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現役コンサルによる中小企業診断士試験対策&資格取得後のキャリア形成に関するブログ

【このブログの説明】
このブログでは、複数社のコンサルティングファームを渡り歩いた現役のコンサルタントが、中小企業診断士試験合格に向けたベスト戦略、中小企業診断士資格取得後のキャリア形成に関する情報を発信していく。コンサルティング経験に基づく本質的なコンサルティングスキルをベースに、独自の分析に基づく試験情報や経営コンサルタントとしてのキャリア形成上の要諦を公開していく。 読者が真の経営コンサルタントとして活躍できるような一石を世に投じられること、これを私の日々の目標とし、筆者自身もこのブログとともに成長していきたい。

【全読者対象】今の自分を一度受け入れてみる

中小企業診断士試験は非常に範囲の広い試験である。


1次試験は7科目もあるし、理解すべきこと、暗記すべきことが盛りだくさん。


2次試験は模範解答が存在しないし、今の自分の勉強の仕方が正しいかどうかになかなか確信を持てない。




このような試験に対する勉強なので、あなたはきっとこのようなことを思うだろう。



「こんな知識知らないよ。ここまでこの試験は求められるのか。本番で出たらどうしよう…」


「この内容は勉強したのに解答を間違った。なんて俺(私)は記憶力が悪いんだ…」


「こういう風に解こうと決めていたのに、いざ問題を解き始めたらすっかり忘れててパニックになったよ。俺(私)はなんてダメなやつなんだ…」





中小企業診断士合格tという目標を掲げ、日々なんとか時間を捻出して勉強をしているあなたである。


きっと自分に厳しい人なので、上記のように自分を責めることも多いだろう。




そんな時は、筆者の以下のツイートを思い出してほしい。


上記は論語の格言である。



「知らないことを知らないと認識すること、これが本当の”知る”ということである」という意味であると筆者は理解している。
※厳密に言えば、論語には「之を知るを之を知ると為し、知らざるを知らずと為す。是れ知るなり。」と書かれている。その意味は「知っていること知っていることと認識し、知らないことを知らないとはっきり認識すること、これが本当の”知る”ということである」となる。簡単に言えば、「知っていることと知らないこととを区別できることが本当の”知る”ということである」という内容となる。



知らないことを知らないままでいたら、あなたがそれを知るチャンスを手に入れることは極めて困難である。


なぜならば、「知らないことを知らない」以上、それを知ろうする契機そのものが存在しないからである。




一方で、知らないことをあなたが自分自身で認識したのであれば、あなたは新たに「知らないことを学ぶチャンス」を得たことに他ならない。


なぜならば、「知らないことを知った」ので、それを契機として(あなたが必要と思えば)あなたはそれを知ろうと思うからである。




あなたは今日も勉強する過程で、「知らないことを知る」場面に出会うかもしれない。


そんな時は今の自分を一度受け入れてみてはどうだろうか?



いつものように知らないことをネガティブに考えるのではなく、


「知らないことを知ることができてよかった」


と捉えることで、きっと前向きに勉強を進めることができるはずである。


マジコン診断士

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【2次試験】2次試験突破のためのヒントが隠れている?(前編)

今回は2018年度の2次試験突破を目指す受験生に向けた記事である。


先般、「【キャリア】コンサルタントしてValueを出すために」という連載記事を投稿した。



もしあなたがまだお読みになっていないのであれば、まずは以下の3つの記事をお読みいただきたい。

【キャリア】コンサルタントしてValueを出すために(前編)
【キャリア】コンサルタントしてValueを出すために(中編)
【キャリア】コンサルタントしてValueを出すために(後編)




本記事の内容は、あなたがクライアントに対して成果をもたらすことができるコンサルタントとなるための1つの観点を示したものである。


そのような内容であるため、現在中小企業診断士2次試験突破を目指して勉強しているあなたにはあまり関係のないことと感じたかもしれない。



しかし、その考えは間違いである。



2次試験は筆記試験という形式で実施されるため、どうしても「答えを当てに行く試験」という先入観が強くなる。



確かに2次試験は答案用紙にあなたの答案を書く試験であることは間違いない。



しかし別の見方をすれば、「筆記試験という形式を採ったコンサルティング」であるとも言える。


言い換えれば、「紙面上で実施される箱庭のコンサルティング」ということである。


それがたとえ筆記試験という形式を採っていたとしても、あなたのコンサルティング能力を試す立派な1つの手段である事には変わりはない。



以上を踏まえれば、筆者の連載記事「【キャリア】コンサルタントしてValueを出すために」が2次試験と完全に無関係かと言えば、全くそんなことはないということになる。



むしろ上記本連載の内容には、あなたが2次試験を突破するためのヒントが隠されていると解釈していただきたいと考えている。



例えば、本連載で示した以下の成長フローを見ていただきたい。
成長するためのフロー

このフローを見た上でそれを2次試験に置き換えた場合、あなたに何か見えてくるものはないだろうか?




また、本連載で別途示した以下の図を見ていただきたい。
アウトプットの先には

上記の図を見て、あなたはこれが本当に2次試験と無関係と思うだろうか?



2次試験突破を目指すあなたに対して、次回の記事はこの辺を論点として情報発信していこうと思う。



マジコン診断士

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【1次試験】残り20日を有効に活用するために

今回は2018年度の1次試験突破を目指す受験生に向けた記事である。


本ブログでは「マジコン流1次試験目標設定」として、3つの目標を設定している。
※詳細は過去記事「【1次試験】マジコン流 1次試験目標設定」参照。



3つの目標の内の1つ目の目標は「2018年5月に実施されるLECの「1次ステップアップ全国模試」を会場受験し、合格点を確保すること」である。



今年のLEC「1次ステップアップ全国模試」の会場受験は、5月5日(土)・6日(日)で開催されることが決定している。
※LECのホームページはコチラから。





今日は4月16日なので、今日を入れて


LEC1次ステップアップ模試まであと20日となった


ということである。



事情や準備状況は読者によって異なるであろうが、そのようなことはお構いなしに模試は開催される。



先ほども書いたが、あなたに課せられたミッションは「1次ステップアップ模試で合格点を確保すること」である。


残り20日間であるが、このミッションを達成するために、あなたができる限りのことを尽くしてほしいと思う。



とは言え、根性主義でがむしゃらに勉強すれば合格点を確保できるほど現実は甘くない。



第1目標までの日数が少なくなった今こそ、あなたは


「逆算思考」により短期間で最大の効果を上げるためのアクションを着実に採っていくべき


である。
※「逆算思考」に関しては過去記事「【1次・2次共通】決戦の日が決まった今、あなたがすべき思考」参照。




具体的に言えば


「20日×あなたが確保可能な勉強時間」という有限なリソースに対して、「具体的にどのようなアクション(どのような参考書・問題集をどのように実施するか)を引き当てていくか」を時間単位で計画するとともに、日次で予実分析を行いながら軌道修正を図っていくことで、模試当日に「現時点ではこれ以上の得点を奪取することはできない」という自分で考えるMAXの得点を取れるような状態に持っていく


ということである。



たかが模試、されど模試である。



このようなイベント1つ1つに対して本気で向き合ってそれに対してやれることを全力で尽くすことこそが、あなたを診断士合格のステージに導いていくのである。


マジコン診断士

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【全読者対象】中小企業診断士にチャレンジする大きなメリット

中小企業診断士試験は試験範囲が広く、合格率も低いため、世間では「難易度の高い国家資格」として認識されている。


そのような試験であるため、中小企業診断士試験を突破するためには多くの勉強時間を確保することが前提条件となるだろう。


その過程では、自分を律するメンタルが求められるとともに、学習期間を通じてモチベーションを一定水準以上に保つ工夫も必要である。



2018年度の中小企業診断士試験突破を目指す読者の中には

「そろそろしんどくなってきたなぁ」

「このままじゃ範囲が終わらないかもしれないなぁ」


等、弱気になったり不安な気持ちを抱いている人もいることだろう。



もしあなたがそう思っているのであれば、筆者は一言お伝えしたい。


そのような苦しい今こそ、正に踏ん張りどころである




先日、筆者は以下のツイートをした。


中小企業診断士資格を取得したことにより、企業経営に関する網羅的な知識を身につけることができたと筆者自身感じている。


「中小企業診断士」と書かれた名刺を提示すると、「中小企業診断士なんですか。スゴイですねぇ」と言われることもある。



しかし、ぞんなこと以上に「中小企業診断士にチャレンジしてよかった」と筆者が最も強く感じることは


一生ものの「働きながらの勉強習慣」を身につけられたこと


である。



あなたの未来を予測しておこう。


あなたが2018年度の中小企業診断士試験を終えた時、あなたは試験が終わったという解放感でいっぱいになることだろう。


そしてきっと、試験期間中に我慢してきたことを次々と行動に移していくはずである。


しかし少し時間が経つと、あなたは勉強していないことに対する違和感や気持ち悪さ、不安を感じてくるはずである。


正にその感覚こそが「働きながらの勉強習慣」による違和感なのである。




「働きながらの勉強習慣」は、あなたを成長させ続けるための基盤として機能するものであり、あなたにとって一生ものの財産となるものである。



だからこそ、今あなたが勉強しながら「辛い」「苦しい」「逃げたい」と思っていたとしても、決して立ち止まったり逃げたりしてはいけない。


そこを踏ん張って前進し続けていけば、あなたを成長させ続けあなたの自己実現をサポートする唯一無二の財産が手に入るのだから。


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【1次試験】運営管理の過去問チャレンジ ~需給計画(後編)

今回は2018年度の1次試験突破を目指す受験生に向けた記事である。


それではさっそく、運営管理の過去問チャレンジ!



なのだが…、今回はしっかり解かなくてOKである。


どういう意味かと言えば、今回の過去問チャレンジで取り上げる問題は、「【1次試験】運営管理の過去問チャレンジ ~需給計画(前編)」で取り上げたものと同様の論点である「部品表」に関する問題である。


しかし今回の問題は出題の仕方が少しだけ異なる。


なので、その出題の仕方が異なるという前提条件を受けて、どのような作戦で解答をするかというところまで結論を出せたら、解説を見ていただきたい。


【過去問チャレンジ】
下表は、製品 A の部品構成を示している。製品 A を 30 台組み立てる際に、部品 d の所要量として、最も適切なものを下記の解答群から選べ(単位:個)。(平成28年度運営管理 第9問)
unei-H28-9.jpg

ア 240  イ 390  ウ 570  エ 750




















(解説)
【1次試験】運営管理の過去問チャレンジ ~需給計画(前編)」で取り上げた問題との違いはわかっただろうか?

違いはズバリ、「前回はストラクチャ型部品表ベースでの出題だったが、今回はサマリー型部品表ベースでの出題であること」である。


さてどう対応すべきだろうか?


もう一度設問の表を見てみよう。
unei-H28-9.jpg
よく見てみると、表に「子部品」というワードがある。

「子部品」というワードがあるということは、当然「親部品」があるはずである。


以上の気づきを得られれば、上記表が表現したいことを以下の通り日本語に直せるはずである。


「製品Aは子部品a=2個、子部品b=2個、子部品c=3個から構成されている」

「親部品aは子部品c=2個、子部品d=2個、子部品e=2個から構成されている」

「親部品cは子部品d=3個、子部品e=3個から構成されている」



前回の過去問チャレンジで、あなたはストラクチャ型部品表ベースの問題の解き方を理解した。以上の解釈さえできれば、出題の見せ方こそ違うものの、実は前回の過去問チャレンジと全く同じ解き方で対応可能であることがわかる。


この時点であなたは気づくことができるだろう。


このサマリー型部品表はストラクチャ型部品表に変換できるということを。


以上に気づけば、あなたは以下の図を問題用紙の余白に書いて計算を始められるはずである。
運営管理-H28-9


以上を元に計算をすると、正解は(エ)の750個となる


今回の問題のように、あなたがせっかくストラクチャ型部品表での計算方法をマスターして本試験を迎えても、試験委員は敢えてサマリー型部品表を提示することで出題方法をズラしたりする。


「1次試験で過去問と全く同じ問題は出題されない」という心構えを持って、盤石な理解に基づく勉強を進めてほしい。


マジコン診断士


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【キャリア】コンサルタントしてValueを出すために(後編)

今回はマジなコンサル診断士を目指す読者のためのキャリアに関する記事である。


【キャリア】コンサルタントしてValueを出すために(中編)」では、「アウトプットの先をイメージすること」の重要性に関してお伝えした。


今回の記事ではその点を説明し、本連載を終えようと思う。



筆者は、Valueを出せるコンサルタントに成長するための以下のフローをお示しした。
成長するためのフロー

本記事の論点は、このアウトプットの先に何があるのかということである。



結論から言えば、以下のようになっている。
アウトプットの先には


上図の見ていただくとわかる通り、あなたのアウトプットのゴールはあなたがアウトプットを完了することではない。



あなたのアウトプットのゴールは


あなたがアウトプットをし、そのことが他者の行動を促し、それがクライアントの望む成果につながること


である。



これこそがコンサルタントのアウトプットのゴールであると筆者は考えている。




【キャリア】コンサルタントしてValueを出すために(前編)」で、筆者は「初対面1発目でクライアントをがっちりつかむこと」が重要であることをお伝えした。




この秘訣はズバリ、


クライアント自身が「この人に任せたら成果がでるかも」という期待を抱き、クライアント自身があなたにコンサルティングを委託する行動を起こさせるようなアウトプットをすること


である。




ここをクリアできれば、コンサル案件の受注はあなたのもとにポンポンと舞い込んでくるはずである。



ぜひあなたがコンサルタントとしてアウトプットする際には、上記内容を強く意識してほしい。




最後に、クライアントを動かすアウトプットとして必要と筆者が考える要素を3つ挙げておく。


それは以下である。


①知識
②論理的思考力
③パッション(情熱)



この3つの要素が一定の水準を超えてくれば、かなりの確率であなたは信頼できるコンサルタントとしての評価を受けるはずである。
※この「一定の水準」というのがミソで、このラインを超えるのにかなりの若手コンサルタントが苦労する。この「一定の水準」を超えるアウトプットができない段階では、相手はあなたをコンサルタントとして見てくれないので、仕事は来ない。こういう場合に”中小企業診断士”という資格があると、相手から見えるあなたの評価が若干かさ上げされる場合がある。


ちなみに、「【キャリア】コンサルタントしてValueを出すために(前編)」で例に挙げた部下は①知識と③パッション(情熱)を持ち合わせていたが、②論理的思考力が弱かった。
※補足:パッション(情熱)はそれを内に秘めているだけでは全く意味がなく、それを他者に伝達し他者がそれを強く感じ取れるような状況でなければならない。



ゆえに筆者は、部下の論理的思考力を鍛え上げれば、コンサルとして一定のレベルに到達するのではないかという仮説を持ち、この部分を半年間徹底的に鍛えていった。


するとビンゴ。


ある日突然受注がポンポン取れるようになった。




今回の内容は、あなたがマジなコンサル診断士として飯を食っていく上では極めて重要なことだと思っている。



ぜひ覚えておいてほしい。



なお、本記事の類似論点を過去記事「【読書をしましょう】これができなければコンサルではありません」に書いているので、こちらもご覧いただきたい。


マジコン診断士

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【1次試験】運営管理の過去問チャレンジ ~需給計画(前編)

今回は2018年度の1次試験突破を目指す受験生に向けた記事である。


それではさっそく、運営管理の過去問チャレンジ!


【過去問チャレンジ】
最終製品XとYの部品構成表が下図に与えられている。( )内の数は親に対して必要な部品の個数を示している。製品Xを10個、製品Yを5個生産するのに必要な部品eの数量に最も近いものを下記の解答群から選べ。
unei-H23-9.png

(ア) 50     (イ) 60     (ウ) 70     (エ) 80




















(解説)
部品表に関する計算問題である。

本ブログの過去問チャレンジは、読者が朝通勤する際に手軽に論点の確認と復習ができることを目的としているため、わざわざ手計算せねばならない計算問題を敢えて外している。

しかし今回の論点は①比較的計算が楽(頭の中だけでも計算できる)な論点であること、②運営管理ではよく出題され確実に得点が可能な論点の1つであることの2点から、今回は特別に取り上げることにした。


部品表とは、「一つの組立品(又は一つの部分組立品)を構成する部品の、又は一枚の図面上に示された詳細な部品の完全なリスト。(JIS)」である。普段、筆者はBOM(Bill of materialsの略)と呼んでいる。

部品表には、表形式で示した「サマリー型部品表」と、部品の親子関係を木構造で示した「ストラクチャ型部品表」とがある。

今回取り上げる問題は、ストラクチャ型部品表である。


部品表の問題は慣れると難しくない。もう一度以下の図を見てみてほしい。
unei-H23-9.png
上記図の例の製品Xを元に、この木構造が表現したいことを日本語に直すと、


「製品Xは部品A=2個、部品B=1個から構成されている」

「部品Aは部品e=1個、部品f=2個から構成されている」

「部品Bは部品e=2個から構成されている」



ということだけである。


この図から上記日本語を解釈することさえできれば、この設問の題意である「製品Xを10個、製品Yを5個生産するのに必要な部品eの数量に最も近いもの」を求めることはそれほど難しくないはずである。



具体的には、以下の通り計算すればよい。
運営管理-H23-9

以上より、正解は(ウ)である。


(解答)
(ウ)


余談だが、筆者は昔とあるクライアントの非常事態により、BOMを自ら作ったというなかなかおもしろい経験をしたことがある。

部品表というワードを見聞きすると、必ず当時を思い出す。


マジコン診断士

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【キャリア】コンサルタントしてValueを出すために(中編)

今回はマジなコンサル診断士を目指す読者のためのキャリアに関する記事である。


【キャリア】コンサルタントしてValueを出すために(前編)」では、Valueを出せるコンサルタントに成長するための以下のフローをお示しした。
成長するためのフロー


今回の中編として、その続きのお話をしようと思う。




前編で、「クライアントはあなた自身をアウトプットで判断する以外に方法がない」ことをお伝えした。



つまり、コンサルタントとしてValueを出すためには、あなたはそれだけのアウトプットをクライアントに対してできるだけの知識・思考力を身につけなければならない。





では、「ぞれだけのアウトプット」とはどれだけのものなのだろうか?



「そもそもコンサルタントの仕事とは何か?」ということを考えてみると、辞書的な意味で言えば、


「企業の経営課題を明らかにし、解決するための助言・アドバイスをすること」


となる。




以上の定義を踏まえれば、コンサルタントのアウトプットは


・企業の経営課題を明らかにするものである必要がある

・企業の経営課題を解決に導くものである必要がある



ことがわかる。




なるほど、これで合点がいく。



あなたが中小企業診断士であれだけ多くの科目を勉強している(勉強してきた)理由は、


「企業の経営課題を明らかにして、それを解決に導くための内容」をクライアントに対してアウトプットするため


ということである。




「マジコンは何を今さら言っているのだ?」を思われるかもしれないが、非常に大事な大事なことである。



なぜならば


自分のアウトプットした内容に自己陶酔して満足してしまっているだけのコンサルタントをかなり見かける


からである。




まあ、コンサルタントのアウトプットはそれなりの勉強や分析をベースに成り立つものなので、


「今日のこの資料はきれいにまとまったなぁ」

「今日の俺(私)のプレゼンはイケてたなぁ」


などと思うくらいはよかろう。



何も筆者は「雑念に煩わされない聖人になりましょう」等ということをあなたに伝えたいわけではない。



コンサルタントとしてアウトプットする際にあなたに強く意識していただきたいことは、


アウトプットの先をきちんとイメージすること


である。


つづく


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【1次試験】運営管理の過去問チャレンジ ~需要予測

今回は2018年度の1次試験突破を目指す受験生に向けた記事である。


それではさっそく、運営管理の過去問チャレンジ!


【過去問チャレンジ】
過去の需要量の時系列データを用いる需要予測法に関する記述として、最も不適切なものはどれか

(ア) 移動平均法では、データが過去にさかのぼるほど、その重みが増加する。
(イ) 移動平均法の予測精度は、用いるデータの数に影響される。
(ウ) 指数平滑法では、データが過去にさかのぼるほど、その重みが減少する。
(エ) 指数平滑法の予測誤差は、平滑化定数の値に影響される。




















(解説)
需要予測に関する問題である。

見込生産方式の企業においては、需要予測に基づいて見込生産を行う。当然のことながら、「予測した需要量 > 実際の需要量」となれば製品が売れ残って多くの在庫を抱えることになるし、「予測した需要量 < 実際の需要量」となれば、欠品による販売機会損失につながる。

以上より、見込生産方式の企業にとっては、需要予測の精度向上が重要な経営課題となる。


本記事で取り上げた過去問では需要予測の方法として「移動平均法」と「指数平滑法」が出題されているので、簡単に説明する。

移動平均法とは、「過去の観測値(例えば売上等)の移動平均を算出して将来を予測する手法」である。例えば、過去3か月の売上が1,000円、1,200円、800円だとすれば、移動平均法に基づく売上予測は(1,000円+1,200円+500円)÷3(ヵ月)=900円となる。
なお、移動平均法の中には「単純移動平均法」と「加重移動平均法」がある。前者は先ほどの例のように過去の観測値の単純平均を求める方法、後者は過去の観測値の実績データに重みを与えた上で平均を求める方法である。

指数平滑法とは「得られた過去の観測値の内、より新しいデータに大きなウェイトを置き、過去になるほど小さなウェイトを掛けて移動平均を算出して将来を予測する手法」である。具体的には、以下の式を用いて計算する。

予測値 = 前回予測値 + α × ( 前回実績値 - 前回予測値 )
※α=平滑化定数( 0 < α < 1 ) → αが1に近いほど直近の観測値に対する重みを大きくすることとなる。


以上の前提知識を踏まえ、各選択肢を検証する。


ア:本選択肢で言う移動平均法の中でも「加重移動平均法」であれば、より過去の観測値の重みを増すことにより、本選択肢のような「データが過去にさかのぼるほど、その重みが増加する」という観測方法を採用することは可能である。しかし、本選択肢で言う移動平均法が「単純移動平均法」であればそのようなことはできない。その区別を明確にせず、「移動平均法では、データが過去にさかのぼるほど、その重みが増加する。」という言い回しをしている本選択肢は、果てしなく×に近い表現であると推測できる。とはいえ、本選択肢が加重移動平均法を指しているという可能性もわずかながらに残っているので、一旦保留する。

イ:特に違和感はない。3個のデータに基づき移動平均する場合と、10万個のデータに基づき移動平均する場合を比較すれば、データの数が多ければ多いほど予測精度は高まることは推測できるだろう。ゆえに〇。
※このように2つの事象を比較してその差異を明らかにする場合は、極端なもの同士を比較するとその差がわかりやすくなるという手法は知っておいてもよいだろう。

ウ:特に違和感はない。先ほど説明した通り、「得られた過去の観測値の内、より新しいデータに大きなウェイトを置く」のが指数平滑法の特徴である。要は「より新しいデータの方が最新の市場における需要動向を反映している」という考え方に基づいているということである。ゆえに〇。

エ:特に違和感はない。先ほど説明した通り、平滑化定数αが1に近いほど直近の観測値に対する重みを大きくするアクションとなる。つまり、指数平滑法の予測誤差は平滑化定数の値に影響を受けるので、〇。


以上より、消去法でアの選択肢が誤りとわかるので、正解はアである。
※アが正解ということは、「単純移動平均法」「加重移動平均法」の双方を括った文字通りの「移動平均法」を想定して試験委員は出題したことがわかった。「単純移動平均法」では重みのコントロールができないので、それを含んだワードである「移動平均法」は誤りであるという出題の意図だろう。


(解答)
(ア)


本記事で取り上げた需要予測の問題は極めてベーシックな出題である。

平成27年度第9問で指数平滑法の計算問題、平成26年度第11問で本記事では取り上げていない線形計画法の問題が出題されている。この2問も必ず解けるように訓練しておいてほしい。線形計画法に関しては、財務・財務でもセールスミックスで勉強したあの論点である。


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【キャリア】コンサルタントしてValueを出すために(前編)

今回はマジなコンサル診断士を目指す読者のためのキャリアに関する記事である。



先日筆者は、以下のツイートをした。



このツイートは、とある筆者の部下をイメージしてつぶやいたものである。



ここ半年ほどの彼はコンサルタントとしての成長がとにかく著しく、案件の引き合いがあると一発でクライアントを刺せるようになってきた。



ちなみに「クライアントを刺す」というのは筆者がよく部下やメンバーに伝えるワードで、簡単に言えば


初対面1発目でクライアントをがっちりつかむこと


である。




この方法は個人の強みとリンクしているので、こうすればよいという画一的な方法はない。



但し、間違いなく言えることは、



「この人だったらわが社を本当に変えてくれるかもしれない」



という極めて高い期待を数時間の面談でクライアントに抱いてもらう必要があるということである。





今となっては彼も貴重な戦力となりつつあるが、ここまでの道のりは決して楽ではなかった。



彼自身の絶え間ない向上心と努力が彼をここまでのステージに運んだということが一番の要因ではあるが、その過程での彼に対する筆者の接し方は、彼にとってもきっと精神的・体力的にきつかったことであろう。



その過程で、筆者は様々なカラクリを仕込んで彼の成長を促進しようとしてきたわけだが、その際に筆者の頭の中にあるベースとしての考え方は、以下のフローに集約される。
成長するためのフロー


筆者が彼の成長のために仕込んだカラクリは、すべて上記のフローを意識して実施している。



さて、最近ではコンサルタントしてのValueを出せるようになってきた彼だが、なぜそれができるようになったか?



それは直接的には


アウトプットのレベルがコンサルタントとしてValueを出せる水準にまで高まった


ためである。



当然のことながら、クライアントにはあなたのインプットを見る術はないし、あなたの脳ミソの中身(思考)を見る術もない。


クライアントはあなた自身をアウトプットで判断する以外に方法がない


のである。




さて、ここで先ほどのツイートをもう一度見てみよう。



最初の頃の彼はあまりに文章力が低すぎて、筆者としては「どうしたものか」と困り果てるレベルであった。

ところが、最近の彼の資料に対して筆者が指摘・アドバイスをすると、その後筆者の期待水準にバシッと合わせた資料を提示してくる。


しかしかつての彼にはこんなことはできなかった。



ここまでの内容を読んで、筆者が言いたいことがあなたにもなんとなく見えてきたかもしれない。



本記事で筆者がお伝えしたいことは、


アウトプット能力向上に向けて最もレバレッジが効く対策順は、「思考力の向上 > インプット量の増大 > アウトプット力の向上」である


ということである。


つづく。


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現役コンサルタント。中小企業診断士試験独学ストレート1発合格。モットーは卓越した本質的スキル・知恵に基づく”マジなコンサル診断士”であり続けること。
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