FC2ブログ

現役コンサルによる中小企業診断士試験対策&資格取得後のキャリア形成に関するブログ

【このブログの説明】
このブログでは、複数社のコンサルティングファームを渡り歩いた現役のコンサルタントが、中小企業診断士試験合格に向けたベスト戦略、中小企業診断士資格取得後のキャリア形成に関する情報を発信していく。コンサルティング経験に基づく本質的なコンサルティングスキルをベースに、独自の分析に基づく試験情報や経営コンサルタントとしてのキャリア形成上の要諦を公開していく。 読者が真の経営コンサルタントとして活躍できるような一石を世に投じられること、これを私の日々の目標とし、筆者自身もこのブログとともに成長していきたい。

【1次試験】1次試験の特性を知っときましょう

今回は2018年度の1次試験突破を目指す受験生に向けた記事である。
※現在は2次試験の約1か月前にも関わらず、1次試験向けの記事に対してポチを押してくれる読者、Twitterでいいねを押してくれる読者が結構いて、筆者も実は驚きである。いつもどうもありがとうございます。


さて、前回の記事(コチラ)で、筆者はあなたにあることを決めるようお伝えした。それは「来年8月の本試験までに7科目合計1,000時間(科目合格狙いの受験生は受験科目数×150時間)の勉強時間を確保する覚悟を決めること」である。今回の記事をあなたが見ているということは、あなたは本試験までに1,000時間の勉強時間を確保することを決めたということであろう。まずはそのあなたの覚悟に敬意を表したい。


あなたが覚悟を決めたところで、次のステップに移ろう。

前々回の記事(コチラ)で、筆者がもう1つあなたに決めるようにとお願いしたことがあるのを覚えているだろうか?それは、

1次試験突破を「1年で決める」のか「複数年で決める」のかを決めること

である。


先に言っておこう。


ここであなたに質問である。あなたは「来年8月の本試験までに7科目合計1,000時間(科目合格狙いの受験生は受験科目数×150時間)の勉強時間を確保する」ことをすでに決めている。それは絶対に譲らない条件下で考えた場合、1次試験突破を「1年で決める」場合と「複数年で決める場合」とで、どちらの方が不合格リスクが高いだろうか?少し考えてみてほしい。
(シンキングタイム:30秒)











あなたなりの答えは出たであろうか?

筆者の答えは、

1次試験突破を「複数年で決める」方が不合格リスクが高い

である。


今年初めて1次試験にチャレンジする受験生の中には、

「え?なんで?科目数が少ない方が試験範囲が狭くなるんだから、それだけ特定の科目の勉強に集中できるじゃん?それなら、3年で2~3科目ずつ合格していった方が受かりやすいんじゃないの?」

と思った方も多いかもしれない。試験範囲という視点だけで見れば、たしかにあなたの言う通りである。しかしあなたのその考えには1点だけ問題がある。

それは、

1次試験は年度ごとに科目の難易度変動がとても激しいという不確実性を考慮していない

点である。


以下の図を見ていただきたい。以下の図は、直近5年の中小企業診断士1次試験の科目別合格率の推移を示している。
1次試験の科目別合格率の推移


桃色の丸線で囲われている科目が当該年度で最も科目合格率が高かった科目、紫色の丸線で囲われている科目が当該年度で最も合格率が低かった科目である。見ていただくとわかるが、毎年合格率25%以上の科目が1~2科目存在する一方で、合格率5%前後の科目も1~2科目存在している。逆にそれ以外の5~6科目は、概ね合格率15%前後の合格率に集約されている。


以上のことからもうあなたにはおわかりだろう。「1次試験は受験科目が少なくなればなるほど、合否は博打に近くなっていく」という特性がある。その点を十分に考慮して、合格戦略を立てる必要がある。

具体例を挙げて説明しよう。

仮にあなたが昨年までに2年かけて6科目を科目合格し、残りは経営法務の1科目だけだったとする。あなたは6科目の科目免除申請をし、今年は残った経営法務1科目だけを受験することに決めたとする。その前提だと、あなたは経営法務で60点以上確保しさえすれば、1次試験を突破できることになる。しかし仮に今年の経営法務は難易度が急激に上がり、科目合格率が3%になってしまったとしたらどうなるだろうか?あなたが経営法務の達人でない限り、かなりの確率で「1次試験はやり直し」ということになるだろう(合格率3%の狭き門を突破できるほどあなたが経営法務に長けていたのならば、そもそも経営法務を最後まで残していないはずである)。だから「1次試験は受験科目が少なくなればなるほど、合否は博打に近くなっていく」と筆者は言っているのである。

もちろん、各科目の難易度を事前に予測できれば博打になることをあなたは回避できる。しかしこの科目ごとの難易度については、試験委員は我々の予想を外すことに相当長けていると筆者は思っている。筆者も統計学を用いながら毎年1次試験の科目別難易度予想をしているのだが、試験委員はこちらの予想を見事に外してくる(もちろん当たる場合もあるが…)。ここまで外すと、各科目の難易度はこちらではコントロールできないものとして割り切った方がよいと筆者は考えている。


1次試験には科目合格制度が存在するので、その戦略を採用される受験生はそれそれで全く問題ない。しかし間違いなく言えるのは、「1次試験は7科目一挙合格を狙う方法が最も受かりやすい方法である」ということである。この点を踏まえると、今年あなたの残り科目がたとえ1科目だけだとしても、1科目だけで合格を狙いに行く場合のリスクを十分踏まえる必要があるということである。この点を十分意識した上で、あなたには今年の受験戦略を立てていただきたい。


本日新たにあなたにお伝えした内容を踏まえ、1次試験突破に向けた大事な原則を最後にあなたにお伝えし、今回の記事は終わりにしよう。

1次試験突破は「ポートフォリオ×勉強への投入時間×勉強のやり方」で決まる


このテーマについては過去記事(コチラ)にも書かれているので、ぜひ読んでみてほしい。


「本記事が参考になった」という方「次回の記事に期待している」という方は、お手数だが以下をポチっとお願いしたい。
         ↓
にほんブログ村 資格ブログ 中小企業診断士試験へ
にほんブログ村



マジコン診断士


【マジなコンサルタントの中小企業診断士情報】
Twitter
執筆(note)

プロフィール

マジコン

Author:マジコン
現役コンサルタント。中小企業診断士試験独学ストレート1発合格。モットーは卓越した本質的スキル・知恵に基づく”マジなコンサル診断士”であり続けること。
■Twitter→コチラ
■執筆(note)→コチラ

本ブログの意義
本ブログの意義
本ブログのターゲットとなる読者層
ターゲット
カテゴリ
関連記事
月別アーカイブ
最新コメント
最新記事
リンク
ブログランキング(今何位?)
にほんブログ村 資格ブログ 中小企業診断士試験へ
にほんブログ村
検索フォーム
マジなコンサル診断士のTwitter
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR