現役コンサルによる中小企業診断士試験対策&資格取得後のキャリア形成に関するブログ

【このブログの説明】
このブログでは、複数社のコンサルティングファームを渡り歩いた現役のコンサルタントが、中小企業診断士試験合格に向けたベスト戦略、中小企業診断士資格取得後のキャリア形成に関する情報を発信していく。コンサルティング経験に基づく本質的なコンサルティングスキルをベースに、独自の分析に基づく試験情報や経営コンサルタントとしてのキャリア形成上の要諦を公開していく。 読者が真の経営コンサルタントとして活躍できるような一石を世に投じられること、これを私の日々の目標とし、筆者自身もこのブログとともに成長していきたい。

【実戦編】できるところからコンサルスキル ~会議の改革

「日本の生産性動向2014年版」(日本生産性本部)によると、2013年の日本の労働生産性はOECD加盟34か国中22位、時間当たり労働生産性は20位とのことである。日本の労働生産性はかつて4位だったこともあるのだが、そこから下がり続けている。

近年は「働き方改革」なるキーワードがやたら叫ばれるようになり、多くの企業が様々な取り組みを始めているが、今回の記事ではそれに関連した話題を取り上げようと思う。



様々な調査結果を見ると、ホワイトカラーの場合、労働時間のおよそ30%~60%を会議の時間が占めている。そして役職が上がれば上がるほど、その比率は高い傾向にある。本ブログの読者の内お勤めの方は、「確かにその通り」と思う方が多いだろう。


コンサルティングを依頼された場合、筆者はコンサルティングの手段の1つとして「会議」にメスを入れることが多い。そのアプローチだが、まずはクライアント企業の会議に参加させてもらうところから始まる。意外に思うかもしれないが、筆者は初回の会議では一言もしゃべらず、黙々とPCでメモを取る場合がある。そのまま何もしゃべらず1回目の会議を終えてしまう。一言も話さないコンサルに対して、クライアント企業の経営者・社員は

「なんだ、あのコンサルは!一言もしゃべらないでメモを取っているだけじゃないか!あのコンサルに高いコンサルフィーを払う意味があるのか?」

と思っているはずである。


そして次の回(筆者が参加してから2回目)の会議冒頭で、筆者は時間をもらって話始める。話す内容は、「よくない会議の特徴」である。「よくない会議」の特徴は、おおよそ以下のようなものである(以下は一部である)。

・会議開始・途中まで議題がわからない
・特定の人間ばかりが発言する
・議題と関係のない雑談が多い
・開始時刻、終了時刻が順守されない
・結論が曖昧
・会議で決まったことが守られない etc

筆者がコンサルティングを依頼される企業の会議では、ほぼ上記の特徴が当てはまる。上記の特徴に関して、筆者はクライアント企業の会議参加者に対してオブラートに包まずにストレートにお伝えするので、参加者の中には明らかに不快な顔をする人もいたり、言い訳じみた反論をする人も必ず出る。しかし、言われていることが正にビンゴなので、どの参加者も最終的には反論のしようがなくなるというのが筆者の経験則からわかっている(参加者から反論があれば、それに対して論理的に納得させられるだけの材料を1回目の会議で集めるようにしている)。この現状を会議の参加者から受け入れていただければ、そこからは早い。会議の参加者はみな、「では、どうすればよいのか?」という方向に関心が移るからである。ここから筆者は、具体的な改善策を提案しつつ、参加者の意見を踏まえながら具体的なアクションを決定し、その次の会議から実際に参加者に行動を起こしてもらうことになる。ここからはPDCAサイクルを回して継続的改善ということになる。


以上が、筆者がコンサルティングで実施している「会議の改革」のアプローチである。これまでの筆者の経験上、上記アプローチを採るだけでかなり成果は出る。


さて筆者はTwitterで、先日以下のツイートをした。



もしあなたが「中小企業診断士で学んだ知識・スキルを実戦で活用したい」と思っているのであれば、まずはご自身の所属組織における「会議の改革」から始めてみるのはいかがだろうか?

「会議のマネジメント」をする立場の人間は、仮説思考力や論理的思考力、ファシリテーション能力等、総合的な能力が求められる。逆に言えば、「会議のマネジメント」が自由自在にできるようになることは、経営コンサルタントにとって重要なスキルを身につけることと同義と言っても過言ではない。

あなたはひょっとして今日も会議があるのではないだろか?

それならさっそく今日から実践してみてほしい(具体的に何をすべきかは、筆者のヒントを元にご自身で考えてほしい)。



最後に。

本ブログにおいて、筆者は「診断士資格取得のためだけに役立つ話」をあなたにするつもりは毛頭ない。
それだけじゃつまらないでしょ?というより、診断士の勉強はその活かし方次第で今のあなたの仕事にも十分役立つものになることをあなたにお示ししたいと思っている。

筆者は、

中小企業診断士の勉強を契機に、あなたが「マジで仕事のできるハイスペックなコンサル」になることができるような情報

を今後も発信していきたい。
※「俺(私)は診断士試験に受かりさえすればよい。そんなくだらない話はせずに、試験の話だけをしてくれ!」という方は、きっと本ブログのターゲットとする読者ではないと思うので、他のブログにスイッチしていただくことをオススメする。


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現役コンサルタント。中小企業診断士試験独学ストレート1発合格。モットーは卓越した本質的スキル・知恵に基づく”マジなコンサル診断士”であり続けること。
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