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現役コンサルによる中小企業診断士試験対策&資格取得後のキャリア形成に関するブログ

【このブログの説明】
このブログでは、複数社のコンサルティングファームを渡り歩いた現役のコンサルタントが、中小企業診断士試験合格に向けたベスト戦略、中小企業診断士資格取得後のキャリア形成に関する情報を発信していく。コンサルティング経験に基づく本質的なコンサルティングスキルをベースに、独自の分析に基づく試験情報や経営コンサルタントとしてのキャリア形成上の要諦を公開していく。 読者が真の経営コンサルタントとして活躍できるような一石を世に投じられること、これを私の日々の目標とし、筆者自身もこのブログとともに成長していきたい。

中小企業診断士に求められる基本能力とは?(2)

今回は「中小企業診断士に求められる基本能力」連載の2回目である。

今回は、「登録養成課程を実施するためのカリキュラム等の標準モデル(以下、標準モデル)」に記載されている「中小企業診断士に求められる基本能力」の内、以下の桃色枠内の「現場感覚」について書こうと思う。
中小企業診断士に求められる基本能力とは?(2)



上の図の通り、標準モデルでは中小企業診断士として重要となる現場感覚の構成要素として、「現状把握力」と「現場の特性を踏まえた現場評価」を挙げている。


また、標準モデルでは、「現場感覚」について、以下の通り記述している。

「現場感覚」とは、企業の現状を的確に把握するとともに、中小企業の特性を踏まえて企業経営を考えることができる能力。


ここで1つテストである。


ここまでの文章を読んで、


・「現状把握力」=「企業の現状を的確に把握する能力」

・「現場の特性を踏まえた現場能力」=「中小企業の特性を踏まえて企業経営を考えることができる能力」


であることを、あなたは読み取ることができただろうか?もしあなたがこのことを読み取れなかったのならば、あなたの2次試験突破のカギは読解力の強化にある可能性が高いだろう。読み取れなかった読者は、もう一度本記事を最初から読み直し、どうして筆者がそのように読み取ったのかを再度確認してほしい。読解力のある人は、たとえブログ記事のような媒体であったとしても、こういうところをサラッと読み解けるものである。



さて、ここで「現場感覚」の構成要素である「現状把握力」と「現場の特性を踏まえた現場能力」について、それぞれ筆者の私見を書いていく。



①現状把握力
先ほども説明した通り、標準モデルの定義では「企業の現状を的確に把握する能力」と書かれている。筆者がコンサルティングをする際の主な現状把握の方法は、以下の通りである。

①企業ホームページや(あれば)帝国データ等の情報で企業概要を分析・把握する(仮説設定)
②クライアント企業から受領した各種資料を分析・把握する(仮説設定)
③クライアント企業の経営層、ミドルマネジメント、現場担当者へヒアリングする(仮説検証)
④クライアント企業の社内、工場、倉庫等を実地調査する(仮説検証)


さて、ここでいよいよ2次試験の話をしよう。2次試験の現状把握はどのように行うのだろうか?もちろん、問題用紙に記載されている与件文や図表(財務諸表含む)を通じて行うことになる。

当たり前の話だが、中小企業診断士の2次試験は筆記試験形式で行われるので、企業のホームページを見ることもできなければ、個別資料の収集、ヒアリング、実地調査もできない。つまり、筆者が先ほど挙げた4つの現状把握の方法は、すべて与件文に含まれていると解するべきであろう。

結論を言おう。

2次試験で言うところの「現状把握力」は、与件文の「読解力×分析力」と同義である

というのが筆者の見解である。


筆者の個人的な意見だが、巷の参考書や過去問の解説集を見る限り、診断士受験業界は読解力の強化をあまりに軽視しすぎである。診断士受験生は、みな等しく高い読解力があることが前提となっているのだろうか?
もちろん、診断士2次試験は国語の試験ではないので、国語力の向上=2次試験突破とはならない。一方で筆者は、読解力は2次試験の合否を分かつほどに重要な能力であると強く思っている。読解に関しては誰でも等しくその能力を飛躍的に高める確たる方法論が存在するというのが筆者の立場である。

おっと。今回は読解力に関して書くことが目的ではないので、この辺にしておこう。このテーマはまたの機会に。



②現場の特性を踏まえた現場能力
先ほども説明した通り、標準モデルの定義では「中小企業の特性を踏まえて企業経営を考えることができる能力」と書かれている。「特性」とは文字通り「特有の性質」のことなので、中小企業特有の性質を意識する必要がある。

中小企業特有の性質を考えたとき、どのような視点から考えるかによってその内容は変わると思うが、間違いなく言えるのは、「中小企業は経営資源の制約がシビアである」ということである。中小企業診断士2次試験を受験されるあなた、そしてマジコン診断士を目指すあなたはこの点は絶対に忘れてはいけない。

受験生の2次試験の答案を添削していると、書かれている内容は極めて論理的なのだが、経営資源の制約を完全に無視している答案を見かけることがある。診断士の2次試験においてこのような答案に高得点が入ることはまずないので、十分注意してほしい。特に大手企業に所属されているような受験生で、大企業信仰が強いタイプの人は本当に注意が必要である。「大企業はスゴイんだぜ。まあ中小企業もせいぜい頑張ってくれや」というあなたの信仰心は、ビックリするほど答案に滲み出てくる。精神論に聞こえるかもしれないが、中小企業に対するリスペクトがない受験生がこの試験に受かることは相当難しいと筆者は思っている。

もしあなたが大企業信仰に陥っていると自身で認識しているのであれば、中小企業に対するリスペクトを持つことから始める必要があるかもしれない。


つづく


マジコン診断士


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【速報】1次試験経営法務 第6問(設問2)全員正解へ!

議論になっていた1次試験経営法務 第6問(設問2)に関して、

「すべての受験者の解答を正解として取り扱う 」

旨、中小企業診断協会より発表があった。



詳細は以下より。
平成29年度中小企業診断士第1次試験における正解の訂正にかかる対応について


こう来るだろうなとヤマ張ってちょこちょこ見てたんで、今回はそこそこ速報です(笑)

これは相当インパクトあるね~。ボーダーラインの受験生はもう一度チャンス到来かもしれんので、要チェック!!
早く2次試験の勉強せんと、間に合わんよ~。


マジコン診断士


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中小企業診断士に求められる基本能力とは?(1)

今回からは連載型で、「中小企業診断士に求められる基本能力」をあなたと一緒に見ていきたい。


ここで1点注意点を。

あなたにはご理解いただいていると思うが、本ブログはあくまで「マジなコンサル診断士」を一人でも多く輩出することを目的としている。その意味で言えば、中小企業診断士資格の取得はあくまでそのフックに過ぎないというのが筆者の考えである。ゆえに、本連載では、2次試験合格を目的とした内容はもちろんだが、その先のあなたのコンサル人生をも踏まえた内容となる点をご了承いただきたい。


さて、今回は、「登録養成課程を実施するためのカリキュラム等の標準モデル(以下、標準モデル)」に記載されている「中小企業診断士に求められる基本能力」の内、以下の桃色枠内の「意識」について書こうと思う。
中小企業診断士に求められる基本能力とは?(1)


さて、標準モデルでは、中小企業診断士として重要となる意識として以下の3点を重視している。

①貢献領域の認識
②知的好奇心の醸成
③プロフェッショナリズム

以下、この3点について、筆者の私見を書いていく。



①貢献領域の認識
貢献領域というワードは、その定義が標準モデルに載っている。標準モデルによる定義では、「中小企業経営に付加価値を提供できる自分自身の専門領域・ブランド」と書かれている。つまり、「貢献領域の認識」とは、「中小企業に付加価値を提供できる自分自身の専門領域・ブランドを認識すること」であることがわかる。

この意識は非常に重要であると筆者も考えている。というのも、中小企業診断士はどちらかというと「経営全般の知識を広く浅く勉強する資格」だからである。その意味で、専門性の深さでは弁護士や公認会計士には及ばないと解するべきであろう。

つまり、診断士の資格を取得しただけでは、「経営全般に関して浅く広く詳しいが”尖ったもの”がない人になる」ということをあなたは認識すべきである。その意味では、「中小企業に付加価値を提供できる自分自身の専門領域・ブランドを認識すること」は、あなたが経営コンサルタントとして飯を食っていく意味で言えば、決定的に重要である。

なお、この”尖ったもの”についてはいろいろな考え方があるが、最もベーシックな考え方は、「これまでのあなたのキャリアで培った経験・知識の中で最も深い専門性を持つ業界・領域×中小企業診断士の知識」を出発点にすることだろう。この”尖ったもの”を何にするかは、受験生である今の時点からボンヤリでもよいので考えておいた方がよい。その方が速いスピードでマジコン診断士になれるからである。



②知的好奇心の醸成
標準モデルにはあまり詳細な記述がないが、キーワードとして、「知的な貪欲さ」「学習意欲」の2点が記載されている。

これは説明するまでもないと思っているのだが、念のため。

経営コンサルタントという職業を、筆者は「高度な知的労働者」であると考えている。インターネットの急速な発達によりこれほどまでに情報があふれかえる現代社会では、クライアント企業の経営者や従業員も相当な情報量と知識を持ち合わせている。すなわち、ちょっとした知識の切り売りをするだけでは全くお話にならない職業である。まして、クライアント企業の経営者・従業員は、その道で何十年と飯を食ってきているわけである。その人々を動かして経営改革を推進する原動力となる経営コンサルタントには、相当な「知的な貪欲さ」と「学習意欲」が求められる。もちろん、クライアント企業とは異なる土俵で勝負することが経営コンサルタントのValueであることは大前提である。しかしたとえ土俵の違いがあるとしても、相当な勉強を継続する覚悟がないと、クライアント企業には相手にもされない、そんな世界が経営コンサルタントの世界だと思っていて間違いない。

以上より、あなたは何に対しても興味を持ち、常に貪欲に知識を吸収する向上心を持ち、何事にも貪欲かつ前向きに取り組むべきである。なお、非建設的な発想(目的志向ではない”知識を使った言葉遊び”が好き等)やネガティブな発想(すぐに「~できない」と言う等)が先行する人は、ハッキリ言ってこの職種には向いていない。



③プロフェッショナリズム
標準モデルにはあまり詳細な記述がないが、キーワードとして、「コンサルタントとしてのマインド」「自律意識」の2点が記載されている。う~む、これは非常に解釈の幅が広くなってしまう…。

まず、コンサルタントのマインドとして筆者が考えているものには、「コミットメント」「バリューベース」「クライアントファースト」等が挙げられる。長くなるので、本記事では詳細な説明は割愛する。


「自律意識」に関して筆者が考えているのは、一言で言うと「リーダーシップ」である。リーダーシップの定義も人によって異なるので、筆者の意図するところはなかなか伝えにくい…。これも説明すると長くなるので、本記事では詳細な説明は割愛する。本件に関してご興味のある人は、以下の本をお読みいただくとよい。筆者が部下やコンサルメンバーに必ず読ませている必読書である。なぜ必読者かと言えば、筆者が”こういうコンサルを目指せ”という像、すなわち「リーダーシップ(≒自律意識)」を持ったキャリア像が正にこの書籍に書かれているからである(なお、「自律」と「自立」は似て非なる言葉である。その違いを知らない読者は辞書等で調べてみてほしい。このような言葉に1つ1つに敏感になることは、2次試験を突破する上で重要なファクターである)。
※著者の伊賀さんは戦略系ファームのマッキンゼー出身である。



なお、本ブログの読者には、「中小企業診断士資格を取得してコンサルティングファームへの転職したい」という読者が数名いる。その方はぜひ、上記書籍を読むことをおススメする。


今回はあまり2次試験に直接的に関係する能力ではなかったが、あなたがマジコン診断士になる上では極めて重要である。ぜひ参考にしていただきたい。

つづく


マジコン診断士


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【2次試験】2次試験突破に必要な能力がなんと明文化されている?

今回は「中小企業診断士に求められる基本能力」について書こうと思う。


筆者の有料コンテンツである2次筆記試験に向けたかなりディープな入門ガイドの無料部分でも書いたのだが、あなたもよくご存じの通り、下図の通り中小企業診断士資格を登録する方法には2通りある。
中小企業診断士資格を登録する方法



方法①は「2次試験に合格する方法」、方法②は「中小企業診断士養成課程を修了する方法である」。養成課程は半年~1年以上通学する必要があることや受講費用が高額であるといった制約があることから、多くの受験生は2次試験の合格を目指すことになるのが通例である。



「2次試験に合格する方法」と「中小企業診断士養成課程を修了する方法である」のいずれでも中小企業診断士登録が可能であるという前提を踏まえると、当たり前のことだが、中小企業診断協会は「2次試験」と「中小企業診断士養成課程」を同じ位置づけとして見ていることが分かる。


ところで、「中小企業診断士養成課程」においては「中小企業診断士に求められる基本能力」が明文化されていることをご存じだろうか?

実は中小企業庁が公表している資料に、「登録養成課程を実施するためのカリキュラム等の標準モデル」というものがあり、そこに明文化されている。そこには、以下のような図が書かれている。
中小企業診断士に求められる基本能力
(中小企業庁「登録養成課程を実施するためのカリキュラム等の標準モデル」を基に作成)


今回この図を筆者がお示しした意図について、感の鋭いあなたであれば察しがつくだろう。筆者がこの情報を持ち出した意図は、以下の通りである。


「2次試験」と「養成課程」は同じ位置づけである
           ↓
養成課程では「中小企業診断士に求められる基本能力」が明文化されている
           ↓
「中小企業診断士に求められる基本能力」を確認することで、2次試験突破に必要な基本能力を紐解けるはずである



次回の記事からは、この情報を基に筆者の考察を加えつつ、2次試験突破に必要な基本能力をあなたと一緒に紐解いていこうと思う。


ひょっとすると、「あなたの2次試験突破に足りないもの」が見えてくるかもしれない。


マジコン診断士


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【2次試験】「時間があれば解けたのに…」 vs 「時間があろうが解けなかった…」

今年初めて2次試験にチャレンジする受験生も、そろそろ過去問を80分の時間内で解いていることだろう。
※「まだです」という受験生は間違いなく出遅れている。早々に80分で2次試験の事例を解くという経験を積まないと、手遅れになる。


1度2次試験の事例を時間を測って解いてみるとわかると思うが、2次試験は1次試験以上に時間がシビアである。


その要因であるが、以下の3点が考えられる。

①処理すべき情報量が多い
②暗記のみで対処可能な問題はなく、ほぼすべての問題で思考が必要となる
③選択式の問題はなく、数十字~数百字の論述式による解答を自分で書く必要がある(除、計算問題)

時間


さて、80分のタイムマネジメントが上手くいかなかった場合、あなたの答案には「問題なく解けた解答」と「それ以外の解答」が混在しているはずである。そして、「それ以外の解答」は以下の2つのパターンに分かれるはずである。

(1)時間があれば合格レベルのものが書けた解答
  →時間がなかったので合格レベルに達しなかった解答

(2)時間があっても合格レベルのものが書けないであろう解答
  →時間の有無に関わらず結果は変わらない答案

上記の(1)と(2)は結果こそ同じに見えるものの、その性質は根本的に異なる。ゆえに、それぞれのパターンに対するあなたの対処方法は異なるはずである。


(1)については、優先度を高めてあなたが訓練を積むべき問題である。このようなパターンの解答が生まれる要因は、「あなたの思考レベルは合格答案を作成可能な水準に達しているが、実戦的な思考レベルには至っていないこと」である。

80分の時間内で解けなかったにも関わらず、解答解説を見ながら「そうそう、俺(私)も同じような解答を考えてたんだよ。なんだよ、2次試験てそんな難しくないじゃん。これ、もしかしてイケるんじゃね!」と思うのは、診断士2次受験生のあるあるな話。いやいや、そもそも時間内に終わってないから…。


このような解答が生じた場合の対処法としては、

「自身の思考プロセスをもう一度追体験した上で、それを標準化する」

ことが考えられる。

自身が経てきた思考プロセスそのものは正しいのだから、あとはその速度をどう上げるかが課題の焦点。つまりその課題を解決するために、自身の思考プロセスの追体験を通じて一度棚卸した上で、「最初はこう、次はこう、その上でこうして、最後にこうする」というような思考プロセスの標準化をしてしまうということである。



(2)については、現状のあなたの思考レベルでは合格答案を作成することができないことを意味する。

対処法としては

「ふぞろいや複数の解答例を見比べて合格答案を定めた上で、本試験でどのようにしてその答案にたどり着くことができるかの思考プロセスをシミュレーションする」

ことが必要となる。

今回の演習で答案の方向性が浮かばなかったこと自体に落ち込む必要はなく、それが本試験でなくてよかったと思うべきである。むしろそのようなことを考えている暇があれば、あなたは「どのようにして自分一人の力でその合格答案を作成できるか」に集中して、設問文や与件文の根拠を徹底的に探し、思考プロセスをシミュレーションすべきである。


このように、過去問演習を通じて「解けなかった問題」が生じた要因は一つではない。きちんと要因を分析した上で、その要因に応じた適切に対処することが、2次試験を突破する上では重要である。


マジコン診断士


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【良記事Pick Up!】資格をカクテルすれば「世界で唯一の職業」を作ることもできる

週末なので、今回はちょっとTea Break的な内容で。あなたの診断士資格取得後に関係する良記事を今回はPick Up!まずは以下の記事を読んでみた上で、本ブログに戻ってきてほしい。
※以下の画像をクリックすると記事のWebページに飛びます。

資格をカクテルすれば「世界で唯一の職業」を作ることもできる





上記の記事の中からいくつか気になるワードが出てきたと思う。筆者の主観でピックアップしてみると、

・彼女はこの資格を取得したわけですが、その最中から、「これだけではダメだ。この資格を持っているからといって、何かができるわけではない」と気がつきました。

資格とやりたいこと=仕事というのは、1対1の関係ではないということです。

・彼女も最初は「資格さえ取れれば大丈夫だ」と思っていましたが、その考えは甘いということに身をもって気づかされました。

資格はあくまでもフックにすぎないのです。その先に、いかにして自分なりの方法論や体系を作り出していけるか、他者と差別化ができるかがカギなのです。


本ブログを読み続けているあなたは、特に上記内容を見ても驚きはなかろう。最近本ブログを読み始めた読者で「え?マジ?」と思っている人は、以下の記事をお読みいただきたい。

中小企業診断士は食える資格か?(前編)
中小企業診断士は食える資格か?(後編)
【1次・2次共通】ここで原点に立ち返る必要があるのではないだろうか?


ちなみに本記事に関しては、筆者は激しく同意である。


とは言っても、診断士資格を取得するだけでも大きく変わることはある。筆者はもともとコンサルティングファームでコンサルをしていたので、診断士を取得したからと言って特段仕事内容は大きく変わらないのだが、診断士の取得前と取得後では下記の3点が大きく変わった。

①一言一言の説得力が前よりも増している(気がする)
→筆者にもお師匠のコンサルがいるのだが、昔その人の下で働いていた時に、「いいか。お客様は一発で刺せ!」としきりに言われていた。当時は「う~ん、難しいなぁ・・・」と思いながら試行錯誤していたのだが、診断士を取ってからこの言葉の意味がよくわかるようになった。


②経営資源のハンディキャップを踏まえたコンサルティング能力が向上した
→これは間違いなく2次試験の事例Ⅱの受験勉強の効果。中小企業に対するマーケティング能力は飛躍的に向上したと思っている。以下の事例Ⅱの試験委員である岩崎邦彦先生の本は今でもよく読む(先日もマーケティング戦略コンサルの提案書作成をする際に、以下の本を短時間で一気に全読破してから着手した)。なお、岩崎邦彦先生の書籍は、筆者も2次試験の受験生時代に電車の中でよく読んでいた。2次試験に向けてという意味でも、読んでおいた方がよい書籍である。これらの書籍をどこかで一気にまとめて読むことで、中小企業のマーケティングの神髄が見えてくるだろう(書かれていることの本質はすべて共通している)。




③勉強癖がついた(勉強癖が抜けなくなった)
診断士取得以降、勉強をしないと不安になる体質となってしまった。元々コンサルをしていたので、そこそこ勉強はしていたつもりなのだが、さすがに一度でも年間1500時間近くの勉強をすることはそうそうない。そのおかげで、今でもスキマ時間を見つけては勉強する癖が抜けなくなってしまった。しかし、あなたがマジなコンサル診断士を目指す上では、この勉強癖がつくことが一番重要かもしれない。世の中でマジと言われている人たちは、あなたの想像をはるかに超えるほど勉強をしている(月に本を200冊読むという人もいるくらいである)。
※昔はデキル人はあまり「自分は勉強している」とは言わなかったものだが、今では、Twitterを見るとデキル人ほど「勉強は一生するべき」「俺は勉強している」と自ら公言している。時代は変わるものである

もちろん、上記以外にも人的ネットワークが急速に拡大したことは言うまでもない。本件は他の受験生ブログにも書かれていると思うので、そちらを参照してほしい。


さあ、今日もモチベーション高めて勉強しましょう。筆者は、今日は半日かけて、政治と経済の勉強をします。


マジコン診断士


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【速報】1次試験経営法務で正解訂正あり!

先ほどTwitterでツイートしたが、「1次試験経営法務で正解の訂正」が本日発表された。

【訂正内容】
第6問(設問2) 正解イ→に訂正


詳細は以下より。
平成29年度 中小企業診断士第1次試験の正解と配点


本年度の1次試験を受験した受験生で、かつ合格点ボーダー近辺の得点が予想される受験生は早急に確認することをおススメする。

人間の行っている作業なので致し方ない面もあるかもしれないが、解答公表後に正解を訂正することは、受験生の立場を考えると全く看過できない事態である(得点がボーダーライン近辺の受験生は運命が大きく変わってしまう)。今後このような事態が発生しないよう、協会には強く改善を求めたい。


マジコン診断士

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【補足】読者アンケートに関して

8月8日から募集している読者アンケートであるが、すでにかなり多くの数が集まっている。お忙しい中、アンケートにご協力いただき本当にありがとうございました。

これだけの回答数があれば、筆者としても読者ニーズはかなり把握できる状態である。適宜、みなさんのご回答内容を踏まえた記事を発信していきたいと思っている。なお、2017年9月3日までは募集しているので、まだご回答いただいていない方いればぜひご回答いただきたい。


それから、アンケート開始後勉強を進めるにつれて、ご自身の勉強の進捗や考え方の変化によってご要望がアンケート回答時と変わっている読者もいることだろう。実際、今朝アンケートにご回答いただいた方は、ご要望の前に以下のような文を書いてくださった。

「2回目のアンケートとなりルール違反かもしれませんが、連載が進むたびに思うところも変わってきましたので再度要望を伝えられればとおもいました。…」

特にルール違反などないので、2回目以降のご回答歓迎である。


実施要領は以下の通りなので、どしどしご回答いただきたい。

【実施要領】
・投票は以下のアンケートサイトより実施してください。
・入力内容が外部公開されることはありませんので、ご安心ください。
・本アンケートは期間限定の取り組みです。アンケートは2017年9月3日を以て締め切らせていただきます。
・投票いただいた内容はすべて筆者にて確認させていただき、今後の情報発信の参考にさせていただきます。



アンケートにご協力いただける読者は、以下のアンケートサイトをクリックしご回答いただきたい。

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大変お忙しい中誠に恐縮ではあるが、本ブログをより一層読者目線なメディアへと発展させるために、ぜひとも多くの読者のご協力をいただけたら幸いである。


マジコン診断士

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【2次試験】現状のあなたの答案を合格答案するためにやるべきこと(Final)

さて、「【2次試験】現状のあなたの答案を合格答案するためにやるべきこと」の連載シリーズも5回目の今回でフィナーレを迎える。



さて、前回の記事(コチラ)では、「【2次試験】現状のあなたの答案を合格答案するためにやるべきこと(4)」として、「問題点の中でもあなたが解決可能な可能なものが課題であり、課題設定の対象となる」ということをあなたにお示しした。今回はその続きである。


これまでの工程を経て、あなたはすべての問題点の中から解決可能なものを抽出できたことになる。そうすると、下図の通り課題設定の仕上げをした上で、課題解決のアクションに移ることになる。
問題解決の全体像


まず課題設定の仕上げであるが、前回までで「①問題点の真因分析→②解決可能な問題点を特定」まで終わっているので、それに対して課題設定することになる。

ここからまた具体例を用いて説明したいので、コチラの記事で例示した問題点を今回も題材とする。
ここでのあなたの問題点(現状の答案とあるべき答案とのギャップ)は「答案に必要な要素が不足している」ということであった。そしてその問題点に対して真因分析をした結果、「与件文中の重要部分を見落とす」という問題点が抽出されたとしよう。するとあなたはそこで初めて、「与件文の重要部分の見える化」という課題設定ができるようになるということである。


この課題設定を終えれば、次は対策を定めることになる。

対策に関しては、実は1つの課題に対して複数定められる場合がある。例えば、先ほど設定した「与件文の重要部分の見える化」という課題に対して、以下の3つの対策を考えたとする。

(対策①)
与件文の重要な部分にエンピツで線を引く

(対策②)
与件文の重要な部分をマーカーで色付けする

(対策③)
設問に該当すると思われる与件文の箇所に設問番号を書く


上記の対策をよくよく検討すると、対策①と対策②は一見異なるように見えるが、「与件文の重要部分を何かしらの手段で気づきやすくする」というレベルで見れば実は同じことを言っていることがわかる。つまり、対策①にするか対策②にするかは、「より問題点の解決に効果のある対策はどちらか?」という目的志向でいずれかの対策を選択すればよいということになる。
※本件に絡んで少し余談だが、受験生の中に「与件文に線を引く時はエンピツがよいですか?それともマーカーがよいですか?」と聞く人がたまにいるのだが、それに対する答えは「あなたのやりやすい方法でやればよいのでは?」にしかなり得ない。このような2択で悩んだ場合は、マトリックス表を作成して双方のメリット・デメリットを比較し、メリットのある方を選択すればよいだろう。


一方で、対策③は対策①・②とは異なる性質のものであり、その意味では対策①・②と併用することが可能である。つまり、あなたの実行案は「対策①or②+対策③」になるということである。
課題解決のアクション


なお、本過程を通じて課題設定をできたはよいが、課題の数が多すぎて全部やれないかもしれないという場合もあるかもしれない。その場合は、優先度の設定を行い、優先度の高い課題(=重要な課題)から順に片付けていくとよいだろう。


え?優先度設定ってどうやるかって?

以前にもあなたにお示ししたはずである。例えば、以下の図に対して課題をプロットする方法が考えられる。
優先度設定①


そんでもってプロットした課題に対しての優先度は、以下観点で決めればよい。
優先度設定②


優先度設定に関しては1次試験前のコチラの記事ですでにあなたにお示ししているので、もう一度確認してみてほしい。


以上でこの連載は終了である。


ここで…

1回目から毎日継続して本ブログの連載を読んで今回の記事にたどり着いたあなたへ。

本当にお疲れ様でした!!

最初から最後までこの記事を読み切ったあなたは本当にスゴイ!

実はこの連載記事、2次試験のあなた自身の問題解決をどのようにするかという内容だが、そのベースとなる考え方はコンサルタントの問題解決手法の基本そのものである。


筆者がなぜこのような一見遠回りに見えるような内容をあなたに発信しているかというと、

「自身の問題解決すらできない人が、企業の問題解決などできるはずがない」

というポリシーが筆者の根底にあるからである。非常に厳しい言い方に思えるかもしれないが、筆者はこのようなポリシーを持ってコンサルティングの仕事をしている。ゆえに、部下やプロジェクトメンバーに対してはこのことを常々言っており、筆者と一緒に仕事する人間は本当に大変だと思う(もちろん、このように言っている本人である筆者はよりシビアなプレッシャーに晒されてシンドイ思いをすることになるわけだが…)。

なぜかこのようなことを筆者が自身のポリシーとしているかというと、経営コンサルタントはともすると単なる評論家になってしまう危険性が高い職業の1つだからである。よくありがちなのが、思考抜きの座学で学んだ知識のみで企業の現状分析&問題点抽出をし、「御社はこんなに問題点だらけの会社です」とだけ言い放って去っていくコンサルタントである。正直、このようなコンサルタントは全く使い物にならないばかりか、クライアント企業に価値提供もできずに金を取っている時点で、むしろ社会的な害悪と言っても過言ではなかろう。筆者は自身はもちろん、少なくとも自分と関わりをもったことのある人に対しては、このようなインチキコンサルタントになってほしくない。それゆえの「自身の問題解決すらできない人が、企業の問題解決などできるはずがない」なのである。

まとめると、筆者がこの連載をした意図は、「コンサルティングの問題解決手法をあなたに学んでいただき、あなたが自分自身で自己の問題解決を図って診断士試験に合格するという成功体験を積んでほしい」ということである。

この連載で筆者の狙いとするターゲット読者層はだいぶ絞り込まれたと思っている。この記事を最後まで読み切ったあなたからは、「絶対マジコン診断士になるぞ」という意欲が筆者にもひしひしと伝わってくる。ぜひこの意欲とモチベーションで2次試験の勉強を進めて診断士合格を勝ち取り、さっさとマジコン診断士になって大活躍しちゃってほしい。


マジコン診断士


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【2次試験】現状のあなたの答案を合格答案するためにやるべきこと(4)

この連載シリーズも4回目。この連載を始めてからまたアクセス数とポチが上昇し始めてきた。

この連載シリーズは、一見試験に関係なさそうな内容(実際はカナリ関係あるのだが…)に読者の目には映るはずであるにも関わらず、このアクセス数とポチの数。やはりマジなコンサル診断士を目指して本ブログを見ているあなたは只者ではないと感じる今日この頃。筆者もあなたにモチベーションを充電させてもらったので、今回も張り切って書いていこうと思う。
※本ブログが診断士受験生をサポートすることが目的である以上、それは診断士試験合格に向けて何かしら効果の見込めるものでなければならない(そうでなければ単にアクセス数を稼ぎたいだけのマジコン診断士ならぬ”ジコマン診断士”になってしまう)。本ブログではその点を強く意識して熟考を重ねて記事を投稿しているつもりなので、ぜひあなたにはこのままついてきてほしい。


さて、前回の記事(コチラ)では、「【2次試験】現状のあなたの答案を合格答案するためにやるべきこと(3)」として、「2次試験の問題点における原因分析をする際は、あなた自身が実行可能な単位までなぜなぜを繰り返す」ということをあなたにお示しした。今回はその続きである。



さて、ここで仮にあなたがなぜなぜ分析により問題点を抽出できたとしよう。そうすると、下図の通り次はいよいよ課題設定に移ることになる。
問題解決の全体像


本ブログの読者であるあなたは、「問題点と課題の違い」に関しては理解しているだろうと思っている。しかし最近このブログに訪れた人の中にはまだ理解が曖昧な読者もいるかもしれないので、そのような読者はまず以下をお読みになってから、以降を読み進めてほしい。今回の記事と同様の論点を概要レベルで書いた記事である。

・「問題」と「課題」の違い



さて、あなたがなぜなぜ分析を通じて問題点の真因にたどり着いたとしよう。そこから課題設定をするのだが、その前に重要な前提条件を知っておく必要がある。あなたにそれをご理解いただくために、まずは以下の図を見てほしい。以下の図は、問題点と課題の関係を示したものである。
問題点と課題の関係

過去記事(上記にリンクを張った「「問題」と「課題」の違い」)で、筆者はコンサルティングの実務上では敢えて「問題点」と「課題」を区別して管理しないことも多いと書いた。その理由はこの図で説明できる。つまり、課題は問題点の中の一部であるということである。

例えば、あなたが2次試験の合格答案を書くために、問題点の原因分析をするためにのなぜなぜ分析をしたとする。その結果、以下のような問題点が出てきたとする。

①経営コンサルタントとしての実務経験がない
②学歴がない
③歳をとっている


まあ、字面だけ目で追えば一見問題点に見えなくもない。では、ここであなたに問いたい。

この問題点を起点にあなたは本当に課題設定できるのか?



もし上記の問題点を課題と捉えて課題設定すると、以下のようになる。

①経営コンサルタントとしての実務経験がない
 →(課題)経営コンサルタントになること

②有名な高校・大学を卒業していない
 →(課題)開成高校・東大に合格すること

③歳をとっている
 →(課題)アンチエイジングの推進

①について。あなたはそもそも経営コンサルタントしてのキャリアを積みための出発点に立つために、中小企業診断士の勉強をしているのではなかったのか?経営コンサルタントは資格がいらない職種なのだから、診断士試験に合格することなしでそれが達成可能なら、さっさとやってくれ。

②について。あなたは本当に学歴がないから合格答案が書けないのだろうか?それでは、診断士試験を受験する前にまずは開成高校・東大を受験して卒業すれば、あなたは診断士試験に合格できるのか?もしこの道にあなたが運命を託すのであれば、開成高校・東大合格→診断士試験合格に因果関係があることを別途検証する必要があるだろう。

③について。歳をとっているから合格答案が書けない、しかし年齢そのものを若くすることはできない。「そうだ。アンチエイジングがあるではないか!アンチエイジングの推進であのころの若々しい時の体を手に入れよう!そして私はこれから、美しく、若々しく生きていくんだ!」
…。きっとあなたは他の道を目指した方がよいのではないか?


以上の例であなたにはもうおわかりだろう。

問題点の中でもあなたが解決可能なものが課題であり、課題設定の対象となる

問題点の中にはあなたが解決できないものも含まれている。ゆえに、その中からあなたが解決可能なものを抽出すると課題となり、課題設定の対象となるということである。


え?解決可能なものってどうやって識別するのかって?

以下の記事を読んでほしい。

コントロール可能なものとコントロール不可能なもの


筆者のブログを継続的にお読みいただいているあなたはお分かりいただいていると思うが、全ての物事はつながっているのである。このつながりが脳の中でおぼろげながらにできている実感があなたにあるのであれば、もはやあなたはマジなコンサル診断士になりつつある。ぜひこれからも本ブログを読むことを継続・習慣化してほしい。

「思考を変えれば、言葉が変わる」
「言葉が変われば、行動が変わる」
「行動が変われば、習慣が変わる」
「習慣が変われば、性格が変わる」
「性格が変われば、運命が変わる」



本ブログを通じて、筆者は、

「あなたの思考を変え、あなたの運命を変えること」

にチャレンジしているのである。

その偉大なチャレンジを筆者が達成できるかどうかは、「あなたの継続性」にかかっている。


次回につづく。


マジコン診断士


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現役コンサルタント。中小企業診断士試験独学ストレート1発合格。モットーは卓越した本質的スキル・知恵に基づく”マジなコンサル診断士”であり続けること。
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