現役コンサルによる中小企業診断士試験対策&資格取得後のキャリア形成に関するブログ

【このブログの説明】
このブログでは、複数社のコンサルティングファームを渡り歩いた現役のコンサルタントが、中小企業診断士試験合格に向けたベスト戦略、中小企業診断士資格取得後のキャリア形成に関する情報を発信していく。コンサルティング経験に基づく本質的なコンサルティングスキルをベースに、独自の分析に基づく試験情報や経営コンサルタントとしてのキャリア形成上の要諦を公開していく。 読者が真の経営コンサルタントとして活躍できるような一石を世に投じられること、これを私の日々の目標とし、筆者自身もこのブログとともに成長していきたい。

【1次試験】1次試験の学習計画

今回は2018年度の1次試験突破を目指す受験生に向けた記事である。

前回の記事(コチラ)では、1次試験突破に向けて3つの目標を提示した。今回は、1次試験突破に向けた学習計画に関してお話ししようと思う。

さて、過去の記事(コチラ)で、あなたには「本試験までに7科目合計1,000時間以上の勉強時間を確保する」覚悟を決めていただいた。2018年度の1次本試験が今年と同様に8月に実施されるということになれば、あなたに残された期間は残り10か月ほどということになる。つまり、あなたが10月から毎月100時間の勉強時間を確保できれば、本試験までにあなたは1,000時間の勉強時間を確保できるということである。
※9月から勉強を開始しており、かつすでに月100時間の勉強時間を確保している受験生は、すでに100時間分の貯金があることを意味する。どこかでペースを緩めてこの貯金を食いつぶすか、現在のペースを維持して100時間の貯金を持った状態で1次本試験を迎えるかを決めるのは、あなた自身である。


ここでいよいよマジコン流の1次学習計画をご提示しよう。

9月から勉強を開始した受験生で、かつ来年の1次試験で7科目で受験して1次突破を目指す受験生については、以下のような計画で勉強することをおススメする。
1次学習計画


上記計画を大別すると、「基礎力養成期間」と「実戦力養成期間」とに分かれる。


【2017年9月~2018年3月:基礎力養成期間】
1ヵ月間1科目を集中的に学習する。基礎力養成を目的に、テキストの暗記と基礎的な問題集の演習を徹底的に行う。

【2018年4月~7月:実戦力養成期間】
4か月間、7科目をパラレルで学習する。実戦力養成を目的に、過去問の演習を徹底的に行う。

1次7科目一発合格を目指す上では、実戦力養成期間は最低3か月は欲しい。そのためには、遅くとも10月からは1科目目の勉強を開始しなければならないということである。


もう9月も終わりだが念のためお伝えしとこう。基礎力養成期間の学習法に関しては、受験校に通学している受験生は受験校のカリキュラムに沿ってしっかりと学習を進めていただければよい。

独学の受験生については、まずは以下のスピテキを理解しながら暗記することである。



その上で、以下のスピ問を1か月間で完璧にする。完璧になるまで、何回転でも回すことがポイントである。



基礎力養成期間については、各科目とも上記のスピテキ・スピ問のみで全く問題なく1次突破に必要な基礎力は養成できる。1か月間で100時間を投入し、スピテキとスピ問2冊だけを徹底的に完璧にすればよい。


ここまでは1次試験7科目突破を目標とする受験生を対象に話を進めてきたので、他の受験生にも一言。

①1次試験の科目合格を目指し、かつそのまま2次試験を突破する狙いではない受験生
本受験生は科目数が少ない分、1科目に充当できる勉強時間を多くできる。コチラの過去記事にも書いた通り、科目合格を目指す受験生には「受験予定科目数×150時間」を目標に勉強していただきたいので、残り10か月間にその各科目の学習計画をプロットしていってほしい。なお、受験する科目数にもよるのだが、おおよそ最低2か月程度は複数科目をパラレルで学習する実戦力養成期間を設けてほしい。


②1次試験の科目合格を目指し、かつそのまま2次試験突破を狙いとしている受験生
基本的には①「1次試験の科目合格を目指し、かつそのまま2次試験を突破する狙いではない受験生」と同様、「受験予定科目数×150時間」を目標に勉強していただくことになる。1点異なるのが、「2次試験の勉強をどの程度絡めていくのか?」ということになる。この点については、追って情報発信することにしよう。



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【2次試験】2次模試の成績表が返ってきたら

2次本試験まであと3週間あまり。この時期になると、徐々に焦りや苛立ち、不安が高まってきて、少なからず勉強にメンタル面での影響が出てくる受験生も増えてくる。その要因には色々あるが、その1つに答練や模試の点数があるだろう。

筆者のTwitterのフォロワーのツイートを見ていると、TACの2次公開模試の結果が返ってくるころとのこと。そんな時期なので、今回は2次試験の模試の結果を受けて、筆者の考えを書こうと思う。


2次試験の模試との付き合い方は、1次試験のそれとは根本的に異なる。その点については、筆者の有料コンテンツ(コチラ)でもしっかりお伝えしたつもりである。なので本記事では、少し違った観点からお話ししようと思う。


筆者は受験生時代、2次の模試に関してはTAC×1回、LEC×1回、MMC×4回の計6回も受験している。その際の模試との付き合い方に関しては、先ほどの有料コンテンツに書かれている通りである。

ここでご参考までにお伝えすると、筆者のTAC2次公開模試の合格可能性はD判定であった。科目別の順位を見ても、誰が見ても明らかに”落ちこぼれ”の成績であった。もしあなたがこの成績表を見たとしたら、「あぁ、この人は今年の2次合格は無理だな。いや、今年どころかきっと合格までにかなり時間がかかるだろう。」と憐みの目で筆者を見たことだろう。



さて、それでは受験生時代の筆者はこの成績を受け取り、何を感じ、メンタル面でどのような影響を受け、その後の勉強をどのように進めただろうか?この点はあなたの関心事だろう。

結論から言えば、

この成績を一切気にしなかったので、メンタル面の影響は微塵もなく、勉強方法や時間も計画から何も変更しなかった

が答えである。



巷では、「模試の成績は本試験と相関関係がある」「いやいや、模試の成績と本試験の結果は一切関係ない」といった議論がある。

筆者の意見を言わせてもらうと、「議論の正誤はどちらでもよい」ということになる。


模試の成績表に対する筆者考えは以下の通りである。

・模試の結果が良かった
大いに自信にすればよい

・模試の結果が悪かった
完全に忘れればよい


模試の結果に一喜一憂するくらいなら、一喜一憂しないように工夫すればよいということである。模試の結果が良く、それがあなたにとって自信になるのであれば、試験当日にその成績表をお守りとして持っていけばよいだろう。一方で模試の結果が悪く、それがあなたのメンタルに悪影響を及ぼすのであれば、成績表を今すぐゴミ箱に捨てればよい。筆者に言わせれば、そんなことを理由に立ち止まっている時間はあなたにはないはずである。

比較



筆者は模試の結果以上に、「模試と2次本試験の違いをあなたがきちんと認識できているか」の方が圧倒的に重要だと考えている。仮にあなたがその違いについてよく分からないのであれば、相手である2次本試験のことをまだ十分にわかっていないという点で、たとえ模試の成績が良かったとしても黄色信号である。まだ十分間に合うので、もう一度しっかり過去問を分析し、2次本試験が一体どういう相手なのかを一層知るように努めてほしい。あなたが今年の2次本試験を突破したいのであれば、相手を知ることは優先度として圧倒的に高いこと点だけはお伝えしておく。
※特に2次再受験生は再現答案と得点開示結果を分析すれば、その違いを一層よくわかるはずである。


筆者がTAC2次公開模試の結果を気にしなかった理由は、「模試の結果が悪かったから忘れた」という観点は非常に少なく、むしろ「模試と本試験の違いを分析を通じて自分なりに理解していた」ことの方が実は圧倒的に大きかったということだけはお伝えしておこう。筆者は初めての2次試験だったため、相手の分析についてはもちろんすべて仮説ベースである。しかし、過去問を分析してこの違いを自分なりに理解し、その理解と自分自身を信じて本試験にそのまま突っ込んだことが結果的に良い結果につながった。もちろん2次受験経験がない状態だったため博打であったわけだが、逆に「これで落ちたら諦めがつく」と思えるほど過去問を分析していた自負はあった。

少しでもあなたの参考になれば幸いである。

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【2次試験】答案作成のステップ総点検 ~答案骨子構築(1)

前回の記事(コチラ)では、答案作成のステップと3つの力の内、「リンク張り」に関してお示しした。今回は「答案骨子構築」にフォーカスして、あなたの答案作成のステップを点検していきたい。
答案骨子構築


あなたが答案骨子を構築する上で、前提となる事項は以下の3点である。

①答案を構築しようとしている設問の題意をきちんととらえた上で、解答の型を決めてある
②設問の根拠(ファクト)が書かれている与件文の該当箇所を特定してある
③与件文の該当箇所を精読した上で、不足する根拠は与件文のサーフィンを通じて集め終わっている

2次試験の設問はそうそう容易いものではないので、実際には①②はできているものの、③もしくはそれ以外の要因(類推範囲の論理構成が想起できない等)により、不十分な状態で答案骨子の構築に着手せざるを得ない場合が多いと思われる。しかしそれはそれで問題ない。なぜならば2次試験という試験は、「これは絶対満点だ」と思える状態までに答案骨子を固められることはほとんどないからである。


とはいうものの、ある一定の水準まで精度のある答案骨子を完成させなければ、その答案は合格答案にはならない。なぜならば、その精度こそがあなたの合否を分かつポイントになるからである。


では、合格答案を作成する上であなたが気を付けなければいけない点は何だろうか?筆者は以下の4点であると考えている。

①書くこと(白紙にしないこと)
②題意に対してしっかり答えている答案とすること
③論点の数がモレなく答案に盛り込むこと
④答案の各論点を根拠(ファクト)に基づいて論理的に構成すること

①と②については必須条件である。なぜならば、「白紙の答案」と「題意を外した答案」に対して得点が入ることはない。すなわち、あなたの答案の0点が確定するからである。ここは100%回避する必要がある。

③については、「与件文を読む」⇒「リンク張りをする」⇒「与件文のサーフィンを通じて不足論点を補う」のプロセスの精度を高める必要がある。この点については、読解力の精度向上がカギとなる。

④については、「根拠に基づいて飛躍のない結論を書いていること」がポイントとなる。根拠は与件文(場合によっては設問文)に存在する。その根拠をきちんと踏まえ、そこを起点にして誰もが納得できる結論を書くことができているかが重要である。

なお、③については「ヨコの論理」、④については「タテの論理」として、あなたに説明済みである。忘れてしまった読者は、コチラをもう一度ご確認いただきたい。


再受験生に関しては、得点開示結果をお持ちの方も多いだろう。上記でお示しした内容に関して、再現答案と得点開示結果を通じた筆者独自の分析を踏まえると、以下の2点が見えている。

(1)得点が50点未満の事例
⇒「複数問の設問に①か②が必ず紛れている上で、その他の設問はすべて③か④に問題を抱えている

(2)得点が50点以上~60点未満の事例
⇒半分以上の設問で③か④に問題を抱えている
※複数の設問に①か②が紛れた上で、その他の設問は合格答案レベルというパターンももちろん存在する

再受験生は以上のような観点で再現答案と得点開示結果を改めてチェックしてみることで、自身の課題がより明確となるだろう。


答案骨子の構築は、あなたにとって重要な課題の1つであると予想している。次回も本件についてより具体的なご説明をしていこうと思う。


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【1次試験】マジコン流 1次試験目標設定

今回は2018年度の1次試験突破を目指す受験生に向けた記事である。

前回の記事(コチラ)では、1次試験突破に向けた学習リズムを、週次単位の学習時間に基づきお話しした。今回はその話を踏まえ、1次試験突破に向けた3つの目標に関してお話ししようと思う。
※筆者が1次試験突破に向けて読者に要求している水準は、比較的高いものであると思っている。それでもあなたが本ブログを読み続けているということは、あなたは相当な覚悟を持って1次試験に臨もうとしている受験生であると思っている。これまでの2018年度向け記事は、あなたのような覚悟を持った読者に筆者が出会うことを意図した記事だったということである。学習をスタートする時点のマインドにおいて、あなたはすでに多くの受験生を凌駕しているはずである。


さて、すでに1次試験突破に向けて勉強を開始していると思う。人間という生物は、明確な目標がなければ本気で物事に取り組むことができない。その意味で言えば、1次試験突破を目指すあなたにとって、目標設定は非常に重要である。


それでは質問である。

あなたはどこにゴールを設定して勉強を進めているだろうか?


「え?何言ってるの?2018年8月の1次本試験が目標に決まっているじゃん。来年の8月までに合格レベルに達していればいいんでしょ?愚問じゃね?」


とあなたが思っているのであれば、それは間違いである。



あなたには、最終目標である1次本試験に加えて、2つの中間目標がある。以下は、本試験を含めてあなたに課せられた3つの目標である。

【目標①】
2018年5月に実施される(であろう)LECの「1次ステップアップ全国模試」を会場受験し、合格点を確保すること


【目標②】
2018年7月に実施される(であろう)TACの「1次公開模試」を会場受験し、合格点を確保すること


【目標③】
2018年8月に実施される(であろう)1次本試験で合格点を確保し、1次試験を突破すること


あなたがマジなコンサル診断士になることを目指して、第一関門である1次試験突破を目指すのであれば、上記3つの目標設定はMustである。

3つの目標




今回の記事を以て、あなたは覚悟を決めた上で、3つの目標を定めたことになる。ここからが本格始動である。次回の記事では具体的な学習計画についてお伝えしようと思う。


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【2次試験】答案作成のステップ総点検 ~リンク張り

前回の記事(コチラ)では、答案作成のステップと3つの力の内、「与件文を読む」に関してお示しした。今回は「リンク張り」にフォーカスして、あなたの答案作成のステップを点検していきたい。
リンク張り



そもそも「リンク張り」とは何か?その仕事は、以下の4つのことを指す。

①設問文と同様もしくは類似の表現(リンクワード)を念頭に置いた上で、与件文を読み進める
②リンクワードが存在する部分(該当部分)を与件文から特定する
③設問文と該当部分を照らし合わせて確認し、答案の根拠として利用できそうか確認する
④③で答案の根拠として利用できそうであれば、設問文と対応付け(=リンク張り)する


リンクワードに関しては、以下の記事で説明しているので、本記事を読む前提知識としてまず読んでほしい。

中小企業診断士に求められる基本能力とは?(7)



読解用の有料コンテンツをお読みいただいた読者はよくおわかりだろうが、筆者はリンクワードを重視した解法を提唱している。リンクワードを元に与件文を読み、その根拠(ファクト)を探して特定する作業は、あなたが2次試験を突破する上でかなり重要なポイントだと考えている。


筆者がそのように考える理由は

2次試験がいくら解答・採点基準のわからないブラックボックスな試験とは言え、国家試験である以上は試験としての客観性が一定水準以上担保されていなければならないため

である。


試験問題として出題される「問い」は、どのような問題であれ、必ず解くための手がかりを持っている。つまり、試験問題の「問い」が正当なものであるとすれば、その解答は客観的なものでなければならないということである。


このようなことを言うと、

「この世に純粋に客観的なものなど存在しない」

というような人がいる。筆者はそのような哲学的議論を意図してこのようなことをお伝えしているわけではない。筆者が言うところの「客観的」とは、「通常の知識と判断力のある人なら、誰でも共通して考えられる」というレベルでの「客観的」である。


試験問題の「問い」が成立するためには、種明かしを聞いたときに、通常多くの人が「なるほど」と腑に落ちるものでなくてはならない。そしてそのような「問い」がそのような解答を持つためには、全員が必ず共通して認識できる客観的な「手がかり」が必要となるのである。2次試験における「手がかり」には様々なものがあるが、その内、設問に答えるために必要な根拠の場所を指し示す「手がかり」こそが「リンクワード」なのである。


さて、あなたが「リンクワード」を活用して、設問の根拠となる与件文の該当箇所を見つけることができてリンク張りができたとしよう。次に何をするだろうか?あなたのネクストアクションは、以下の2点である。

①リンクワードのある箇所を精読して、その該当部分の根拠(ファクト)だけで設問に対する答案を作成可能か検証する★
②①がOKならそのまま答案骨子作成。②がNGであれば、与件文をサーフィンして、更なる根拠(ファクト)を集め、①に戻る

「与件文のサーフィン」に関して、意味がわからないという読者は過去記事(コチラ)をご確認いただきたい。


以上で、リンク張りの説明は終了である。

さて、昨日の記事(コチラ)で、筆者は「鳥の目で読む読み方」と「アリの目で読む読み方」についてご説明した。その使い分けに関して、今回の記事ですべてお伝えした。これまでの記事で★印をつけた部分がそれに該当する。具体的には、以下のような対応関係になる。

「鳥の目で読む読み方」
 ⇒どこの段落にどのような内容が書かれているかを読む読み方
★設問文と同様もしくは類似の表現(リンクワード)を念頭に置いた上で、与件文を読み進める

「アリの目で読む読み方」
 ⇒文の論理構造に着目し、一文一文をしっかりと精読する読み方
★リンクワードのある箇所を精読して、その該当部分の根拠(ファクト)だけで設問に対する答案を作成可能か検証する


つまり、あなたが2次試験の答案を作成する上では、

「鳥の目」で設問文の根拠(ファクト)が与件文のどこにあるかを対応付け、その与件文の該当部分を「アリの目」で精読してしっかりと読み解くことが必要

ということになる。読解において、あなたがこの2つの目を自在に使い分けることで、答案の精度をかなり高めることができることだろう。


マジコン診断士

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【2次試験】答案作成のステップ総点検 ~与件文を読む

前回の記事(コチラ)では、答案作成のステップと3つの力の内、「設問文を読む」に関してお示しした。今回は「与件文を読む」にフォーカスして、あなたの答案作成のステップを点検していきたい。
与件文を読む


あなたはなぜ与件文を読みに行くのだろうか?その目的は明白である。その目的は

答案作成に必要な材料となる「ファクト」を探しにいくため

である。このことが、上の図の「与件文を読む」に必要な力として、筆者が「考える力(ファクトベース思考)」をマッピングしている所以である。


本件に関しては以下の過去記事ですでにあなたにご説明している。まずは以下の過去記事おさらいした上で、以降の記事を読んでほしい。

中小企業診断士に求められる基本能力とは?(6)


上記の過去記事をお読みいただくとわかる通り、筆者があなたにお伝えしたいポイントは、以下の2点であった。

①2次試験において、事実は与件文(図表含む)・設問文にしか存在しないので、答案作成の起点は与件文・設問文以外には存在し得ない
②与件文を読む際には、「目の前の事象をありのままに見ること」が重要である


①について、2次試験において与件文の読解は最終ゴールである答案作成の「起点」となる。その意味では、与件文を読解する力があなたの答案作成プロセス全体を規定するという意味において、「読む力」が2次試験においていかに重要かがおわかりいただけると思う。

②については、目の前の事象をしっかり見れなくなった瞬間に、あなたの答案は「起点(=事実)」から外れる可能性が高くなる。筆者の受験指導の経験で言えば、多くの受験生は目の前の事象をありのままに見ることができていない。あなたの課題は本当にここにないだろうか?もう一度よく振り返ってみてほしい。ここを改善するだけで、多くの問題が解決する受験生もいるはずである。



基礎的な読解能力にについて自身のない方は、以下の有料コンテンツで筆者のメソッドをすべて公開しているので、参考にしていただきたい。なお、記事冒頭でお示しした「答案作成のステップと3つの力の関係」の図において、「与件文を読む」に必要な力として、筆者が「考える力(論理的思考)」をマッピングしている部分については、本コンテンツ内で説明している。すなわち、本コンテンツはあなたの「論理的に読む力」を養成するために世に出したということである。

【中小企業診断士2次試験対策【勇者の読解】~基礎力養成編】

※本コンテンツに関して、ご購入いただいた読者から「あまりに内容が基礎的すぎて意味がないように感じた」とのご指摘をいただいた。本コンテンツの冒頭に「本執筆はあくまで2次試験に挑むあなたの読解に関する「基礎力」を養成することを目的としています。したがって、現状でも読解を得意にしていたり読解力に自信がある受験生には、購入をオススメしません。」と記載はしていたものの、消費者である読者の立場に立てば、自身の読解力が一定の水準にあるか否かを自己判断することは確かに難しいと筆者も感じ、大いに反省した。そのような読者の貴重なご指摘と筆者自身の反省を踏まえ、本コンテンツの内容をパワーアップさせ、コンテンツを追加した。追加コンテンツでは、2次試験の過去問(事例Ⅰより2つの設問、事例Ⅲより3つの設問)を用いて、筆者がどのように設問を解釈し、そこからどのように与件文の根拠を探し当て、どのように答案の方向性を定めるかを読者がトレースできるようになっている。読解プロセスの精度向上はもちろん、2次試験における読解力の重要性を読者にご認識いただける内容になっていると自負している。本追加コンテンツを読めば、2次試験を解く上で「読む力」がかなりシビアに要求されているということに気づくことができるはずである。ご購入いただいた読者で、まだ追加コンテンツを読んでいない読者は、今すぐにでも読んでみてほしい。今までにない気づきが必ずそこにあるはずである。



今回はさらに、「読む力」に関して1つ新たな視点をあなたにお伝えする。


与件文を読む際に、筆者は2つの読み方があると考えている。

それは、

「鳥の目で読む読み方」と「アリの目で読む読み方」

である。

「鳥の目」と「アリの目」に関しては、過去記事(コチラ)で触れたことがある。この過去記事では、「自分の属している組織を鳥の目で見てみよう」という趣旨であなたにお伝えした。その「鳥の目」と「アリの目」は、読解にも活かせるということである。

具体的には、以下の通りとなる。

・「鳥の目で読む読み方」
 ⇒どこの段落にどのような内容が書かれているかを読む読み方

・「アリの目で読む読み方」
 ⇒文の論理構造に着目し、一文一文をしっかりと精読する読み方


上記2つの読み方の違いとそれをどのように使い分けるかという点については、次回の記事で明らかにすることにしよう。


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【1次・2次共通】あなたが中小企業診断士を目指すのであれば…

今回は少し筆者の仕事のことを絡めて、読者に一つのメッセージを書こうと思う。


9月、筆者は新たなクライアント企業2社から経営コンサルティング案件を受注した。1社は既にコンサルティングに入りし、もう1社は来月からコンサルティングに着手する。


さて、この2社のクライアント企業は、経営課題も筆者の提案したコンサルティング内容も全く異なる。それもそのはず。その2社は業種、企業規模はもちろん、これまでの会社の沿革も社長のパーソナリティーも全く異なる。当然のことながら、社風も全く異なる。経営課題もそれに対する筆者のコンサルティング内容も異なるのは、至極当たり前のことである。


ところが、その2社には1つだけ共通していることがあった。以下は、筆者が提案プレゼンをした際に、両社の社長が話していた内容である。


【A社の社長の言葉】
「私は、今のこの会社を創業するときに補助金申請をしました。その際に事業計画書を作成したのですが、そのチェックを行ってくださったのがマジコンさんと同じ中小企業診断士の方だったんです。私の事業計画を非常にほめてくださいまして、”これだけ立派な事業計画書なら、きっと大丈夫ですよ”とお墨付きを戴いたんです。この言葉は、創業に向けて自信になりましたね。」


【B社の社長の言葉】
「3年前に、私はこの会社を父から継ぎました。父は計画的に事業承継を進めていましたから、その過程で2年間経営者向けの塾に通っていたんです。その時は本当に勉強しましたし、自分自身、本当に会社経営ができるのか不安でいっぱいでした。その塾で学んだことは、非常に役に立っています。ちなみにその塾で私に指導してくださった方は、マジコンさんと同じ中小企業診断士の方だったんです。



筆者は顧問契約をしているクライアント先が数社あるのだが、そこに加え、最低でも年に3社程度は新規クライアント先からコンサルティング案件を追加受注するようにしている(そうでないと部下を食わせていけない)。しかし、今回のクライアント企業2社からの受注に関してはこのように感じた。

「今回の2社の案件は、間違いなく先輩の中小企業診断士の方が提供してきた価値の上に乗っかって受注できたものだな」

と。
信頼関係




今、あなたが一生懸命努力して学習していることは、あなたの将来のクライアント企業の高い期待に応えるための生命線とも言うべきものである(クライアント企業の期待に応えられないことはクライアント企業への”裏切り”を意味する)。そしてあなたは、近い将来に中小企業診断士としてクライアント企業へ高いValueを提供することにより、クライアント企業を通じて未来の中小企業診断士へそのValueを橋渡ししていかねばならない使命を持っている。


診断士の勉強をしている過程で、弱気な自分が顔を出したり、努力が実らないことにいら立ちや悲しみを覚えることもあるだろう。
しかし、あなたを待っている将来のクライアント企業のことを考えれば、怠けたり、諦めたり、逃げたりといことは絶対に許されないはずである。



「固い決意」と「真の覚悟」を持ち、毎日の勉強を「決勝戦」だと思って取り組んでほしい。

すべては、あなたを待つクライアント企業のためなのである。



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【1次試験】本当に1次試験を突破する覚悟はできてる?

今回は2018年度の1次試験突破を目指す受験生に向けた記事である。

前回の記事(コチラ)では、1次試験受験科目を決定する上でのポイントに関してお話しした。今回はその話を踏まえ、学習リズムに関してお伝えする。


その前に、2018年度1次試験突破に向けて、あなたが決めるべきことをもう一度おさらいする。

【決めるべきこと①】
「科目合格制度が用意されている1次試験突破を「1年で決める」のか「複数年で決める」のか」を決める

【決めるべきこと②】
「本試験までに7科目合計1,000時間以上の勉強時間を確保する」覚悟を決める

【決めるべきこと③】※「決めるべきこと①」で1次試験突破を「複数年で決める」を選択した受験生のみ
「今年1次試験で受験する科目」を決める


本ブログを訪れているあなたは、以上に関してもうあなたは決めているはずである。

え?決めていないって?

ウダウダ考えても結論は出ない。筆者はあなたに必要な情報はお伝えしているつもりである。ゆえに、まだ決めていないという方は、上記3つの「決めるべきこと」を今日中に決定すること。もしあなたがそれをできないということであるならば、今のあなたにはマジなコンサル診断士を目指す覚悟がないということである。したがって、2018年度の受験は本ブログをお読みになっても意味がないと思うので、大変申し訳ないが、他の情報収集手段を活用して勉強をすることを強くオススメする(もちろん本ブログをあなたがお読みになるか否かはあなたの自由である。しかし、おそらく筆者のお伝えしていることのテンションがあなたにはそのまま伝わらないと思う。そうなってしまうと、本ブログがあなたにもたらす効果は非常に乏しくなるので、あなたにとって”時間のムダ”になるであろう)。



さて本題に入ろう。ここからは、上記3つの「決めるべきこと」をあなたが決めたという前提で話を進める。

あなたは本試験までに1,000時間の勉強時間を確保する覚悟を決めている。しかし単に1,000時間というトータルの時間を定めただけでは、そこにあなたはリアリティを感じることはできないだろう。


さて、あなたが8月もしくは9月から1次試験の学習を開始したとするならば、これまでの学習時間の合計は何時間だろうか?

え?測定していない?それは論外である。

そもそも目安となる本試験までの合計勉強時間を1,000時間と決めたにも関わらず、その実績時間を把握していないとは、あなたは学習の進捗度を一体どのように把握するのか?今日の勉強から計測を開始してほしい。
学習時間



学習時間を計測する手段は何でもよいが、筆者がリサーチした感じだと以下のアプリがよさそうである。とりあえずあなたのスマホにインストールして、このアプリを使って時間計測を今日から開始していただきたい

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話をもう一度本題に戻す。筆者の質問は「さて、あなたが8月もしくは9月から1次試験の学習を開始したとするならば、これまでの学習時間の合計は何時間だろうか?」であった。もちろん8月1日から学習を開始した方はここまでで最低150時間以上、9月から学習を開始した受験生は最低50時間以上の学習時間を確保しているはずである。


筆者が何を言いたいかと言えば、

あなたが本試験までに1,000時間以上勉強するためには、「月に最低100時間」、すなわち「週に最低25時間程度」の勉強時間を確保する必要がある

ということである。


「本試験まで1,000時間の勉強時間を確保する」というと、そこには遠い未来のことも含まれているので、勢いだけで「よし!やったろか!」と思えるのだが、それを短期計画にブレークダウンしていくと、「え?週に25時間?かなりきつくね?」と思えてくるはずである。なぜなら、その目安の勉強時間があなたによりリアリティを持って感じられるからである。

週25時間の勉強時間を確保するということは、平日に約3時間、休日に約10時間の勉強時間を確保するということである。


あなたに次なる課題を提示する。

「次回の2018年度1次試験向け記事の更新日(9月27日)までに、週25時間の勉強時間をどのように確保するかの具体的方法を決定すること」

この課題をクリアできた受験生は、次のステップへご案内する。9月27日に本ブログでまたお会いしよう。


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【2次試験】答案作成のステップ総点検 ~設問文を読む②

前回の記事(コチラ)の続きで、今回も「設問文を読む」にフォーカスして、あなたの答案作成のステップを点検していきたい。
設問文を読む


設問文を読むアクションでは、あなたがやるべきことは以下の3点である。

①題意を定めて、答案の型を決定する
②制約条件を把握する
③仮説を立てる


例を使って説明する。以下は平成25年度事例Ⅰの第1問の設問文である。

第1問
 A社は、ここ数年で急速に事業を拡大させている。以下の設問に答えよ。

(設問1)
 A社のこれまでの成長を支えた、健康食品の通信販売事業を長期的に継続させていくために必要な施策として、新商品の企画や新規顧客を開拓していくこと以外に、どのような点に留意して事業を組み立てていくことが必要であるか。80 字以内で答えよ。

(設問2)
 A 社は、急速な事業拡大にもかかわらず、正規社員の数を大幅に増員せずに成長を実現してきた。今後もそうした体制を維持していく上で、どのような点に留意していくべきか。中小企業診断士として、100 字以内で助言せよ。


まず冒頭で補足を。本設問のように第〇問の配下に小問(設問1、設問2)がぶら下がっているような問題がよく出題される。その場合、大問(第〇問)に書かれている設問文は小問の両方に影響を与える内容となるので、注意したい。本設問で言えば、「A社は、ここ数年で急速に事業を拡大させている。」を踏まえた上で、設問1、設問2を考えるべきということである。2次試験においては、与件分以外に設問文そのものに解答上のヒントが隠されている場合もあるので、この点は十分に意識してほしい。特に本例で言えば、設問2を解き始めたときには、すでに大問の文章をスッカリ忘れて解き始めてしまうということが多いはずである。このような場合は、必ず大問の設問文に戻ってから、答案を検討してほしい。



それでは本題に入ろう。今回は上記第1問の設問1を利用する。


①題意を定めて、答案の型を決定する
題意とは、簡単に言えば「つまり何を答えるの?」ということである。本問で言えば、題意は「施策」と「(事業を組み立てていく上での)留意点」である。故に、解答の型は「施策は~である。留意点は…である」となることを想定する。この2点は必ず答案に盛り込まれていなければならない論点であるということになる。
但し、解答字数が80字と少ないため、答案を圧縮するために型を柔軟に変更する等の対応が必要となる可能性を予め想定しておく。


②制約条件を把握する
・「A社のこれまでの成長を支えた、健康食品の通信販売事業を長期的に継続させていくために必要な施策として…」と書かれているので、題意の1つである「施策」は、健康食品の通信販売事業を長期的に継続させていくための施策でなければならない。
・「新商品の企画や新規顧客を開拓していくこと以外に」は明らかな制約条件なので注意する。この制約条件に抵触しない答案を書くためのアプローチは以下の2通りである。

【アプローチ①】
製品市場マトリックスを想起し、「新商品の企画、新規顧客開拓していくこと以外に」という制約条件に抵触しないためには、「市場浸透戦略」以外に採用する戦略がないことに気づく。
※上記は過去記事(コチラ)で説明済みである。

【アプローチ②】
「~以外」という表現から、「新商品の企画や新規顧客を開拓していくこと」の意味を裏返して解釈すれば、制約条件に抵触しないことに気づく。本例で言えば、「商品の企画」を裏返して「既存商品の改良」、「新規顧客の開拓」を裏返して「既存顧客の深耕」と解釈するということである。つまり、「既存商品の改良や既存顧客を深耕すること」という条件を前提とすれば、制約条件に抵触しないことになる。
※言葉の意味を正確に理解するために「言葉を裏返して解釈する」という手法は、コンサルティングにおいては意外と使える技である。覚えておいてほしい。


③仮説を立てる
筆者がもし設問1を自身で解いた場合、本設問に関して言えば仮説は「特になし」である。敢えて1つ挙げるとすれば、「A社が、市場浸透戦略をベースに健康食品の通信販売事業を長期的に継続させていくための施策を検討できる材料を与件文から探す必要があるな」くらいである。なぜそこまで淡白な仮説設定なのかと言えば、少なくとも本設問においては筆者は上記でご説明した題意の把握と制約条件以上のことは特に想起できないためである。設問解釈の際に創造力を駆使してあれこれ想起しておくという指導法があるようだが、筆者にはその手法のメリットがあまりよくわかっていない。もちろん、本設問においても無理に仮説を立てようと思えばいくらでも立てることは可能である。しかし自然にそれを解釈しに行った時、少なくとも筆者にはこれ以上想定する仮説は見当たらないし、仮に無理に仮説をひねり出して立てたとしても、「仮説は所詮仮説であり、与件文でファクトを取りに行ったときにどうせ変わるものなのだから、あまりここで時間をロスしたくない」という考えの方を重視したいと思っている。少なくとも、本設問は筆者に取ってはそのようなスタンスで挑むべきものに見えている。

尤も、設問解釈であれこれ想起することのメリットを筆者自身が理解できていないだけかもしれないので、ここは他の手段(受験校の講師に聞く、他の受験生ブログを読む等)でご確認いただきたい。

なお、本設問に関してはたまたま仮説は「特になし」と淡白な説明となったが、おおよその問題では過去記事(コチラ)くらいの解釈までは筆者もしている。つまり、設問によっては一定の仮説を立てられるものもあるが、逆に筆者に取って多く仮説設定できるように見える問題だとしても、筆者の設問解釈における仮説設定はこの程度の範囲ということである。ここは筆者の方法を絶対視せず、読者の取り組みやすい方法を検討して採用するようにしてほしい。


「設問文を読む」は本記事で以上である。次回は「与件文を読む」に関してご説明する。


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【2次試験】答案作成のステップ総点検 ~設問文を読む①

前回の記事(コチラ)では、答案作成のステップと3つの力の関係をお示しした。今回はその中でも、「設問文を読む」にフォーカスして、あなたの答案作成のステップを点検していきたい。
設問文を読む


さて、2次本試験で試験開始の合図があったら、あなたはまず最初に何をするだろうか?下記3つのパターンのいずれかに該当するだろう。

①与件文を全部読む
②与件文を一部読む
③設問文を読む

中小企業診断士2次試験においては、①の方法は止めた方が無難である。というより、筆者は推奨していない。なぜならば、何を問われるかわからない状態で与件文を先に全部読む方法は非効率だからである。設問文を先に読んでいるからこそ、「~を探しに行こう」という目的意識を持って与件文を読め、結果ファクトを見つけやすくなるのである。逆に言えば、そのような目的意識なしで読んだ与件文は、何も頭に残らないだろう。故に、本ブログの読者で①を採用している受験生は、今すぐ②or③に変更していただきたいと思う。
※あなたがどうしても①の方がやりやすく、得点しやすいということであれば強制はしないが…。


逆に②を採用するか③を採用するかは大した問題ではない。

②を採用している受験生は、「与件文の1行目に書かれている業種や企業規模(売上高、従業員数等)の基本情報だけ確認する」や、「①段落目と最終段落だけ全部読む」等の作業をした上で、設問文を読みに行っているのだろう。つまり、設問文を読む前に、事例企業に対する最低限の情報をインプットし、設問を解釈する際の仮説精度を高める狙いがあるということである。このやり方自体に対して、筆者はあなたにとやかく言うつもりはない。②を採用することにより、あなたが設問を解釈する際に仮説の精度が上がっていると感じるのであればそのまま継続し、逆にそうでないのであれば時間のロスにしかならないということなので、③へ移行することを検討してもよいだろう。

③を採用している受験生も②と同様である。もし仮に、②を採用して設問を解釈する際の仮説精度が上がるのであれば②に移行し、変わらないもしくはタイムロスが大きいのであれば、今のままでよいという判断をすることになる。


さて、事前インプットの有無はあなた自身が判断するという結論に至ったところで、いよいよ設問文を読むアクションに入る。設問文を読んだ時点で、あなたがやるべきことは以下の3点である。

①題意を定めて、答案の型を決定する。
②制約条件を把握する
③仮説を立てる

この3つのやるべきことについては、次回にしよう。


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現役コンサルタント。中小企業診断士試験独学ストレート1発合格。モットーは卓越した本質的スキル・知恵に基づく”マジなコンサル診断士”であり続けること。
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