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現役コンサルによる中小企業診断士試験対策&資格取得後のキャリア形成に関するブログ

【このブログの説明】
このブログでは、複数社のコンサルティングファームを渡り歩いた現役のコンサルタントが、中小企業診断士試験合格に向けたベスト戦略、中小企業診断士資格取得後のキャリア形成に関する情報を発信していく。コンサルティング経験に基づく本質的なコンサルティングスキルをベースに、独自の分析に基づく試験情報や経営コンサルタントとしてのキャリア形成上の要諦を公開していく。 読者が真の経営コンサルタントとして活躍できるような一石を世に投じられること、これを私の日々の目標とし、筆者自身もこのブログとともに成長していきたい。

【2次試験】マジコンの事例Ⅰ講評(2)

前回の記事(コチラ)に続いて、今回も平成29年度の事例Ⅰの講評をしていきたいと思う。

今日も前提条件の確認から。


【前提条件】

受験生のリアルを筆者自身が体感するために、敢えて設問解釈、与件文読解、ざっくり骨子作成までを筆者自身が制限時間40分間で行ったものをベースにお伝えしていく。なので、精度はあくまで上記制限時間の範囲で筆者が認識した水準のものであり、現時点では誤りを含んでいる可能性があるという点は前提としてご認識いただきたい。
※ガチ解答例は後日時間無制限で作成するつもりなので、後になって筆者の解釈は変わる可能性がある点はご容赦いただきたい。


なお、そろそろ各受験校から解答例が出され始めるころだと思うが、本講評の連載が完了するまで筆者がそれらを参照することは一切ないことを宣言・読者とお約束しておく。というのもの、この講評の連載の目的は、筆者が時間無制限で解いた解答例を晒すことで、「どうだ!俺はスゴイだろ!」とマウンティングすることを全く意図して実施していないからである。制限時間も含めて受験生のリアルを筆者自身が体験し、その過程で筆者が何を考えて答案骨子を作成したかをあなたにお示ししたいと考えている。


そんな前提で発信している講評なので、

「え?マジコンの考え方違うんじゃね?」

「おいおい。マジコンの実力ってそんなもんかよ。ダサッ!」

「俺(私)の答案の方がマジコンより絶対いいじゃん!」

と思う読者もいるかもしれない。


筆者の実力って所詮そんなもんよ(笑)。筆者をそんなに買いかぶってはいけない。そもそも2次試験ほど難しい試験で、神様のように「私はすべての解答を一瞬で判別できるのだ~!ガハハ!」みたいな人って本当にいると思います?(え?いるって?それは紛れもなく「まやかし」である。例えれば「手品」みたいなものだと思って間違いない)。

もちろんこの程度の実力の筆者とて、事例がハマるときはハマる。昨年度の事例Ⅰであれば、恐らく80点オーバーは確実だっただろうと自分でも思っている。しかし本年度の事例Ⅰで筆者が80点オーバーを取ることはもはやほぼ不可能だろう。というのも、そもそも第1問に苦戦してタイムマネジメントが完全に狂ってしまったからである。前回の記事でお伝えした答案の方向性からも、筆者がかなり苦戦していることがお分かりいただけただろう。加点要素は入っているかもしれないが、恐らく試験委員の手元にある解答例とはかなり離れているだろうと自分でもわかっている。しかし筆者はそれはそれでよいと考えている。なぜならば、筆者のダメダメな部分もあなたに曝け出して情報発信することに意味があると思っているからである。そこからあなたが何かを学んだり、「2次筆記試験であんなに苦しんでいるマジコンでも、リアルな世界でコンサルできるんだ」とあなたが希望や自信を持ってくれれば、筆者にとってこれ以上の喜びはない。


筆者が何を言いたいかと言えば、筆者もあなたと同様に日々精進・成長している立場であり、本ブログを通じて筆者自身も成長したいと思っているのである。なので、読者と一緒に切磋琢磨していきたいと思っている。筆者は受験機関ではないので、「私は神なので、私についてくれば2次試験は絶対合格です」といった宣伝マンになる必要性は一切ないということである。とまあ、筆者はそんな程度の人間であるが、それでも筆者のブログを読んでいただけるといことであれば、ぜひこれからもよろしくお願いします。
※昨日もTwitterで筆者の講評に対して「ここが大変だった」「私はこう思う」という返信をいただいたり、ブログコメントに「商標権はないだろう」というご意見をいただいた。あなたと対等な立場でディスカッションできることは、筆者に取っても本当に勉強になる。筆者はあなたの先生でもなんでもない。本ブログの知的な読者たちとやりとりできることは、むしろ筆者にとって喜しいことである。


さて、前置きが長くなったが今回は事例Ⅰの第2問である。
※ここからはいつも通りの作業を設問別に進めていく。


【第2問】

①題意を定めて答案の型を決定する
題意は「特徴」なので、答案の型は「特徴は~である。」となる。

②制約条件を把握する
いくつかの情報を整理する。
・「A社の正規社員数は、事業規模が同じ同業他社と比して少人数である。
 →「事業規模が異なる会社」「業種が異なる会社」と比較しての「特徴」はNG。
・「A社の経営体制には、どのような特徴があるのか。」
 →「体制」を問われているので、組織面の観点から検討する。
 →「経営体制」という言葉から、経営レベルのレイヤーで答案を考える必要がある。

③仮説を立てる
・「A社の正規社員は、事業規模が同じ同業他社と比して少人数」という言葉から、「A社には正規社員の人数が少なくても経営できる何かしらの仕組み・工夫があるのではないか?」という可能性を想定しておく。
・「特長」ではなく「特徴」なので、「良いこと悪いこといずれの要素もありうるかもしれない」という可能性を想定しておく。

④答案の方向性
以下を答案要素の候補として抽出したので、それを列挙する。
(1)製造における主要業務は正社員、補助業務は非正規社員を活用
(2)製造工程の自動化により効率性が高い
(3)自社店舗での直接販売を行わない販売体制
(4)3部門の機能別組織だが、部門長は1名、残り2部門は社長、専務が部門管理
※(4)は機能別組織のあるべき論では「3部門の機能別組織であれば部長は3人いるはずだろ」をベースにしているのだが、人員が少ない中小企業ではその役割を社長や役員が務めることはよくあること。「事業規模が同じ同業他社と比して」という制約条件を加味すると微妙だが、実際に答案を書くときに文字数が余裕があれば盛り込むかもしれないくらいのイメージ。
※営業部員が本業の「取引先折衝や販売ルートの開拓」の開拓以外に配送管理・在庫管理を担っている、つまり兼務体制も候補か?と一瞬思ったが、設問文の「経営体制」という表現を鑑みた場合、営業部門のみの特徴を織り込むのは妥当ではないと判断し除外。

⑤根拠
正規社員の人数に係る特徴を問われているので、組織体制や人員が絡む部分を中心に与件文を読むと、②段落、⑤段落あたりが該当する。

<所感>
本年度の事例Ⅰの中では、この設問は取り組みやすい部類に入るだろう。尤も、「要素を見つけられたかどうか」がポイントとなる。緊張感MAXの本試験&厳しい制限時間下においてすべての要素を盛り込むことはそうそう容易い仕事ではない点は付け加えておく。


次回に続く


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現役コンサルタント。中小企業診断士試験独学ストレート1発合格。モットーは卓越した本質的スキル・知恵に基づく”マジなコンサル診断士”であり続けること。
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