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現役コンサルによる中小企業診断士試験対策&資格取得後のキャリア形成に関するブログ

【このブログの説明】
このブログでは、複数社のコンサルティングファームを渡り歩いた現役のコンサルタントが、中小企業診断士試験合格に向けたベスト戦略、中小企業診断士資格取得後のキャリア形成に関する情報を発信していく。コンサルティング経験に基づく本質的なコンサルティングスキルをベースに、独自の分析に基づく試験情報や経営コンサルタントとしてのキャリア形成上の要諦を公開していく。 読者が真の経営コンサルタントとして活躍できるような一石を世に投じられること、これを私の日々の目標とし、筆者自身もこのブログとともに成長していきたい。

【1次試験】運営管理の過去問チャレンジ ~ライン生産(前編)

今回は2018年度の1次試験突破を目指す受験生に向けた記事である。


それではさっそく、運営管理の過去問チャレンジ!


【過去問チャレンジ】
ライン生産方式に関する記述として、最も不適切なものはどれか。(平成20年度運営管理 第17問)

(ア) 各工程の作業時間は、サイクルタイム以下でなければならない。
(イ) サイクルタイムはピッチタイムとも呼ばれ、品物が生産ラインから送り出されていく時間間隔を意味する。
(ウ) 生産ラインの編成効率は、(ステーション数 × サイクルタイム)÷作業時間の総和 で計算される。
(エ) タクト方式は、すべての工程が同時に作業を開始し、一定時間間隔をもって、品物が一斉に次の工程に移動する方法である。




















(解説)
ライン生産方式に関する問題である。各選択肢の正誤判定も重要だが、それ以上に各選択肢の用語をきちんと理解・記憶しているかという観点でも見てみてほしい。

ア:サイクルタイムの定義は「生産ラインに資材を投入する時間間隔。 備考:通常,製品が産出される時間間隔に等しい。ピッチタイム又はサイクルタイムともいう。(JIS)」である。ポイントは以下の3点。
①サイクルタイムとは、生産ラインに資材を投入する時間間隔のことである。
②サイクルタイムは、通常製品が算出される時間間隔に等しい。
 ※①、②より、「生産ラインに資材を投入する時間間隔=通常製品が算出される時間間隔」の関係になる。
③サイクルタイムはピッチタイムとも言う。

以上に基づき選択肢を検証する。コンベアのラインで仮にある工程の作業時間がサイクルタイムを上回ると何が起こるだろうか?サイクルタイムはコンベアの移動速度となるため、その仕掛品は加工が終わらない不完全な状態でそのまま流れて行ってしまうことになる。つまり、各工程の作業時間はサイクルタイム以下でなければならないので、〇。


イ:本選択肢は、アの解説で示したJISの定義と一致しているので問題ない。ゆえに〇。


ウ:これは以下の式をそのまま覚えてしまった方が良い。

 編成効率 = 各工程の作業時間の総和 ÷ (作業ステーション数 × サイクルタイム)

以上を覚えていれば、本選択肢は分母と分子が逆であることわかるため、×である。


エ:特に違和感はない。ゆえに〇である。この選択肢は正解選択肢なので、試験委員の示したタクト生産方式の定義として、しっかりと読み込んで理解しておいてほしい


以上より、正解はウである。

(解答)
(ウ)


意外と忘れているなぁと思った読者もいると思う。

今はそれで問題ない。今回の記事を通じて「何を忘れていて何を覚えているか」をきちんと分けて認識した上で、直近だと5月のLEC模試までにしっかりと理解と記憶を呼び起こせればよい。

なお、ライン生産方式において、サイクルタイム(最小工定数の計算含む)、ライン編成効率、バランスロス率の計算は1つの重要ポイントとなる。計算問題として出題されることはもちろん、上記問題のように各計算要素の意味や計算式の正誤判定をさせる問題も多い。ライン生産の特性、計算要素、計算式の意味しっかりと理解した上で、多くの問題に当たって出題形式に慣れていくとよいだろう。


マジコン診断士

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【キャリア】ちょっとコンサル実務の話でも(前編)

筆者は現在、とあるクライアント企業の人事評価制度を構築している。


中小企業診断士を志している読者も、現在中小企業診断士として活躍している読者も、恐らくどこかで「人事評価制度の構築」が課題となるクライアント企業に出くわすことになるだろう。



人事評価制度を構築する際のポイントとして挙げられるのが


「公正・公平性を担保すること」


である。




なるほど。


確かに公正・公平な人事評価制度を構築することができれば、それはそれは経営者も従業員もとってもハッピーである。


そして診断士2次試験においては、特に重要なポイントでもある。


あなたはこの点をきちんと覚えておかねばならない。




しかし、実際の人事評価制度構築のコンサルティングをしている筆者の感覚であると、これもまた


言うは易く行うは難し


である。



それをさっそく確かめてみよう。



ではここであなたに質問である。



あなたの所属している組織の人事制度は、本当に公正・公平性が担保されているだろうか?



少なくとも筆者は、これまで所属した組織で「これは本当に公正・公平性が担保された素晴らしい人事制度だ」と思うような制度に出会ったことはない。





それではもう1つ質問である。


では、どうすればあなたの所属組織の人事評価制度が公平・公正になるか、その解決策をあなたは経営者に具体的に提示できるのだろうか?



「できる」と言うそこのあなた。


本当だろうか?


あなたが考えている人事評価制度は、全部門、全職層の従業員にとって間違いなく公平・公正なものになるのだろうか?




ここまでであなたにも十分シミュレーションできたはずである。


公平・公正な人事評価制度を構築することが、どれほど「言うは易く行うは難し」であるか


ということを。


つづく


マジコン診断士

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【訂正とお詫び】運営管理の過去問チャレンジ ~製品設計(前編)の図に関して

今回は訂正とお詫びの記事です。


2018年3月12に投稿した「【1次試験】運営管理の過去問チャレンジ ~製品設計(前編)」の解説で、筆者は以下の図を提示した。
VEの機能定義


筆者は上記の図で問題ないと思い込んでいたのだが、先日運営管理の過去問を見ていたところ、上記図で対応できない問題があることが判明した。



具体的には、以下の過去問である。


VE における製品の機能に関する記述として、最も不適切なものはどれか。(平成28年度運営管理 第4問)

(ウ) 必要機能はその製品の基本機能になる場合が多いが、貴重機能が基本機能になる場合もある。




筆者が例示した図をベースに検討すると、貴重機能に基本機能がぶら下がっていないため、上記ウは誤りの選択肢となってしまう。


ところが、このウは正解の選択肢なのである。



そもそも貴重機能とは、「製品の形や色彩などのデザイン的特徴に関わる機能」のことなのだが、そのようなデザイン的な特徴が使用者にとって製品そのものの価値となるほど重要な場合、貴重機能は基本機能となり得るということになる。


本過去問を踏まえた場合、筆者が示した図では正解することができないため、明らかな誤りとなる。


以上より、この場をお借りして示した図を以下の通り訂正させていただきたい。
VEの機能定義(訂正版)



この度は誤った図をお示ししてしまい、誠に申し訳ございませんでした。


以後十分情報を精査した上での情報発信に努めてまいります。


マジコン診断士

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【キャリア】なぜクライアント企業はコンサルタントに仕事を依頼するのか?

いきなりだが、クライアント企業が「コンサルタントに期待する価値」とは一体なんだろか?



細かい部分で言えば様々な解釈があるだろうが、一般的には


クライアント企業が直面している何かしらの課題に対して、解決策を提示してその企業の発展を助けるもの


と言えるだろう。




さて、現代はインターネットの急速な発達により、得たいと思った情報はスマホで検索すればいつでも手に入る時代。


このような時代なのだから、クライアントもインターネットで情報検索しさえすれば、何かしらの課題解決策にたどり着けるはずである。



クライアント企業である従業員が自ら課題解決策に行き着くことができれば、それに要するコスト(人件費)は時給換算で数千円で済む。


一方で、同様の作業をコンサルタントに依頼すれば、時給換算で数万円は下らない。



もしクライアント自身が独力で課題解決策にたどり着ければ、わざわざ高額なコンサルティングフィーをコンサルタントに支払う必要はなくなる。


そうであることが明らかであるにも関わらず、なぜクライアント企業は高額なフィーを投入してコンサルタントに仕事を依頼するのだろうか?




この問いに対する解を導き出す上でポイントとなるのは、


「情報を入手できる環境にあること=課題を解決できること」とは必ずしもならない


ことだと筆者は考えている。




それはなぜか?



その要因は様々であるが、例を挙げれば


・求めている情報が見つからない

・情報がありすぎて、何が正解かわからない

・一般的な課題解決策はインターネット上でも手に入ったが、自社に当てはまる個別具体的な解決策まではわからない

・課題の解決策はわかったが、社内の人間だけだと上手く改革を進められない

・課題の解決策はわかったが、課題解決を効率的に進めらず時間がかかる  etc


等であろうか。


他にもあるだろうが、この辺でやめておこう。




さて、筆者が提示した問いに戻ろう。



筆者が提示した問いは


なぜクライアント企業は高額なフィーを投入してコンサルタントに仕事を依頼するのだろうか?


であった。



この問いに対する筆者の考える解は


自社だけで達成できないことに対しては、クライアント企業はたとえ高額でも喜んでお金を支払うため


である。



クライアント企業が自社だけで進めたら、ひょっとするとやりたいことを達成するまでに3年も5年も経過してしまうかもしれない。


クライアント企業が自社だけで進めたら、ひょっとするとやりたいことを達成できないまま経営資源だけを浪費することになるかもしれない。



しかし、コンサルタントからの支援を得れば、やりたいことを短期間で達成できる可能性が高まる。



だからこそ、高いフィーであってもクライアント企業はコンサルタントに支払うのである。



以上、「なぜクライアント企業は高額なフィーを投入してコンサルタントに仕事を依頼するのだろうか?」に対する筆者なりの考えを書かせてもらった。



ここまでの記事を踏まえ、最後にあなたにメッセージを送ろう。


コンサルタントは、クライアント企業から「この人にはこれほどの高額なコンサルフィーを支払う価値があるか」という目で常に見られているということを忘れてはならない!



クライアント企業から高額なコンサルティングフィーを戴くに値する知識、知恵、マインド


「それらを備えたコンサルタントである」と自信を持ってクライアント企業に言えるまでに、あなたは自己研鑽に努めているだろうか?


もしあなたが自信を持ってそう言えないのであれば、今のこの瞬間から心を入れ替よう。


人は変わろうと思ったその瞬間から変わることができる生物なのだから。


マジコン診断士

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【1次試験】運営管理の過去問チャレンジ ~製品設計(後編)

今回は2018年度の1次試験突破を目指す受験生に向けた記事である。


それではさっそく、運営管理の過去問チャレンジ!


【過去問チャレンジ】
VEに関する記述として、最も適切なものはどれか。(平成25年度運営管理 第4問)

(ア) 対象物の価値は、対象物のコスト÷機能でとらえられる。
(イ) 対象物の機能を金額で評価するときは、その構成部品の合計購入金額が用いられる。
(ウ) 対象物の機能を整理するときに用いる機能体系図(機能系統図)は、機能を特性と要因に分け、相互の関係を階層化して示した図である。
(エ) 対象物の機能を定義するときは、名詞と動詞を用いて、「○○を○○する」のように記述する。




















(解説)
VEに関する問題である。さっそく各選択肢を検証する。

ア:VEでは、製品の価値を機能とコストの関係で表す。具体的には”価値=機能÷コスト”の式で表される。この観点で見直してみると、選択肢は”コスト÷機能”となっており、分母と分子が逆なので×。よく見ないと間違う問題なので、注意が必要である。
イ:「構成部品の合計購入金額」が×。冷静に考えてみてほしい。「構成部品の購入金額」ということは、よりシンプルに言えば「機能の価値は材料費の合計額で評価するよ」と言っていることになる。それはおかしいだろう。VEでは、機能を総費用(ライフサイクルコスト)で評価する。総費用(ライフサイクルコスト)とは、製品やサービスのライフサイクル(構想・企画・研究開発・設計、調達、製造・設置・引渡し、流通・販売、運用、保全、廃棄など)のすべてにわたって発生するコストのことである。
ウ:「機能を特性と要因に分け」で違和感を感じたあなたは、その感覚でOK。機能系統図は、構成要素となる個々の機能を「目的と手段」で体系化したものである。「特性と要因に分けたもの」ではない。特性要因図との混同を狙った出題か?ゆえに×。
エ:特に違和感はない。この選択肢は正解選択肢なので、しっかりと読み込んでおいてほしい。


以上より、正解はエである。

(解答)
(エ)


マジコン診断士

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【2次試験】試験委員の立場になってみる

今回は2018年度の2次試験突破を目指す受験生に向けた記事である。


「試験問題は必ず2つの要素から構成されている」という内容を筆者は本ブログで発信したことがあるのだが、覚えているだろうか?



その要素とは


ヒント」と「ノイズ


である。




試験問題というものはどのような問題であれ、問題を解くために必要な「ヒント」が含まれていなければならない。


なぜならば、試験には「客観性」が求められるからである。




では、試験における「客観性」とは何だろうか?



それは


一般的な知識と判断力のある人であれば、全員が正解に行き着くことができるカラクリが存在すること


である。



このカラクリこそが「ヒント」なのである。




ところがである。



ヒントというものは厄介なもので、あまりにわかりやすくしすぎてしまうと、試験問題の難易度が低下してしまう。


より分かりやすく言えば、「誰でも解ける問題」になってしまう。



これでは、「主催者が求める受験生を選抜する」という試験本来の目的を達成することができなくなってしまう。


そこで試験委員はどうするかと言えば、試験問題に「ノイズ」を散りばめることになる。



ノイズの例としては

・解答に関係ありそうで無関係な情報を置く

・似たような情報を置く

・根拠を敢えて離して散りばめる

etc…



以上を見ていただくとお分かりいただけるかもしれないが、試験問題の難易度に影響するのは、「ヒント」ではなくむしろ「ノイズ」の方であると筆者は考えている。


このヒントとノイズの散りばめ方のバランスを適切に取ることこそが、試験委員の腕の見せ所なのである。



試験委員の立場になって考えてみると、このバランスのとり方に苦慮することだろう。


恐らく、締切ギリギリまで検討しているはずである。


なぜならば、このヒントとノイズが絶妙にバランスした試験問題こそが、芸術的な試験問題となるからである。





さて、以上の試験委員の立場になって考えてみた内容を裏返すと、あなたが2次試験を突破するための1つのポイントが見えてくる。



それは

ノイズとヒントを分けた上で、(ノイズは捨て)ヒントを拾って答案を構成する


ということになる。



当たり前の話だが、ノイズは試験問題の難易度を上げるための要素でしかなく、あなたの加点に寄与するものではない。


一方でヒントは試験問題の客観性を保つために不可欠なものなので、ヒントを適切に拾うことができれば、あなたは効果的に得点を積み上げることができる。




さて、ダラダラと書き連ねてきたが、ここらで結論をお伝えしよう。



筆者はあなたの2次試験の学習において、1つだけプロセスを追加してほしいと思っている。



それは


答練や過去問を復習した際に、何がノイズで何がヒントであったかをきちんと見極めると共に、どうやればノイズを捨てヒントを拾って目指すべき答案に行き着けたのかを検討するプロセス


である。



このプロセスを経ることで、あなたは「試験問題が必ず持っていなければならない特性」を逆に利用して学習を進めることができる。


そして複数年度の過去問を以上のプロセスを通じて復習することにより、その特性における一定のパターンが見えてくるはずである。


その見えてきたパターンを大事にしてほしい。



それこそが出題者である試験委員が最も嫌がるであろう試験対策の方法の1つだからである。



マジコン診断士

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【1次試験】運営管理の過去問チャレンジ ~製品設計(前編)

今回は2018年度の1次試験突破を目指す受験生に向けた記事である。


それではさっそく、運営管理の過去問チャレンジ!


【過去問チャレンジ】
VEの「機能」に関する記述として、最も不適切なものはどれか。(平成22年度運営管理 第5問)

(ア) 基本機能は、必要機能と貴重機能に分類される。
(イ) 使用機能は、基本機能と二次機能に分類される。
(ウ) 製品の形や色彩などのデザイン的特徴に関わる機能を、貴重機能という。
(エ) 製品やサービスの使用目的に関わる機能を、使用機能という。




















(解説)
VEの機能体系をしっかり覚えておけば解ける問題だが、意外と忘れやすい論点である。以下の機能定義に係る体系図をしっかり覚えることで、正解選択肢を選ぶことは可能である。
VEの機能定義
※(注意)上記図に誤りがあることが判明したため、必ずコチラの記事を併せてご確認いただきたい。本経緯を明らかにするため、上記誤りの図は敢えて残したままにしてある。


以上の図を元に、各選択肢を検証する。

ア:貴重基本は基本機能ではないので×。これが正解選択肢。
イ:上の図の通りなので〇。
ウ:内容に違和感はない。試験委員が正解としている選択肢なので、貴重機能の定義として本選択肢の内容はしっかりと理解しておきたい。
エ:内容に違和感はない。これも選択肢ウと同様に試験委員が正解としている選択肢なので、使用機能の定義として本選択肢の内容はしっかりと理解しておきたい。


以上より、正解はアである。

(解答)
(ア)


本論点における1次試験対策上のポイントは以下の2点である。
①上記図の体系図をしっかりと覚えておく
②上記図の各機能の定義をしっかりと理解しておく


本試験で意外と飛びやすい(忘れてしまう)論点でもあるので、気を付けたい。


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【1次試験】運営管理の過去問チャレンジ ~製品開発

今回は2018年度の1次試験突破を目指す受験生に向けた記事である。


それではさっそく、運営管理の過去問チャレンジ!


【過去問チャレンジ】
製品の開発プロセスに関する記述として、最も適切なものはどれか(平成26年度運営管理 第5問)
(ア) 生産技術や量産技術を先取りして設計・開発するために、フロントローディング活動を行う。
(イ) 製品企画、製品開発、生産準備の作業を同時並行して行うために、ウォーターフォール型開発を行う。
(ウ) 製品の使いやすさを試作段階で把握するために、製品工程分析を行う。
(エ) 製品の組み立てやすさを設計段階で把握するために、組作業分析を行う。




















(解説)
製品開発プロセスの問題である。
この問題の選択肢を見ると、すべて「~するために、…を行う。」という形式になっている。「~するために」というワードは因果関係を表す(「果←因」の関係になる)ので、その関係性に注意して各選択肢を検証する。

ア:「フロントローディング活動」の正確な意味が(筆者には)分からないので判定不能(最新版のテキストには掲載があるのだろうか?)。よって一旦保留。

イ:「製品企画、製品開発、生産準備の作業を同時並行して行う」ときたら「コンカレントエンジニアリング」と反射的に出てくるようにしときたい。なお、選択肢に記載している「ウォーターフォール型開発」は経営情報でお目にかかったことがあるだろう。主に情報システムの開発で用いられる開発モデルで、開発工程を「要件定義→基本設計→詳細設計→開発→テスト」等に分けて順に行うことにより、各工程における品質を確保するものである。この問題は、コンカレントエンジニアリングに気づき、かつ経営情報の学習でウォーターフォール開発記憶していた受験生は、容易に不正解選択肢と判断できるだろう。本選択肢は×。

ウ:そもそも製品工程分析は、生産における物の流れを分析するためのものである。ゆえに「製品の使いやすさを試作段階で把握」する目的では活用できず、製品工程分析と因果関係を構成し得ないため、×。

エ:組作業分析の「組」を「組立て」の「組」と混同させようという意図だろうか。そもそも組作業分析とは、2人以上の作業者が共同で作業を行う際の効率性を分析するためのものである。つまり、組作業分析の「組」は「作業者の組」を表している。ゆえに×。


以上より、消去法で正解はアである。

(解答)
(ア)


この問題の「フロントローディング」のようにわからない用語が選択肢に含まれていても、他の選択肢を検討することで解答を絞り込むことで正解できる確率は高めることができる。


マジコン診断士

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【診断士試験】”これ”だけでもあなたの得点は上がる(はず)

前回の記事(コチラ)で、「PDCAを徹底するだけでも中小企業は成長できる」という筆者の考えをお伝えした。


昨日の記事にそれなりのブログ村バナーポチが押されていたことを鑑みると、多くの読者がその重要性を認識されているのだろうと感じた。


さすがはマジなコンサル診断士を目指す本ブログ読者である。



なぜ筆者がこんなコメントをするかと言えば、


”PDCA”ほど”言うは易く行うは難し”のワードはない


と考えているからである。




な~んにも考えずに昨日の記事を読んだ人は、


「ふ~ん。だから?」


となるであろう。


なぜならば、PDCAという言葉を知らない人はほとんどおらず、知っているか知らないかのレベルで理解してしまえば、そこから得られる新たな学びは何もないからである。




逆によ~く考えて筆者の記事を読んだ読者は


「そうそう、PDCAって大事なんだよな。でもそれを実行させることって相当大変なんだよな~」


と腹落ちするはずである。




上記内容をあなたにきちんとご理解いただくために、診断士試験合格という目標に向けてのPDCAの一例を出そう。


例えば、あなたは苦手な1次試験財務・会計で60点を取ることを目標として設定したとする。


そしてあなたは最近受験した財務・会計の答練で52点だったとする。


そうすると、あなたの求める状態(=目標)が60点、あなたの実際の状態(=答練の得点)が52点なのだから、あなたの問題点は「合格点に対して8点不足していること」ということになる。



次にあなたが何をするべきかと言えば、


その問題点の原因を探ること


である。



ロジックツリーやなぜなぜ分析等の手段で真因を特定することが重要である。


真因を特的できれば、そこに対して打ち手を講じればよいことになるので、課題設定を行うことが可能となる。



はい、ここまでがPDCAの”P(計画)”である。




次はPDCAの”D(実行)”なので、設定した課題に対して打ち手を講じていく。


その打ち手を講じた結果に関しては、何かしらの形で必ず”C(検証)”しなければならない。


例えば、次回の答練の得点で検証すればよいかもしれないし、それだとリードタイムが長すぎるということであれば、自習している問題集(例えば10問中〇問正解を目指す)でもよいだろう。



ここで大事なのは、


課題に対する打ち手を講じた結果が、問題点の解消につながったかどうかを定量的に観測すること


である。



もし”C(検証)”の結果、問題点の解消につながったことを確認できたのであれば、あなたの打ち手は正しかったということになるのでそのまま続ければよい。むしろさらに高みを目指すための新たな課題を設定(目標点を60点→70点にする等)してもよいかもしれない。


逆にもし”C(検証)”の結果、あなたの問題点が解消しなかったことを確認できたのであれば、あなたの打ち手は間違っていたということになる。そのような場合は、その打ち手は捨てて別の打ち手を講じる必要がある。



”C(検証)”が終われば、検証結果に基づいて”Action(改善)”する。



ここまでの記事でなんとなくご理解いただけたかもしれない。



筆者が考えるPDCAの本質とは


「仮説→実行→検証→仮説→実行→検証…」の無限サイクルにより、成功につながる打ち手だけに絞り込んだ実行施策を延々と続けるプロセス



のことである。


このプロセスは診断士試験の勉強にも使えるし、経営コンサルティングにも使えるものである。


言うまでもないが、前者はあなただけの問題なのであなた自身がしっかり実行できれば成果は出る。

正に本記事のタイトル通り、「”これ”だけでもあなたの得点は上がる(はず)」なのである。



一方で後者はクライアント企業の経営者や従業員、場合によっては取引先に実行してもらう必要があるので、それの”他人”が自ら実行できるような土壌を創り出せれば成果が出る。


どちらが容易な取り組みかはもはや明らかだろう。


マジなコンサル診断士を目指すあなたは、まずは自分自身の”PDCAの徹底”で成果を出すことが重要ではないだろうか?


マジコン診断士

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【キャリア】”これ”だけでも多くの中小企業は成長できる

「これだけやれば合格できる」

「これだけやれば儲けられる」



筆者はこの手の胡散臭いキャッチコピーに対しては、基本的に疑ってかかってかかる。


実際にFactを見つけに行くと、そのほぼすべてが「インチキ」であることがわかる。




そんな前置きをしながら、今回の記事のタイトルは


「【キャリア】”これ”だけでも多くの中小企業は成長できる」




お前もインチキかという読者の声が聞こえてきそうだが、これはインチキではない。


実際、筆者がこの記事に書く”これ”をやるだけで、かなり多くの中小企業は成長することができる。


それは筆者が実際にコンサルティングを通じて出してきた成果が証明してくれる。





では、”それ”とは何だろうか?


ズバリ


PDCAの徹底


である。





このようなことを書くと


「なんだよ。期待していたのにそんな当たり前のことかよ。そんなことやっているよ」


と思う読者も多いかもしれない。



果たして本当にあなたは「PDCAの徹底」ができているのだろうか?




一例を出そう。


筆者は経営管理(いわゆる管理会計制度の構築)に係るコンサルティングをそこそこ多くこなしている。


管理会計制度のコンサルティングは、

①どのような切り口の情報に基づいて経営上の意思決定をしたいかを確認
②①で定めた切り口に基づいて経営管理レポートを定義
③部門・個人評価との連携や間接費配賦のルール等の詳細事項を決定

の3ステップで筆者は進めるのだが、今回論点としたいのはここではない。


筆者が論点としたいのは、上記の定義後の実際の運用部分である。



運用部分のタスクはいたってシンプル。


予実績管理(予算値と実績値を対比してその差異を把握する)を行った上で、PDCAを回すことだけである。



あなたの会社にも予算や実績の対比表あるだろう?あれである。



中小企業の経営管理には、現実様々なレベルがある。


例を挙げれば以下のような感じである。

レベル①:年次決算だけはしっかりやっているよ。
レベル②:月次決算をして月次B/S、P/Lだけは出しているよ
レベル③:レベル②より細かい単位のレポートを出しているよ
レベル④:③に基づいてPDCAを徹底しているよ


レベル①、②はそもそも管理会計が存在していないので、まずは制度を作りましょうというレベル。

レベル③は「仏作って魂入れず」状態。

レベル④は「大変よくできました」。



私がこれまでコンサルティングした経験で言えば、レベル①と②の中小企業がとても多い。


もっと言えば、レベル④に達していた企業はほぼ存在しなかった。



そして筆者がコンサルティングをしてレベル④まで達することができた企業は、ほぼすべて何かしらのプラスの成果が出ている。


筆者はこのことを経験則として知っているので、クライアント企業対して必ずPDCAを徹底してもらうような支援をする。



”PDCA”だけでも多くの中小企業は成長できる

のである。



以下の書籍をお読みいただければ、なぜ成果が出せるのかがお分かりいただけると思うので、お時間がある人はお読みいただきたい。


マジコン診断士

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現役コンサルタント。中小企業診断士試験独学ストレート1発合格。モットーは卓越した本質的スキル・知恵に基づく”マジなコンサル診断士”であり続けること。
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