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現役コンサルによる中小企業診断士試験対策&資格取得後のキャリア形成に関するブログ

【このブログの説明】
このブログでは、複数社のコンサルティングファームを渡り歩いた現役のコンサルタントが、中小企業診断士試験合格に向けたベスト戦略、中小企業診断士資格取得後のキャリア形成に関する情報を発信していく。コンサルティング経験に基づく本質的なコンサルティングスキルをベースに、独自の分析に基づく試験情報や経営コンサルタントとしてのキャリア形成上の要諦を公開していく。 読者が真の経営コンサルタントとして活躍できるような一石を世に投じられること、これを私の日々の目標とし、筆者自身もこのブログとともに成長していきたい。

【2次試験】マジコンの事例Ⅱ講評(Final)

平成29年度事例Ⅱのマジコン講評もいよいよ今回で最後。前回の記事(コチラ)に続いて講評をしていきたいと思う。

今回も前提条件の確認から。


【前提条件】

受験生のリアルを筆者自身が体感するために、敢えて設問解釈、与件文読解、ざっくり骨子作成までを筆者自身が制限時間40分間で行ったものをベースにお伝えしていく。なので、精度はあくまで上記制限時間の範囲で筆者が認識した水準のものであり、現時点では誤りを含んでいる可能性があるという点は前提としてご認識いただきたい。
※ガチ解答例は後日時間無制限で作成するつもりなので、後になって筆者の解釈は変わる可能性がある点はご容赦いただきたい。


今回は事例Ⅱの第4問である。
※ここからはいつも通りの作業を設問別に進めていく。


【第4問】

①題意を定めて答案の型を決定する
題意は「メイン・ターゲット」と「施策」なので、答案の型は「(メイン・)ターゲットは~である。施策は…である。」となる。

②制約条件を把握する
・「シルバー世代以外のどのセグメントを…」
→シルバー世代をターゲットに含めてはいけない。
・「図を参考に、…」
→図を踏まえて解答する必要がある。

③仮説を立てる
・「シルバー世代以外のどのセグメントを…」
→ターゲットセグメントは比較的年齢が若い層の可能性が高い。

④答案の方向性
ターゲット:30歳代の子育て世代&高品質な商品と十分な商品説明を求める層
施策:次期社長の保育士の勤務経験・子育て経験を活かし、
    (1)入園準備市開催
     →専門的かつ丁寧な接客で昼寝用布団や手さげかばんの販売促進
    (2)子育て教室の定期開催
     →顧客との関係性強化
※ターゲットに関しては、図に基づいてX市の人口構成比が全国を上回っている年齢層を定めた(人口統計基準)。また、若年層住民の大半が大型スーパーで買い物をしていることから、大型スーパーとの住み分けが必要と判断。第1問で問われた競合の状況を踏まえ、それをひっくり返して心理変数基準として盛り込んだ。
【2次試験】事例Ⅱに関するマジコンの独り言(2)」を真剣に読んでいた読者は、ここを難なくクリアしているはずである。なぜならば、平成27年度の出題を元に、筆者が独り言としてあなたにお伝えしていたからである。マジコンの独り言も捨てたもんではないということだ(笑)。もし「マジコンブログ読んでたから、ここは気を付けることができたよ!」という読者がいたら、ぜひご一報いただきたい。
※施策に関しては、与件文に「地域の繁栄が必要」と書かれているので、「これは過去問のパターンか?」と考えた。そこでまずは②段落の農業とガラス製品生産を使おうと思ったものの、活用できる施策が全く思いつかず…。やむを得ず捨て。続いて与件文に書かれている要素(入園準備のアドバイス、親子の快眠教室)に気づいたものの、それをどこまでそのまま答案に使ってよいのか判断できず若干悩む。結果、既に実施済みの施策をそのまま使うのはNGだろうと判断し、与件要素を若干調整した形で答案を構成することとした。

⑤根拠
①段落、④段落、⑤段落、⑦段落、⑧段落、⑨段落、⑪段落
※根拠散らばりすぎだって…。

<所感>
この設問も書こうと思えば何でも書けてしまうので、アイデア答案とならないよう、与件文から離れないことを強く意識して丁寧に要素を拾ってきた。時間制限がなければもう少しまともな答案が書けたかもしれないと思っているが、40分の時間制限の中で言えば、そこそこ無難にまとめたと自分でも思っている。尤も、今振り返れば2論点(”入園準備市開催”と”子育て教室の定期開催”)とも販促イベント的な視点となってしまった点については、答案のバランスを欠いているかもしれない。答案骨子の最終確認時に気づいて変えようと思ったが、時間がなかったのでそのままとした。本ブログにはその答案の方向性を正直に記載している。また、与件文⑪段落を踏まえて「地域の繁栄」につながるような答案としたかったのだが、その要素がどうしても思いつかなかず、答案に盛り込めなかった点は反省点である。


以上で、筆者の平成29年度事例Ⅱの講評は終了である。筆者自信で答案骨子まで作成した感覚としては、高得点こそ望めないものの、そこそこ無難に乗り切ったかなという感触である。まあ、施策の助言が3問出題されたということで、「これが答えだ」と言えないフワッとした感覚である点は筆者も読者と一緒である。あとは採点官のお気に召すかどうかということである。


次回からは事例Ⅲの講評に入っていくことにする。



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No title

私の場合この問題は、やらかした感があります。
メインターゲット:10歳以下の子供を持つ30歳代の子育て世代としました。
⇒肝心の心理変数基準が抜け落ちています。
施策は、
①快眠教室と並行して入園準備のアドバイスを実施して関係性を高める。
②30歳代向けの婦人服、小学生向けの子供服を取り扱い、買上点数の増加を図る。
と指定しまいました。アイデア答案かな?と今になって大反省です。
勉強中はは最も意識していたはずの心理変数基準を、なぜ本番で答案に書けなかったのか???

Re: No title

初老の戦士さん


コメントありがとうございます。緊張する本試験では、普段当たり前のようにできていることもなかなかできないものですよね。初老の戦士さんの答案ですが、ターゲットは人口統計基準はOKですし、施策の①もよいと思います。②は若干アイデア答案かもしれませんが、常識的に考えれば設問全体ではそこそこの得点が入っていると推測します(こればかりは採点官にしかわかりませんが…)。前回のコメントから、他の設問はいい感じのように思えましたので、事例Ⅱはあまり心配しなくてもよいのではないでしょうか?もちろん私は試験委員ではないので、あまり無責任なことは言えないのですが(笑)。


マジコン診断士


> 私の場合この問題は、やらかした感があります。
> メインターゲット:10歳以下の子供を持つ30歳代の子育て世代としました。
> ⇒肝心の心理変数基準が抜け落ちています。
> 施策は、
> ①快眠教室と並行して入園準備のアドバイスを実施して関係性を高める。
> ②30歳代向けの婦人服、小学生向けの子供服を取り扱い、買上点数の増加を図る。
> と指定しまいました。アイデア答案かな?と今になって大反省です。
> 勉強中はは最も意識していたはずの心理変数基準を、なぜ本番で答案に書けなかったのか???

No title

心強いお言葉をいただいたものの、心配は尽きませんね。
4つの事例の中ではまだマシかなといった感触の事例Ⅱでこの程度ですから、
あとは推して知るべしです・・・・・

暫くまともに掃除できていなかったので、
今週末はプチ大掃除をして気分一新し、また新たな気持ちで勉強します。
プロフィール

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Author:マジコン
現役コンサルタント。中小企業診断士試験独学ストレート1発合格。モットーは卓越した本質的スキル・知恵に基づく”マジなコンサル診断士”であり続けること。
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