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現役コンサルによる中小企業診断士試験対策&資格取得後のキャリア形成に関するブログ

【このブログの説明】
このブログでは、複数社のコンサルティングファームを渡り歩いた現役のコンサルタントが、中小企業診断士試験合格に向けたベスト戦略、中小企業診断士資格取得後のキャリア形成に関する情報を発信していく。コンサルティング経験に基づく本質的なコンサルティングスキルをベースに、独自の分析に基づく試験情報や経営コンサルタントとしてのキャリア形成上の要諦を公開していく。 読者が真の経営コンサルタントとして活躍できるような一石を世に投じられること、これを私の日々の目標とし、筆者自身もこのブログとともに成長していきたい。

【2次試験】マジコンの事例Ⅰ講評(4)

昨日、新たな企画として「マジコンの2次筆記試験後物語(コチラ)」を投稿したところ、ポチの数が2倍になった。ということは、この企画記事に対して読者は「継続して読みたい」という反応があったものと解することができる。なので、読者の応援にお応えして、ちょこちょこと投稿していきたいと思っている。
※本ブログの企画は、このように読者の応援によって成り立っているのである。


さて本題に入ろう。

前回の記事(コチラ)に続いて、今回も平成29年度の事例Ⅰの講評をしていきたいと思う。

今回も前提条件の確認から。


【前提条件】

受験生のリアルを筆者自身が体感するために、敢えて設問解釈、与件文読解、ざっくり骨子作成までを筆者自身が制限時間40分間で行ったものをベースにお伝えしていく。なので、精度はあくまで上記制限時間の範囲で筆者が認識した水準のものであり、現時点では誤りを含んでいる可能性があるという点は前提としてご認識いただきたい。
※ガチ解答例は後日時間無制限で作成するつもりなので、後になって筆者の解釈は変わる可能性がある点はご容赦いただきたい。


今回は事例Ⅰの第4問である。
※ここからはいつも通りの作業を設問別に進めていく。


【第4問】

①題意を定めて答案の型を決定する
題意は「リスク」なので、答案の型は「リスクは~である。」となる。

②制約条件を把握する
・指示語「それ」をきちんと特定して丁寧に設問文を読むと、題意は「全国市場に拡大することでビジョン達成することを進めていく上で、障害となるリスクの可能性」となる。

③仮説を立てる
・「全国市場に拡大」ということは、直観的にまず投資リスクが浮かぶ。そのほかにも仮説は立てようと思えばいくらでも立てられるが、ここで予想ゲームをして時間を浪費しても仕方ないと考え、仮設立案を潔くストップ。

④答案の方向性
主力商品の認知度の高さを活かした商品展開の成否は不透明
 ↓なので
進出先市場のニーズに合った新たな主力商品開発が必要
 ↓しかし
新商品開発の経験がない
 ↓なので
商品開発の停滞や新商品開発を促進する人材確保・育成が滞ると売上が低迷
 ↓
市場拡大に伴う出店等の投資が重荷となる
 ↓その結果
事業継続が困難となるリスクがある

⑤根拠
「全国市場拡大→ビジョン達成」の因果関係となっているので、ビジョンの中身を確認する。すると①段落に「売上高30億円の中堅菓子メーカーになること」と書かれているので、売上向上の阻害要因を考えればよいと判断。
⑦段落「売上30億円というビジョンを達成するためには」とあるので、その文の後にビジョン達成の手段が書かれていると判断し読みに行く。すると、「X社が築き上げてきた主力商品に依存&主力商品はA社が独自で創り上げたものではない」「全国の市場で戦うことのできる新商品の開発が不可避、それを実現していくための人材の確保や育成も不可欠」と書かれている。この時点で、「①(強みである)主力商品の認知度の高さを全国市場で活かせるかはわからない」点と「②売上向上の阻害要因は”新商品の開発の停滞、それを実現するための人材の確保や育成”」である点を確認。以上を元に論理展開を終えようとするが、しっくりこず。設問文を再度確認すると、仮設立案時に書いたメモ「投資リスク」を思い出し、与件文の記述のどこかで見たことに気づく。与件文を探すと、③段落に「販路拡大・生産力増強のための過剰投資によって巨額の負債を抱え、事業の継続を断念せざるを得なくなった」を発見。この時点で、この記述を市場拡大に伴う出店投資に絡め、事業継続リスクとしてまとめた。

<所感>
無難にまとめたと思っているが、そもそも「事業継続リスク」と最初から書こうと思って書いたわけではなく、答案骨子を検討している過程で無意識に読解力を駆使してしまいそのようにまとまってしまったというのが正直なところ。その意味で、与件に忠実に答案作成できたという点で大外しはしていないと思っている反面、これが試験委員の期待している解答かと言われれば正直自信なし。タイムマネジメントでしくった影響から、徐々に答案が淡白になってきているのがおわかりだろう。
本設問の題意である「リスクの可能性」と問われると、書こうと思えばなんでも書けてしまう。ここは「アイデア解答」にならないような工夫が必要だった設問かもしれない。
なお、上記の答案の方向性は「なので」「しかし」「その結果」と接続詞やつなぎ言葉が乱立し読者には読みにくくなっているかもしれないが、答案作成時にこれを分かりやすい文章に持っていくことは、筆者としては特段支障はない。


次回に続く


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現役コンサルタント。中小企業診断士試験独学ストレート1発合格。モットーは卓越した本質的スキル・知恵に基づく”マジなコンサル診断士”であり続けること。
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