経営法務の正解訂正に関して憤りを感じているあなたへ
昨日、速報として経営法務の正解訂正の記事(コチラ)をアップした。
そもそも本件の本質は、「正解ではない選択肢を正解として公表してしまったことにある(問題そのものに誤りはない)」。このこと自体は協会が発表している通り、チェック体制の強化が課題になるだろう。
さて、今回の一件は問題そのものに誤りがある(答えが出ない、正解が複数ある、正解がない)事案ではないので、本来的には正解訂正のみの処置で対応としては問題ないはずである。筆者もそのように思っている。しかしそれでも筆者は「これ、ひょっとすると没問にする可能性もあるかもな~」と思って、ちょくちょく協会のHPをチェックしていた。
なぜ筆者がそう思ったか?
それは「1次試験から2次試験までの試験期間が短いレギュレーションの中で、今回の一件により振り回された受験生に対して、協会が何かしらの配慮をすることは回避できないだろう」と考えていたためである。
診断士試験が1次試験のみで合否が決する試験だったとしたら、おそらく協会は正解訂正のみで乗り切ったはずである。なぜならば、たとえ誤った正解を公表しようが試験そのものはそこで完結しており、被害を被る人間はない、すなわち受験生に対して配慮する必要が一切ないためである。しかし診断士試験には、1次試験終了後すぐに2次試験がある。そのレギュレーションと準備期間、それに伴って協会に入ったであろう苦情を考慮すると、やはり今回の正解訂正は非常にマズイ事態と協会も最終的に判断したいうことである。
※一度訂正した正解を公表し、その後没問にしたという協会の混乱ぶりを見ると、相当判断に苦慮したものと推測される。恐らく、一度は本来的な対応である「正解訂正」のみで乗り切れると考えたのだろう。
最初に述べたように、やはり本件の本質は「正解ではない選択肢を正解として公表してしまった」ことにある。これを犯してしまった時点で、協会はどの道を進んでもいずれかの受験生には非難される、正に「地獄」となってしまったということである、
今回の措置が果たして発生した問題に対するベターなものだったかどうかは、筆者も疑わしいと思っている。協会が今回の措置でこの問題は収束が図られたと判断するのか、はたまた1次合格発表時に合格基準の弾力化を発動しそこでもう1ステップ収束化を目的とした策を講じることを目論んでいるのか、それは協会関係者以外の誰にもわからない。いずれにせよ、このような前代未聞の事態が発生したことで、正に当事者であるあなたが憤りや苛立ち、モヤモヤした気持ちを持つことそのものは、筆者にも非常に理解できるものである。それだけの時間と労力を投入して、あなたはこの試験に賭けてきたわけなのだから。
しかしこのような事態とそれによる混乱が発生したとしても、間違いなく言えるのは
2次試験は何事もなかったかのように粛々と実施され、そこから合格の切符を手に入れる一定数の受験生が今年も生まれること
である。
合格ボーダーよりはるか高い得点で合格した受験生や2次専念の受験生は、このような混乱など気にも留めず、粛々と2次試験突破に向けた勉強を進めているはずである。そうであるならば、今あなたがすべきことは協会に怒りをぶつけることではないはずである。
診断士試験合格のために今なにをすべきか、そのために何が必要かを考え抜き、日々必要なことを徹底して実行することに集中する
このことが重要である。
時間は限られているのである。ゆえに、あなたはもはや筆者の口癖のようにも感じるかもしれないが、やはり「コントロール可能なものに今は集中するべき」なのである。
いずれにせよ、今回の一件は中小企業診断士資格の信頼性と威信に関わる大きな問題であると筆者も考えている。協会にはもう一度ふんどしを締めなおしていただきたいと強く思う。
マジコン診断士
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さて、今回の一件は問題そのものに誤りがある(答えが出ない、正解が複数ある、正解がない)事案ではないので、本来的には正解訂正のみの処置で対応としては問題ないはずである。筆者もそのように思っている。しかしそれでも筆者は「これ、ひょっとすると没問にする可能性もあるかもな~」と思って、ちょくちょく協会のHPをチェックしていた。
なぜ筆者がそう思ったか?
それは「1次試験から2次試験までの試験期間が短いレギュレーションの中で、今回の一件により振り回された受験生に対して、協会が何かしらの配慮をすることは回避できないだろう」と考えていたためである。
診断士試験が1次試験のみで合否が決する試験だったとしたら、おそらく協会は正解訂正のみで乗り切ったはずである。なぜならば、たとえ誤った正解を公表しようが試験そのものはそこで完結しており、被害を被る人間はない、すなわち受験生に対して配慮する必要が一切ないためである。しかし診断士試験には、1次試験終了後すぐに2次試験がある。そのレギュレーションと準備期間、それに伴って協会に入ったであろう苦情を考慮すると、やはり今回の正解訂正は非常にマズイ事態と協会も最終的に判断したいうことである。
※一度訂正した正解を公表し、その後没問にしたという協会の混乱ぶりを見ると、相当判断に苦慮したものと推測される。恐らく、一度は本来的な対応である「正解訂正」のみで乗り切れると考えたのだろう。
最初に述べたように、やはり本件の本質は「正解ではない選択肢を正解として公表してしまった」ことにある。これを犯してしまった時点で、協会はどの道を進んでもいずれかの受験生には非難される、正に「地獄」となってしまったということである、
今回の措置が果たして発生した問題に対するベターなものだったかどうかは、筆者も疑わしいと思っている。協会が今回の措置でこの問題は収束が図られたと判断するのか、はたまた1次合格発表時に合格基準の弾力化を発動しそこでもう1ステップ収束化を目的とした策を講じることを目論んでいるのか、それは協会関係者以外の誰にもわからない。いずれにせよ、このような前代未聞の事態が発生したことで、正に当事者であるあなたが憤りや苛立ち、モヤモヤした気持ちを持つことそのものは、筆者にも非常に理解できるものである。それだけの時間と労力を投入して、あなたはこの試験に賭けてきたわけなのだから。
しかしこのような事態とそれによる混乱が発生したとしても、間違いなく言えるのは
2次試験は何事もなかったかのように粛々と実施され、そこから合格の切符を手に入れる一定数の受験生が今年も生まれること
である。
合格ボーダーよりはるか高い得点で合格した受験生や2次専念の受験生は、このような混乱など気にも留めず、粛々と2次試験突破に向けた勉強を進めているはずである。そうであるならば、今あなたがすべきことは協会に怒りをぶつけることではないはずである。
診断士試験合格のために今なにをすべきか、そのために何が必要かを考え抜き、日々必要なことを徹底して実行することに集中する
このことが重要である。
時間は限られているのである。ゆえに、あなたはもはや筆者の口癖のようにも感じるかもしれないが、やはり「コントロール可能なものに今は集中するべき」なのである。
いずれにせよ、今回の一件は中小企業診断士資格の信頼性と威信に関わる大きな問題であると筆者も考えている。協会にはもう一度ふんどしを締めなおしていただきたいと強く思う。
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