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現役コンサルによる中小企業診断士試験対策&資格取得後のキャリア形成に関するブログ

【このブログの説明】
このブログでは、複数社のコンサルティングファームを渡り歩いた現役のコンサルタントが、中小企業診断士試験合格に向けたベスト戦略、中小企業診断士資格取得後のキャリア形成に関する情報を発信していく。コンサルティング経験に基づく本質的なコンサルティングスキルをベースに、独自の分析に基づく試験情報や経営コンサルタントとしてのキャリア形成上の要諦を公開していく。 読者が真の経営コンサルタントとして活躍できるような一石を世に投じられること、これを私の日々の目標とし、筆者自身もこのブログとともに成長していきたい。

【1次試験】企業経営理論の過去問チャレンジ ~範囲の経済性(前編)

今回は2018年度の1次試験突破を目指す受験生に向けた記事である。

それではさっそく過去問チャレンジ!

【過去問チャレンジ】
単一の事業を営む企業が多角化によって事業構造を変革し、持続的な成長を実現する行動は、「範囲の経済」の視点から説明できる。「範囲の経済」が存在すれば、企業が複数の事業を展開することによって、それぞれの事業を独立に営むときよりも、より経済的な事業運営が可能になる。(平成23年度企業経営理論 第7問)

(設問1)
文中の下線部に関する以下の文章の空欄A~Cにあてはまるものの最も適切な組み合わせを下記の解答群から選べ。

H23_企業経営理論_第7問




















(解説)
「範囲の経済性」とは、「企業が生産量を増加させたり事業を多角化した場合に、一製品や一事業あたりのコストを削減できるという概念」のことである(Wikipedia)。「企業が複数の事業活動を運営することにより、共通費用を節約できること」くらいに理解しておけばよいだろう。

以上の前提知識を元に、本設問を読み解いていく。

まず、[ A ]と[ B ]を埋めるためには、C(x1,x2)、C(x1,0)、C(0,x2)が何を指しているのかを確認する必要がある。

設問文「2 つの製品の生産量をそれぞれx1,x2 で表し,その費用関数をC(x1,x2)で表したとき」より、以下のことがわかる。

 ・C(x1,x2) ⇒ 第1製品の生産量がx1、第2製品の生産量がx2の場合の費用
 ・C(x1,0) ⇒ 第1製品の生産量がx1、第2製品の生産量が0の場合の費用
 ・C(0,x2) ⇒ 第1製品の生産量が0、第2製品の生産量がx2の場合の費用

以上をベースに範囲の経済の関係とするためには、1つの企業で2つの製品を生産する場合の総費用C(x1,x2)が、個々の企業単独で第1製品、第2製品をそれぞれ生産した場合の総費用(第1製品の総費用はC(x1,0)、第2製品の総費用はC(0,x2))の合計よりも小さくならなければならない。以上のポイントを踏まえて式に展開すると、

C(x1,x2) < C(x1,0) + C(0,x2)

となる。

以上より、オが正解となる。

(解答)
(オ)


本設問は、一見すると難しそうな式が並んでいるので、「これは難しいかも」と諦めてしまいがちである。しかし問題文を読んでしっかり取り組めば、何ら難しい問題ではないことに気づく。問題をぱっと見した時の自身の直観に頼らず、まずは問題文をしっかり読んでから難易度判定する習慣をつけてほしい。


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