FC2ブログ

現役コンサルによる中小企業診断士試験対策&資格取得後のキャリア形成に関するブログ

【このブログの説明】
このブログでは、複数社のコンサルティングファームを渡り歩いた現役のコンサルタントが、中小企業診断士試験合格に向けたベスト戦略、中小企業診断士資格取得後のキャリア形成に関する情報を発信していく。コンサルティング経験に基づく本質的なコンサルティングスキルをベースに、独自の分析に基づく試験情報や経営コンサルタントとしてのキャリア形成上の要諦を公開していく。 読者が真の経営コンサルタントとして活躍できるような一石を世に投じられること、これを私の日々の目標とし、筆者自身もこのブログとともに成長していきたい。

【1次試験】企業経営理論の過去問チャレンジ ~デファクト・スタンダード


【ご連絡】
ブログアンケート実施中です。お手数ですが、ご協力をお願いいたします(詳細はコチラから)。
※以下の画像をクリックすると、アンケートサイトへ飛びます。
【アンケートサイト】
※以下のアンケートサイトの画像をクリックすると、アンケートサイトに飛びます。
マジコンアンケート





<以下、本編>


今回は2018年度の1次試験突破を目指す受験生に向けた記事である。

それではさっそく過去問チャレンジ!

【過去問チャレンジ】
デファクト・スタンダードに関する記述として、最も不適切なものはどれか。(平成27年度企業経営理論 第6問)

(ア) 自社規格がデファクト・スタンダードとなるためには、競合企業に対して規格をオープンにし、協定を締結することが必要となる。
(イ) 自社規格がデファクト・スタンダードとなるためには、公的な標準化機関の認定を必要としない。
(ウ) デファクト・スタンダードとなる規格が登場することによって、多くの企業が同一規格の製品を販売し、機能面での差別化競争や安さを売りにした低価格競争が激化することがある。
(エ) デファクト・スタンダードとなる規格の登場は、市場の導入期から成長期への移行を加速させる。




















(解説)
デファクト・スタンダードとは、事実上の業界標準の事である。「事実上の」という修飾語にミソがあるのだが、つまりはISOやJISといった公的な標準化機関によって標準として定めてられているわけではないが、市場競争の結果として市場に多く普及することによって標準規格として広く受け入れられたサービス、製品、規格のことである。PC向けOSのWindows等が例として挙げられる。なお、公的な標準化機関などによって定められた規格をデジュリスタンダードという(たまにこういった重箱の隅を突くような問題が出ることもあるので、頭の隅に置いておいてほしい)。

以上の前提知識を元に、各選択肢を検証していく。

ア:若干紛らわしい部分もあるが、慎重に検討すれば難しい問題ではない。
選択肢の文章の因果関係を確認すると、「競合企業に対して規格をオープンにし、協定を締結すること(因)」⇒「自社規格がデファクト・スタンダードとなる(果)」となっていることがわかる。一見もっともらしい文章のようにも見えるが、あくまでデファクト・スタンダードは市場競争の結果として確立するものである。その意味で言えば、規格のオープン化は有効な策かもしれないし、協定の締結も必ずしもないとは言えないかもしれないが、必要な要素とまでは言えない。なぜならば、仮に特定の企業が他の追随を許さないほどの圧倒的な優位性でデファクト・スタンダードを単独で確立してしまえば、そこに競合企業の立ち入る隙はなく、オープン化も協定の締結も不要だからである。現時点では×と思われるが、念のため他の選択肢を検証した後に判定することとする。

イ:上記の前提知識で確認した通りである。ゆえに〇。

ウ:デファクト・スタンダードとして確立したサービス、製品、規格が現れると、多くの企業が当該規格に則ってサービス・製品開発を行う。結果として、機能面での差別化競争や低価格競争の激化を誘発することにつながるだろう。ゆえに〇。

エ:「導入期」「成長期」というワードが存在するので、製品ライフサイクルに沿って検討する。導入期とは「新製品が登場し、市場に投入されたばかりの時期」、成長期とは「製品が認知され、市場が拡大する時期」である。デファクト・スタンダードして規格が定まル前は不安感から購入を控えていた消費者も、それが定まることで安心して当該規格の製品に対する購買意欲は高まることになる。結果、「市場の導入期から成長期への移行を加速させる」ことにつながると言えるだろう。近年の例で言えば、第3世代光ディスクとしてのブルーレイ vs HD-DVDが記憶に新しい。電機メーカーのみならず、映画会社やIT会社も巻き込んだ争いになった。ゆえに〇。


以上より、アが正解となる。

(解答)
(ア)


「本記事が参考になった」という方「次回の記事に期待している」という方は、お手数だが以下をポチっとお願いしたい。
         ↓
にほんブログ村 資格ブログ 中小企業診断士試験へ
にほんブログ村



マジコン診断士


【マジなコンサルタントの中小企業診断士情報】
Twitter
執筆(note)

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

マジコン

Author:マジコン
現役コンサルタント。中小企業診断士試験独学ストレート1発合格。モットーは卓越した本質的スキル・知恵に基づく”マジなコンサル診断士”であり続けること。
■Twitter→コチラ
■執筆(note)→コチラ

本ブログの意義
本ブログの意義
本ブログのターゲットとなる読者層
ターゲット
カテゴリ
関連記事
月別アーカイブ
最新コメント
最新記事
リンク
ブログランキング(今何位?)
にほんブログ村 資格ブログ 中小企業診断士試験へ
にほんブログ村
検索フォーム
マジなコンサル診断士のTwitter
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR