部長と営業課長に…経営を引き継がせる」と書かれている選択肢(イ)と、「役員ではない企画部長と営業課長は、…経営を引き継ぐ」と書かれている選択肢(エ)がEBO(employee buy-Out)に該当する。
※次はこっちを出題するんじゃないんですか?試験委員さん。(おっと、自主規制…)


というわけで、前回と今回とでM&A手法の内、MBIとMBOの過去問をセレクションした。


この2回の過去問チャレンジを通じて筆者があなたに強調したいのは、


正確な知識を身につけつつ、過去問分析を通じて出題パターンの勘所を押さえる


ということである。このことがあなたが1次試験を突破する上で大きなアドバンテージとなるはずである。よく覚えておいてほしい。
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マジコン診断士

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Author:マジコン
現役コンサルタント。中小企業診断士試験独学ストレート1発合格。モットーは卓越した本質的スキル・知恵に基づく”マジなコンサル診断士”であり続けること。
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