現役コンサルによる中小企業診断士試験対策&資格取得後のキャリア形成に関するブログ

【このブログの説明】
このブログでは、複数社のコンサルティングファームを渡り歩いた現役のコンサルタントが、中小企業診断士試験合格に向けたベスト戦略、中小企業診断士資格取得後のキャリア形成に関する情報を発信していく。コンサルティング経験に基づく本質的なコンサルティングスキルをベースに、独自の分析に基づく試験情報や経営コンサルタントとしてのキャリア形成上の要諦を公開していく。 読者が真の経営コンサルタントとして活躍できるような一石を世に投じられること、これを私の日々の目標とし、筆者自身もこのブログとともに成長していきたい。

【1次試験】運営管理の過去問チャレンジ ~能力と負荷(後編)

今回は2018年度の1次試験突破を目指す受験生に向けた記事である。


世間はGWだが、本ブログは平常運転で参ります。


それではさっそく、運営管理の過去問チャレンジ!


【過去問チャレンジ】
工数計画およびそれに対応した余力管理に関する記述として、最も不適切なものはどれか。(平成28年度運営管理 第11問)

(ア) 各職場・各作業者について手持仕事量と現有生産能力とを調査し、これらを比較対照したうえで手順計画によって再スケジュールをする。
(イ) 工数計画において、仕事量や生産能力を算定するためには、一般的に作業時間や作業量が用いられる。
(ウ) 工数計画において求めた工程別の仕事量と日程計画で計画された納期までに完了する工程別の仕事量とを比較することを並行的に進めていき、生産能力の過不足の状況を把握する。
(エ) 余力がマイナスになった場合に、就業時間の延長、作業員の増員、外注の利用、機械・設備の増強などの対策をとる。




















(解説)
前回の「【1次試験】運営管理の過去問チャレンジ ~能力と負荷(前編)」に続いて余力管理に関する問題である。

前回のチャレンジの内容を活かして確認できただろうか?


以下、各選択肢を検証する。


ア:「各職場・各作業者について手持仕事量と現有生産能力とを調査し、これらを比較対照したうえで」までは特に違和感はないのだが、「手順計画によって再スケジュールをする。」という時点で少しでも違和感を覚えられると理想的である。
手順計画とは、「製品を生産するにあたり、その製品の設計情報から、必要作業、工程順序、作業順序、作業条件を決める活動。(JIS)」である。シンプルに言えば、「設計情報を元に、製品の生産方法を決めること」である。この前提を踏まえれば、手順計画は生産計画の前に実施しておくべき計画であるということがわかる。

本設問文を読み直すと、「工数計画およびそれに対応した余力管理に関する記述として…」と書かれていることから、本選択肢を判定する上での論点は、手順計画が「工数計画」ないしは「余力管理」の作業範囲に含まれる計画か否かをということになるが、果たしてあなたはどう考えるだろうか?

上記のJISの定義から明らかなことは、手順計画は工数計画や余力管理よりも前段階(厳密に言えば生産計画の前)で実施するものであり、工数計画や余力管理とは異なるフェーズに属する計画である。以上より×であることがわかるため、この時点で本選択肢が正解とわかる。

なお、仮に手持仕事量と現有生産能力を比較対照して再スケジュールするのであれば、工数計画で実施するべきであろう。

念のため、以下他の選択肢も検証する。


イ:特に違和感はない。余力管理では、工程又は個々の作業者に関して現在の負荷状態と現有能力とを把握する必要があるが、その負荷状態や現有能力を測るための定量的な尺度が必要となる。その尺度としては、本選択肢に記載されている通り、一般的に「作業時間」や「作業量」が用いられる。すなわち〇。

なお、作業時間は「各作業ステーションに割り付けられた要素時間の総和。(JIS)」、作業量は「作業密度と作業時間の積。 備考 同じ作業でも、作業者の能力が異なれば作業密度に差が現れる。(JIS)」と定義されている。


ウ:特に違和感はない。「工数計画において求めた工程別の仕事量(①とする)」と「日程計画で計画された納期までに完了する工程別の仕事量(②とする)」を比較することで、①>②の場合は余力がある、①<②の場合は余力が不足していると言った具合に生産能力の過不足の状況を把握することができる。ゆえに〇。


エ:特に違和感はない。余力が不足しているのであれば、何かしらの対策を講じることになる。選択肢にあるような「就業時間の延長(いわゆる残業)」「作業員の増員」「外注の利用」「機械・設備の増強」等が具体的な対策になる。

おっ!この選択肢は余力が不足した際の対策に関して試験委員自らが「こうするとよいと」ということを書いてくれているではないか。2次試験対策を見据えた場合、あなたはこの選択肢を見逃してはいけない。


以上より、正解はアである。

(解答)
(ア)


今回の問題は少し難しい問題であると筆者は感じた。

というのも、選択肢アを誤りと判定する上では「手順計画」に関する知識を持ち合わせている必要があるからである。


筆者の記憶が正しければ、手順計画は受験校テキストでそれほど重要なワードとして扱われていなかったと認識している。

その意味で、知識が曖昧な「手順計画」が正誤判定の重要ワードに選ばれている点で、やや難な問題と言えるだろう。


本記事を読んだことを契機に、しっかり覚えておいてほしい。


マジコン診断士

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【1次試験】ゴールデンウィークの学習に関して

今回は2018年度の1次試験突破を目指す受験生に向けた記事である。


いよいよゴールデンウィークに突入する。


カレンダー通りに休みを取得できる人もいれば、そうでない人もいるかもしれないが、今回はこのゴールデンウィークにほぼほぼカレンダー通りの休みを読者が取れるということを前提に記事を書きたいと思う。



本ブログでは1次試験の学習計画(大日程)を以下の通り提示している。
1次学習計画


上記の計画通りの読者とそうでない読者とがいると思うので、以下区分して書いていく。



<上記計画の通りの受験生>

あなたは基礎力養成期間を終え、受験科目すべての学習範囲を一通り消化しているだろうと思う。



そのあなたの課題は3つある。



①受験科目すべてに関して、一度すべての記憶レベルを一定ラインまで引き戻す

実戦演習期間に突入したあなたはすでにお気づきのことと思うが、診断士試験の学習を開始した当初に勉強していた科目に関しては、かなり記憶が薄れていることだろう。


それこそ、スピード問題集レベルの基礎的な問題すら解けなくなっているほど知識・理解が低下しているかもしれない。


しかし決して焦ることはない。


なぜならば、

基礎力養成期間にしっかりと学習した受験生は、このゴールデンウィークに集中的に復習すれば、比較的短い時間で記憶を戻すことができるため

である。


この時期に知識・理解が一時期より低下するという現象は、1次試験の学習をする受験生が必ず通る関門である。


ゆえに、まずは受験科目すべての知識・理解のレベルを、基礎力養成期間の時点の水準までに戻すよう心掛けてほしい。


ここで知識・理解のレベルをすべての受験科目に対して一度戻しておけば、本試験までの期間は非常に楽になる。




②苦手な科目・単元を一度克服する

基礎力養成期間でしっかり勉強したとはいえ、あなたには苦手な科目・単元がまだまだ残っているはずである。


今回のゴールデンウィークのような学習時間を多く確保できる期間は、弱点を克服する上ではうってつけのタイミングである。


ぜひこの機会に、自分の苦手な科目・単元を集中的に学習し、克服できるように努めてほしい。



③過去問演習を通じて、本試験での実戦力を高める。

①が概ね完了した受験生は、そろそろ本試験を意識した学習に切り替えていく必要がある。


その手段はズバリ、

徹底した過去問演習

である。


中小企業診断士1次試験では、過去に出題された問題と同じ問題は基本的に出題されないが、類似の出題は比較的多い。


また、これまであなたが学習してきたであろう問題集(例えばスピ問)や答練と本試験の過去問とでは、やはり問題のテイストはかなり異なる。


あなたの目標は答練や問題集で高得点を取ることではなく、1次本試験で高得点を取ることなので、その目標を達成するために過去問演習をこの連休中に徹底的に行ってほしい。


なお、この時期の過去問演習において、筆者は年度別ではなく、論点別に過去問を解く方法を推奨している。


なぜならば、

特定の論点だけの過去問を通しで解くことによって、論点ごとの過去問の出題のクセが見え、実戦力を急激に高められるため

である。


過去問を論点別に解く問題集としては、以下で決まりである。
※決して安い書籍ではないが、直前期はこの問題集しかやらないというくらい使い込むものなので、このタイミングで買っておくとよいだろう。





<上記計画の通りではない受験生>

上記の計画通りではないということは、あなたはまだ範囲を紹介していない科目や未だ勉強に着手していない科目があるということだろうと思う。


現時点の状況に関して、あなたは特段自分を責める必要もないし、焦る必要もない。


但し、直前期の1ヵ月~2か月については、あなたは過去問演習に集中する必要がある。


その意味で言えば、

5月いっぱいですべての科目に関して範囲を消化し、すべての科目について基礎的な力はついている状態で6月を迎えてほしい

と考えている。


上記をあなたが担保できるのであれば、あなたが2018年の1次試験を突破する可能性が十分に残されている。


ゆえに上記スケジュールを遵守できるように期限から逆算した上で、このゴールデンウィークに何をいつまでにどのように勉強すべきかをきちんと計画し、着実に実行するようにしてほしい。



最後に。


このゴールデンウィークの学習において最も大事なことは


明確な目的を定めて、それに基づいて計画的な学習をすること


である。


ぜひ有意義なゴールデンウィークとしていただきたい。


マジコン診断士

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マジコンTwitter利用ガイド

筆者は本ブログ以外に、Twitterも情報発信手段として利用している。
※筆者のTwitterはコチラ


本記事ではマジコンTwitterの利用に関して、あなたをガイドしたいと思う。




Twitterでは、筆者は主に以下の2種類の情報を発信している。


①中小企業診断士試験に関すること

②コンサル実務のこと。


以下、それぞれに対して具体的に説明する。



①中小企業診断士試験に関すること

ブログでは、特定のテーマを定めて1つの記事を発信している一方で、Twitterでは、どちらかというと中小企業診断士試験に関してその場で思いついたことをそのままつぶやいている。

最近のツイートでいえば以下のような内容をつぶやいている。








あとはたまに以下のようなアンケートを取ったりもしている。


あなたが中小企業診断士試験に突破する上で、何が契機になって合格を手繰り寄せされるかは意外とわからないものである。

その意味で、筆者の思い付きのつぶやきが、ひょっとするとあなたにとっては大きなヒントになることもあるかもしれない。

ぜひそのような観点でツイートを見ていただき、あなたの試験勉強に活用してほしい。




②コンサル実務のこと。

こちらは、筆者が実際のコンサルティングをしながらタイムリーに感じたことをつぶやいている。

最近のツイートでいえば以下のような内容をつぶやいている。







本ブログ読者の中には、すでに中小企業診断士資格を取得して中小企業診断士として活躍し始めている方もいることだろう。そのような方は、筆者のツイートを見て、「自分ならどうするか」「こういう方法もあるのか。やってみよう」といった視点で見ていただくとよいだろう。

逆に現在中小企業診断士資格取得を目指している方は、試験の勉強をしながら、将来自身が中小企業診断士として活躍する際のイメージトレー二ングに活用していただきたい。
そうすることで、試験勉強中の今から経営コンサルタントの仕事の具体的イメージを持つことができ、勉強のモチベーション維持・向上といった効果が期待できると思う。


Twitterでも、極力読者のみなさまにお役に立てるような内容をつぶやいていきたいと思っているので、現在筆者をフォローしていない方は、お気軽にフォローしてみてほしい。



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【1次試験】運営管理の過去問チャレンジ ~能力と負荷(前編)

今回は2018年度の1次試験突破を目指す受験生に向けた記事である。


ところで、「【1次試験】運営管理の過去問チャレンジ ~日程計画」で「もしあなたにとって過去問チャレンジの連載が意味のあるものだと思うのであれば、大変お手数だが記事最下部の”にほんブログ村バナー”をポチっとお願いしたい。」と書いたところ、とてつもない数のポチをいただいた。

その時の筆者の気持ちをそのまま以下の通りツイートした。


この場をお借りして心より御礼申し上げたい。


本当にありがとうございました。



「できる限り読者のためになる情報を発信したい」という強い思いを持って筆者はブログを書いているが、実際は読者からどのように本ブログをご評価いただいているかということは、筆者にとって最大の関心事でもある。


その意味で、”にほんブログ村バナー”のポチの数は筆者にとって読者の反応を知ることができる数少ない手段であるため、それが大きな反応として返ってくると、筆者としては本当にモチベーションが上がるのである。
※筆者は他者との比較を意図して作られたブログ村の「ランキングそのもの」には全く関心がない。筆者の関心事は「読者であるあなたの反応そのもの」だけである。



今後もぜひ本ブログを応援いただいている読者は、ポチっといただけると幸いである。



それでは本題に。


運営管理の過去問チャレンジ!


【過去問チャレンジ】
工程管理における余力の調整および余力管理に関する記述として、最も不適切なものはどれか。(平成23年度運営管理 第3問)

(ア) 職場間の応援や残業は、小日程計画における余力の調整業務にあたる。
(イ) 設備投資の検討、職場組織の変更は、大日程計画における余力の調整業務にあたる。
(ウ) 手持ちの仕事量と現有能力の把握、その両者の比較、作業分配、作業予定の決定は、余力管理の業務にあたる。
(エ) 流動数グラフ、製品工程分析表は、余力を把握するための図表として用いられる。




















(解説)
余力管理に関する問題である。

余力管理とは「各工程又は個々の作業者について,現在の負荷状態と現有能力とを把握し、現在どれだけの余力又は不足があるかを検討し、作業の再配分を行って能力と負荷を均衡させる活動。 備考 余力とは能力と負荷との差である。工数管理ともいう。(JIS)」である。

JISの定義を踏まえると、ポイントは以下の3点。

①各工程又は個々の作業者について,現在の負荷状態と現有能力とを把握する。
②①に基づき、現在どれだけの余力又は不足があるかを検討する。
③作業の再配分を行って能力と負荷を均衡させる。
※余力とは「能力-負荷」のことである。


余力管理をシンプルに言えば、

能力の余っている作業から能力の足りない作業へ能力を再配分することにより、能力と負荷を均衡させる活動

ということである。


つまり、「能力<負荷となっている作業」では納期を遵守できなくなるし、「能力>負荷となっている作業」では手待ちが発生して無駄が生じているので、作業員や機械の能力を再配分して均衡化させようということである。


なお、余力管理の対象は能力の源泉たる「設備」と「人員」である。


余力管理の具体的な活動の例としては、以下のようなものが挙げられる。

■能力<負荷となっている作業
 ・残業する
 ・他の作業から応援をもらう
 ・設備投資をする
 ・外注する etc

■能力>負荷となっている作業j
 ・他の作業を応援する
 ・何かしらの手段で作業を増やす etc



以上の前提知識を踏まえ、各選択肢を検証する。


ア:特に違和感はない。上記の具体例で説明した通り、職場間の応援や残業は余力の調整業務に相当する。なお、「【1次試験】運営管理の過去問チャレンジ ~日程計画」でも説明した通り、小日程計画は1日から1週間程度の日々の作業予定を決めることである。職場間の応援や残業は日単位レベルでの人員を対象とした調整になるので、小日程計画における余力の調整に該当する。ゆえに〇。


イ:特に違和感はない。設備投資の検討は多額の投資を伴うという点、職場組織の変更は経営に対する大きな影響を伴うという点で長期の生産計画に該当する。そして前者は設備を対象とした調整、後者は人員とした調整に該当する。以上を総合的に見れば、大日程計画における余力調整業務と言える。ゆえに〇。


ウ:特に違和感はない。先ほど説明した余力管理のJISの定義そのものである。ゆえに〇。


エ:流動数グラフは、生産の進度管理を行うための流動性分析に用いられるツールである(テキストで図表をよく見ておいてほしい)。ゆえに余力管理とは無関係である。また製品工程分析とは、「生産対象の物を中心に,原材料,部品などが製品化される過程を工程図記号で表して調査・分析する手法(JIS)」であり、こちらも余力管理とは無関係である(こちらももテキストで図表をよく見ておいてほしい)。以上より、余力管理とは無関係なので×。本選択肢が正解である。


以上より、正解はエである。

(解答)
(エ)



余力管理は2次試験でも出題が予想される論点である。実際、平成29年度事例Ⅲの第2問は間接的ではあるが余力管理を絡めた以下のような出題であった。


第2問(配点 20 点)
 C社社長は、現在の生産業務を整備して生産能力を向上させ、それによって生じる余力をCNC木工加工機の生産に充てたいと考えている。それを実現するための課題とその対応策について 120 字以内で述べよ。


今後は当然、余力管理の論点を直接的に問う可能性もあるだろう(例えば、特定の工程で”能力>負荷”となっているので、その対応策を述べよ等)。JISの定義を読みながら1次試験の過去問を通じて具体例に触れ、理解を深めておくとよいだろう。


マジコン診断士

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【キャリア】現在の仕事はどんな感じですか?

今回の記事は、診断士試験のことではなく、現在のあなたの仕事に関して書こうと思う。



中小企業診断士資格に接点を持つ人の多くは、何かしらの組織に属して仕事をしていると思う。




これから中小企業診断士を受けようと思っている、受けるかどうかまだ悩んでいる人の多くは、現在組織に属して仕事をしていることだろう。



中小企業診断士資格の取得を目指して勉強している受験生であれば、組織に属して仕事をしながら、スキマ時間を見つけて勉強をしていることだろう。



中小企業診断士試験に合格した人の中でも、組織に属しながら企業内診断士としてキャリア形成を図っている人が多いことだろう。




それぞれ立場こそ異なるものの、1つだけ共通して言えることがある。



それは


”中小企業診断士”に関連することに従事している時間よりも、組織内で仕事をしている時間の方が長い


ということである。



以上の特性を鑑みれば、長い時間従事している仕事を適切にマネジメントすることは、様々な面(時間の面、精神の面等)であなたにとって重要なファクターであると言える。





ところで、あなたの現在の仕事はどうであろうか?うまくいっているだろうか?



うまくいっている人もいれば、うまくいってない人もいることだろう。




前者の人は仕事は万事順調ということなので、問題はなかろう。今回の記事は後者の人に対してお届けしようと思う。





筆者自身は仕事を進める上で様々な課題はあるものの、現在は概ね満足できるパフォーマンスを出せていると自己評価している。



とはいえ、筆者もこれまでのキャリアが順風満帆であったかと言えばそんなことはない。



・毎日徹夜続きで自分の時間が確保できず、「さすがにシンドイなぁ」と思った時もあった。


・自分の考えているキャリアプランとマッチしない仕事を任され、「俺はこんなことやるためにこの会社に入ったんじゃないんだが…」などと思った時もあった。


・自分の能力以上の責任あるタスクを任されてプレッシャーに押しつぶされそうになり、逃げたくなった時もあった。


・どうしようもない上司の配下に入ったことにより自分の能力を発揮できず、実績が出せなかった時もあった。
※筆者は物事がうまくいかないときにはあまり他責にしない主義なのだが、この上司だけは「明らかに自分のせいではない」と思えるほどどうしようもない人間だった。



ひょっとすると、現在のあなた自身が上記のようなシチュエーションに置かれているかもしれない。



もしあなたが仕事がうまくいってないと思っているのであれば、以下のツイートを思い出してほしい。



これはあなたも経験済みだと思うが、


キャリアは計画的に形成できる部分よりも、偶然形成されてしまう部分の方が多い


と筆者は考えている。



当然と言えば当然である。




あなたは組織に所属して仕事をしている。


組織はあなたの希望・思惑だけでは動かない。


なぜならば組織は特定個人の都合ではなく、あくまで組織の都合で動くためである。


つまり、あなたが組織に属している以上、組織都合の前であなたの希望・思惑は無力となるケースの方が多くなるのである。
※厳密に言えば、周囲を黙らせるくらいの実績を出すことができると発言力と裁量権が拡大するので、自分で計画できる範囲を拡大させることも可能である。しかしそうであったとしても、外部環境が急速に変化する以上は偶然的要素は0にはならないだろう。


しかしあなたはそこで諦めてはいけない。


さきほどのツイートの内容を認識して仕事に臨むのとそうでないのとでは、その後のあなたのキャリアに大きな差が出る。



なぜならば、


今の仕事がやりたくない、うまくいってないと感じたとしても、後になってそれが役立つということを認識していれば、目の前の仕事に対するモチベーションを少しでも高めることができるため


である。



さきほど挙げた「筆者の仕事でうまく行かなかったこと」の例は、今振り返ってみると筆者のキャリアにとってどれも欠かせないものであった。



ざっくり言えば、以下のような感じである。


・毎日徹夜続きで自分の時間が確保できず、「さすがにシンドイなぁ」と思った時もあった。

→「火事場の〇〇力」というものがビジネスの場でも発揮できること、どれくらいの徹夜でパフォーマンスが低下し、どれくらいの仮眠を取れば再度仕事に取り掛かれるのかのサイクル等を実体験を通じて確認できた。


・自分の考えているキャリアプランとマッチしない仕事を任され、「俺はこんなことやるためにこの会社に入ったんじゃないんだが…」などと思った時もあった。

→多様な規模・業種のクライアントから多様なコンサルティングテーマを受ける環境にいると、過去に従事したことはどこかで必ず使うものだと思った方が良い。意外なところで意外な経験が活きて、それがクライアントをハッとさせることがある。筆者はたまに「マジコンさんはコンサルのカバー範囲が広いですね」「よく我々の気持ちがわかりますね」とクライアントに言われることがあるのだが、それは過去に筆者自身がやりたくないと思っていた仕事の経験の蓄積を源としている場合も多い。


・自分の能力以上の責任あるタスクを任されてプレッシャーに押しつぶされそうになり、逃げたくなった時もあった。

→この時から怖いものがなくなった。他者と対峙する際に、相手がどんな立場の人間であろうと、どれだけ年齢が上であろうと、どれだけ知識が豊富だろうと、どれだけ多くの人数がいようと、今となってはほとんど緊張しなくなった(無論、適度な緊張感は保つようにマネジメントしている)。


・どうしようもない上司の配下に入ったことにより自分の能力を発揮できず、実績が出せなかった時もあった。

→どうしようもない上司の配下でマネジメントされたことで、現在自分がマネジメントの立場として「やっていいこと」と「やってはいけないこと」の区別が明確にでき、自身のマネジメントに活かすことができている。



現在あなたが仕事に対してマイナスに感じていることが、あなたがマジなコンサル診断士になった時にとてつもない武器になっている可能性は高い。


あなたにはぜひ前向きに目の前の仕事に臨んでほしいと思う。


マジコン診断士

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【1次試験】運営管理の過去問チャレンジ ~日程計画

今回は2018年度の1次試験突破を目指す受験生に向けた記事である。


それではさっそく、(久しぶりの)運営管理の過去問チャレンジ!



とその前に…。





この過去問チャレンジの企画は、1次試験突破を目指すあなたのためになっているのだろうか?



なぜ筆者がそのように感じるかと言えば、これまで過去問チャレンジを投稿した際は、他の記事を投稿した時よりにほんブログ村バナーの(記事最下部にある”中小企業診断士試験”と書かれたバナー)ポチが少ないからである。
※本ブログは2次試験の記事は非常にポチが多く筆者も気分が良いので、どうしてもそちらを贔屓したくなってしまう(現在はその気持ちを抑えて1次記事を投稿しているが…)。



いつも申し上げている通り、ブログ村バナーのポチは筆者が本ブログを継続するモチベーションに大きく影響するものである。また、そのポチの数で筆者は記事のニーズを把握するようにしている。


もし今回の記事であまりポチがなければ、過去問チャレンジの連載はニーズがあまりないものと判断し、今後は計画的に縮小していこうと考えている。


なお、その場合に現時点では代替の連載を行う予定はないため、当面は投稿頻度をそのまま減少させる想定である。


逆に、もしあなたにとって過去問チャレンジの連載が意味のあるものだと思うのであれば、大変お手数だが記事最下部の”にほんブログ村バナー”をポチっとお願いしたい。




さて前置きが長くなったが、さっそく運営管理の過去問チャレンジ!


【過去問チャレンジ】
工場における製品や部品の生産量と生産時期を定める日程計画に関する記述として、最も不適切なものはどれか。(平成25年度運営管理 第11問)

(ア) 小日程計画は一般に、作業者や機械などの稼働率の最大化、仕掛在庫量の最小化などを目的に作成される。
(イ) 大日程計画は一般に、将来必要とされる設備能力、作業者数、資材量などの算定に用いられる。
(ウ) 大日程計画は一般に、月単位の各工場の生産計画を作成することから、月度生産計画と呼ばれることもある。
(エ) 日程計画は一般に、大日程計画、中日程計画、小日程計画に分けられる。




















(解説)
日程計画に関する問題である。日程計画=生産計画なので、生産計画のJISの定義を確認すると、「生産量と生産時期に関する計画。 備考 大日程計画、中日程計画、小日程計画に分けられる。大日程計画は、日程に関しマスターとなる長期の生産計画であり、月別の生産量を決める。中日程計画は、その計画に基づき部門別の生産予定を決める。小日程計画は、日々の作業予定を決める。(JIS)」と定義されている。

以上の定義を踏まえれば、日程計画は以下のように分類・整理できる。

■大日程計画
日程に関しマスターとなる長期の生産計画であり、月別の生産量を決めること。
 →目的は人員計画、設備計画等で、計画期間はおおよそ1年程度

■中日程計画
大日程計画に基づき部門別の生産予定を決めること。
 →目的は部品材料や人員の手配、外注計画、負荷計画等で、計画期間はおおよそ1ヵ月~6か月程度

■小日程計画
日々の作業予定を決めること。
 →目的は作業実施計画(どの工程のどの機械で誰が加工するのかというレベルの計画)、外注手配、作業手配等で、計画期間はおおよそ1日から1週間程度


以上の前提知識があれば、本問題には十分対応可能だろう。


以下、各選択肢を検証する。

ア:特に違和感はない。上記の解説をご確認いただくとわかる通り、本選択肢の内容は小日程計画に該当する。中日程計画をベースに、稼働率の最大化や仕掛在庫量の最小化等を目的として詳細な計画が立案される。

イ:特に違和感はない。上記の解説の通りである。

ウ:「月単位の各工場の生産計画を作成することから」まで読んだ時点で、これは中日程計画に関する記述であることに気づいたあなたは、その感覚でOK。大日程計画が計画期間およそ1年であること、小日程計画は1日単位の計画であることから、「月度生産計画」というワードを元に、本選択肢が中日程計画を説明している点に気づきたいところである。本選択肢は誤りなので、これが正解選択肢である。

エ:特に違和感はない。


以上より、正解はウである。

(解答)
(ウ)


ちなみにこの大日程計画、中日程計画、小日程計画は何も運営管理にその使途が限定されるわけではない。

なぜならば、大きい所からざっくり計画をして、それをベースに計画を段階的に詳細化するというアプローチは、あらゆる計画で用いられるからである。


例えば、建設業の企業がビルを建てる時も、IT企業がシステム開発をするときも上記のアプローチで計画立案を行う。


無論、あなたの中小企業診断士資格取得に向けた学習計画も同様である。


実際、筆者は受験生時代に学習計画を大日程、中日程、小日程で作成していた。


このように、1次試験の勉強で学んだ知識をその世界固有のものとして捉えるのではなく、あなたの日常と対照して実際にどのようなシーンで使えるか(これはコンサルのシーンに限らず)という観点で理解すると、試験で応用がきくことはもちろん、実務でも使える知識となる。


ぜひ意識してみてほしい。


マジコン診断士

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【2次試験】2次試験突破のためのヒントが隠れている?(後編)

今回は2018年度の2次試験突破を目指す受験生に向けた記事である。


少し間が空いてしまったが、前回の記事「【2次試験】2次試験突破のためのヒントが隠れている?(中編)」では、以下の成長フローを2次試験に照らし合わせた場合、2つの見方があることをお伝えした。
成長するためのフロー



本記事では、アウトプットの先を意識した答案について書こうと思う。




アウトプットというものは、当然のことながら何かしらの目的があってなされるものである。


その意味で言えば、アウトプットされたそれでおしまいということにはならない。


過去記事「【キャリア】コンサルタントしてValueを出すために(後編)」でも示した通り、アウトプットの先には「何か」がある。


それを示した図が以下である。
アウトプットの先には



過去記事「【キャリア】コンサルタントしてValueを出すために(後編)」では、コンサルタントがValueを出すためのアウトプットに関して書いたので、あなたのアウトプットのゴールは


あなたがアウトプットをし、そのことが他者の行動を促し、それがクライアントの望む成果につながること


ということになる。





では、上記を2次試験に置き換えた場合、どうなるだろう?



あなたが2次試験の受験により達成しなければならない目標は何かといえば、「2次試験で合格点を確保すること」である。


そのためには、あなたの2次試験の4事例の答案の合計得点が240点を超えている、かつ1事例も40点未満の答案がないことが必要となる。



では、あなたが2次試験の目標を達成するために望む成果は何かといえば、


採点官(≒試験委員)があなたの4事例の答案に240点以上の得点を与えること


であることがわかる。




以上より、2次試験におけるあなたのアウトプットの目的は明確になった。



2次試験におけるあなたのアウトプットの目的は


採点官(≒試験委員)があなたの4事例の答案に240点以上の得点を与える行動を促すような答案を作成すること


である。




では、採点官(≒試験委員)が求める得点を与えるような行動を促すために、あなたが採るべきアクションは何だろうか?



大別して2つある。


<アクション①>
採点官(≒試験委員)が合格点を与えたくなるような答案を書く

<アクション②>
採点官(≒試験委員)が合格点を与えたくならないような答案を書かない



当たり前のこととあなたは思うかもしれないが、これは2次試験を突破する上で極めて重要なことである。


アクション①に関しては以下の過去記事をお読みいただきたい。

・「【2次試験】2次合格を目指す上で最初の最初に知っておくべきこと(重要)

・「【2次試験】現状のあなたの答案を合格答案するためにやるべきこと(1)


上記過去記事に解は書かれていないが、2次試験を突破する上で自分が何をすべきか(何をしてはいけないか)がわかるはずである。




アクション②に関しては様々な要素があるため、本記事では個別の説明はしない。


しかし2次試験において1つ重要なポイントを挙げるとすれば、


2次試験は答案のアイデアの良し悪しで差別化するような試験ではない


ということである。



2次試験で求められている答案は、あくまで


与件文のファクトに基づき、1次知識を活用して論理的に納得感がありかつ題意に忠実でわかりやすい答案


であることを忘れてはいけない。



逆に言えば、アクション②で示した「採点官(≒試験委員)が得点を与えたくならないような答案」は、上記定義から外れた答案ということである。



本記事のまとめである。


本記事で筆者があなたにお伝えしたいことはただ一つ。



あなたが2次試験突破を目指すのであれば、本試験までは


「採点官(≒試験委員)があなたの4事例の答案に240点以上の得点を与える行動を促すような答案を作成する」ための勉強をしましょう


ということである。


マジコン診断士

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【1次試験】経営情報 ~最新のITトレンド問題でも解いてみる?

今回は2018年度の1次試験突破を目指す受験生に向けた記事である。


今回は1次試験の科目である経営情報システムに関して発信しようと思う。



去る平成30年4月15日(日)に、春の情報処理技術者試験が実施された。


情報処理技術者試験とは、「情報処理の促進に関する法律」に基づき、経済産業省が情報処理技術者としての「知識・技能」が一定以上の水準であることを認定している国家試験のことである。


IT関連企業で仕事をされている方は、お勤めの企業で資格補助や資格手当が用意されていることも多いので、よくご存じだろう。



中小企業診断士試験においても、特定の区分の情報処理技術者試験合格者は経営情報システムが免除となるため、もしかしたらご存じの方もいるかもしれない。



この情報処理技術者試験は簡単に言えば「ITの国家試験」である。


そして管轄は経産省。


中小企業診断士の管轄も経産省であり、1次試験にはIT関連科目である経営情報システムがある。


以上の点を踏まえれば、試験の性質こそ異なるものの、情報処理技術者試験の出題は中小企業診断士の経営情報システムの出題と無関係とも言えないだろうというのが筆者の私見である。



というわけで、実施されたばかりの情報処理試験の問題の中で、最新のITトレンドに関する問題を筆者が独断と偏見で3問ほどピックアップしてみたので、興味がある方は解いてみてほしい。


【1問目】(平成30年度基本情報技術者試験 問3)
H30-春-基本情報-問3




















(解答)




【2問目】(平成30年度基本情報技術者試験 問26)
H30-春-基本情報-問26




















(解答)




【3問目】(平成30年度基本情報技術者試験 問71)H30-春-基本情報-問71




















(解答)




いかがだっただろうか?


上記問題は「基本情報技術者試験」という情報処理技術者試験でも入口的な位置づけの試験から抜粋している。


ストレートに言えば、問題の難易度としては易しいということである。


逆にいくら易しい試験とは言え、最新トレンドの問題が簡単に解けるかと言えばそうでない場合もなる。


その意味で、この問題の出来不出来はあまり気にしないでよい。




むしろこの3問を解いたあなたにお伝えしたかったことは、


最新のトレンド問題はテキストに載っていないような論点も出題される可能性があるので、出題された場合はなんとか自力で解きましょう


ということである。



何か特別な対策はいらないが、インターネットや新聞、ニュース等で日々好奇心をもって情報収集し、気になる点は自分で調べるという習慣をつけることが、最新のトレンド問題に対する対応上のポイントになるであろう。



ちなみに1問目で取り上げたAIのディープラーニングの論点は、もう少し難易度を上げた形で応用情報技術者試験、高度情報処理技術者試験でも出題されていた。


まあ、現代のトレンドを踏まえれば当然の出題かと。


あと本年度の春の情報処理試験では出題がなかったが、個人的には「RPA(Robotic Process Automation)」や「ブロックチェーン」なんかは出題してもよいテーマだと思うのだが…。


マジコン診断士


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【読書をしましょう】コンサルタントとしての総合力を総復習

今回の記事は「読書をしましょう」である。



筆者はこれまでも、コンサルタントとして必要なコアスキルに関して以下の記事で書籍を紹介してきた。


・「【読書をしましょう】仮説思考を身につけましょう

・「【読書をしましょう】問題解決の基本を理解をしましょう

・「【読書をしましょう】正に問題解決のバイブル



今回紹介する書籍は、上記書籍に書かれている個別のスキルを実戦展開する橋渡し役として最適な書籍である。



その書籍は、以下である。





書名に「プレゼンテーション」と入っているが、本書は決してパワーポイントによる資料の作り方を指南するような内容ではない。


「論理思考力」「仮説検証力」「会議設計力」「資料作成力」という4つの観点から、提案をどのように構成していくかを解説した書籍である。




本書の最大のウリは、ケース・スタディに基づいて具体的な説明が展開されていく構成であるため、非常にわかりやすく、スラスラ読み進めることができる点だろう。



本書を読むと、上記過去記事で筆者が紹介した書籍や筆者が本ブログで発信している内容と重複する部分も多いことに気づくことだろう。



しかし論点はそこではない。



筆者がなぜ本書をあなたに進めるかと言えば、


ケーススタディに基づいて提案における留意点やポイントが書かれており、これまで学んだコンサルスキルの位置づけを実戦ベースで総復習できるため、あなたがそれを実戦へと展開しやすい


からである。



もしあなたが「コンサルタントとしての提案力を高めたい」と思っているのであれば、ぜひ本書をお手に取っていただきたい。


きっと、コンサルスキルの実戦における活かし方や提案力を高めるためのヒントを発見することができるはずである。


マジコン診断士

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【2次試験】2次試験突破のためのヒントが隠れている?(中編)

今回は2018年度の2次試験突破を目指す受験生に向けた記事である。


前回の記事「【2次試験】2次試験突破のためのヒントが隠れている?(前編)」では、筆者から「コンサルとしてValueを出すための観点と中小企業診断士2次試験には関係があるのではないか?」という点を提起した。


今回はその続編である。



まずは以下の成長フローを見ていただきたい。
成長するためのフロー



このフローを2次試験に照らし合わせた場合、以下の2つの見方がある。


【見方①:中小企業診断士2次試験突破に必要な能力】
この点については過去記事「【2次試験】「2次試験突破に必要な能力」における重要な原理原則」をもう一度お読みいただきたい。


ポイントは以下の4点である。

①「1次知識力」は、「読む」「考える」「書く」のすべての能力を支えるインフラ的な役割を果たしている。
「1次知識力」が弱いと、「読む」「考える」「書く」のすべての能力が弱まる。

②「論理力」は、「読む」「考える」「書く」のすべての能力を支えるインフラ的な役割を果たしている。
「論理力」が弱いと、「読む」「考える」「書く」のすべての能力が弱まる。

③「考える力」は「読む力」をインプットにして活かされる能力である
「読む力」が弱いと、正しく考えられない可能性が高まる。

④「書く力」は「考える力」をインプットにして活かされる能力である
「考える力」が弱いと、正しく書けない可能性が高まる。


2次試験突破に向けて効果的な学習をするためには、あなたは自分の弱点をしっかりと定めて、そこを効果的に克服していく必要がある。

そのためにも、上記の4つの原理原則をしっかりと踏まえ、正しい手段で弱点克服をしていってほしい。



【見方②:中小企業診断士2次試験を解く際の手続きフロー】
「インプット」「思考」「アウトプット」という3つのプロセスをよく見ると、これは以下の通り2次試験を解く際の手続きそのものとマッピングすることができる。


・「インプット」 → 与件文、設問文を読んで解釈する。

・「思考」 → 答案の骨子を考える。

・「アウトプット」 → 答案用紙に解答を書く。


ここでのポイントは

あなたが答練や過去問を解いた際に上手く対応できなかった問題は、上記3つのプロセスの具体的にどこがボトルネックになっているのかをしっかりと見極めた上で、対策を講じる

ことである。


あなたが上手く対応できなかった問題は、上記3つのプロセスのどこかに問題があったからである。


例えば以下のようなことが挙げられるだろう。

●インプット
・与件文を読んだときに、よく意味が分からない文(ワード、論理構成含む)があった。
・設問文を読んだときに、よく意味が分からないワードがあった。
・設問文を読んだときに、何を問われているのかがわからなかった(→何を問われているかわからなかった真因は?)。 etc

●「思考」
・答案の方向性や結論そのものがわからなかった。
・答案の方向性はわかったがそれを構成するための論理的なパーツ(与件文の根拠、1次知識)を利用できなかった。
・与件文の要素(事実)を抜き出しただけの答案しか想起できなかった。
・多面的な視点で答案を検討することができなかった。 etc

●「アウトプット」 
・誤字、脱字、漢字忘れ、答案のマス目利用ルール違反等が発生した。
・指定字数内に文字数を収めることができなかった。
・因果関係が不明瞭な答案を書いてしまった。
・幼稚な表現、冗長・回りくどい表現等を用いて答案を書いてしまった、 etc


恐らくあなたが上手く対応できなかった問題は、上記の3つのプロセスそれぞれにおいて発生した問題が複合的に絡んで発生している可能性が高い。


ゆえにあなたは

それらの絡み合った問題をきちんと解きほぐした上で、それぞれに対して対策を決定することにより、次回の答練・過去問演習で同様の事象が再現しないようなアクションを採っていく必要がある

ということになる。



2次試験の難しさの一つに、「どのような対策を講じれば自分が合格に近づくのかが見えにくい」ということが挙げられる。


その難しさを克服するためポイントは、上記のような「分析と対策によるPDCAサイクル」を愚直に回していくことであると筆者は考えている。


マジコン診断士

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現役コンサルタント。中小企業診断士試験独学ストレート1発合格。モットーは卓越した本質的スキル・知恵に基づく”マジなコンサル診断士”であり続けること。
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