マジなコンサルタントによる中小企業診断士試験対策ブログ

【このブログの説明】
このブログでは、複数社のコンサルティングファームを渡り歩いた現役の”マジなコンサルタント”が、中小企業診断士試験合格に向けたベスト戦略を発信していく。コンサルティング経験に基づく本質的なコンサルスキルをベースに、独自の分析に基づく極めて有用な情報、世に出ていないテクニック論的な情報を公開していく。 読者が真の経営コンサルタントとして活躍できるような一石を世に投じられること、これを私の日々の目標とし、筆者自身もこのブログとともに成長していきたい。

【キャリア】経営コンサルティングのアプローチには2種類ある(前編)

今回の記事はキャリア編として、あなたが経営コンサルタントとして活躍するために極めて重要なポイントをお伝えしたい。



これは筆者のコンサルティング経験を踏まえた私見なのだが、経営コンサルティングのアプローチには大きく2種類あると考えている。




それは、


「即意思決定して即実行する課題解決アプローチ」



「慎重な意思決定に基づいて実行する課題解決アプローチ」


である。





この2つのアプローチを区別せずにクライアント企業の課題解決をあなたが図ろうとしているのならば、それは非常に危険かもしれない。



それはなぜか?


経営コンサルタントがクライアントに提案する課題解決策の中には、「やり直しがきくもの」と「やり直しがきかないもの」があるからである。



前者の課題解決策を経営コンサルタントとしてあなたが提案し、結果としてその解決策が失敗したとしたらどうなるだろうか?


当然、「やり直しがきく」のだから、もう一度やり直せばよいだけである。




では、後者の課題解決策を経営コンサルタントとしてあなたが提案し、結果としてその解決策が失敗ししてしまったとしたら、どうなるだろうか?


こちらは「やり直しがきかない」ということなので、もう一度やり直せばよいというわけにはいかない。


「やり直しがきかない」ということは、その時点でクライアント企業は何かしらの大きな障害にぶつかる可能性が高い。


そして最悪の場合、クライアント企業は倒産に追い込まれる可能性すらあり得るということになるだろう。





今回の記事は、マジなコンサル診断士を目指すああたにとっては恐怖に思えることかもしれない。


もしあなたがそうお感じになられたのであれば、今回の記事を契機に真剣に考えてみてほしい。



「やり直しがきく課題解決策」と「やり直しがきかない課題解決策」を分かつポイントは何か?


ということを。



(後編につづく)


マジコン診断士

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今日は…

いつもの記事投稿サイクルでは過去問チャレンジの回なのだが、今日は予定を変更して。



なぜ予定を変更したのかと言えば、今日は筆者に取って特別な日だからである。



では質問である。


今日は一体何の日だろうか?







とあなたに聞いたところで、あなたに思いつくところはないことだろう。




実は、


今日で本ブログは開設から丸1年を迎える


ことになる。



いつもブログ村バナーを律儀にポチっと押してくださる読者のみなさま


TwitterでいいねやRTをしてくださる読者のみなさま



これまで本ブログを支えてくださった読者のみなさまには、心より御礼申し上げます。



本当にありがとうございました。




手探りながらも1年間継続して記事を書き続けてこれたのは、読者のみなさまがいるからこそだと心から思っています。



今後も本ブログは


マジなコンサル診断士を目指す読者をターゲットに

「中小企業診断士試験合格に直結する情報」

「マジなコンサル診断士になるために有益なキャリア形成に関する情報」


の2点を中心に発信していきたいと思っています。



今後も筆者なりに、みなさまのお役に少しでも立てる記事を発信していく所存ですので、どうぞこれからも本ブログをよろしくお願いいたします。


マジコン診断士


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【動画】こだわり志向のハンドメイド家具店(補足)

先日の記事「【動画】こだわり志向のハンドメイド家具店」でご紹介した動画はご覧いただいただろうか?


今回の記事では、この動画に関して、少しだけ補足したい。



この動画における志願者に対してはなんと3名の社長が名乗りを上げ、志願者自身がいずれの社長からの出資を受けるかを選択できる立場になった。



3名の社長のパーソナリティに目を向けると、以下の違いがある。


【堀之内社長】

志願者の1億円の借金を返すためには、チマチマ経営してしてもダメである。夢を追うのは借金返済後でもよい。とにかく利益を出さねばならない。志願者が作っているような家具はどこにでもあるのだから、利益を出すためには原価を削減せねばならない。以上より、「カネは出すけど口も出す」という方針を前提に、マネジメントは堀之内社長が行い、家具の製造は志願者が行うスキームとしたい。




【貞廣社長】

形を持ったものは、人間から作られる。志願者の作った家具にも志願者がにじみ出ており、それこそがあなたのビジネスの心臓部分である。その製品であれば多くの人に広められる希望を持っているので出資したい。カフェを経営している経験からアドバイスはするが、経営に口出しはしない。




【岩井社長】

志願者には志願者の生き方があるのだから、「カネを出すけど口も出す」という出資方法は志願者を不幸にするかもしれない。志願者を束縛したくないので、そのような不幸につながるような道を志願者が選ぶのなら、私がお金を貸す。家具にも経営にも口出しはしない。




岩井社長は単純にお金を貸すだけでアドバイスも一切しない立場ということで他の2名と若干スタンスが異なるため、一旦除外して考えてみる。

すると構図としては、「堀之内社長 vs 貞廣社長」になる。




この動画を通じて、志願者はどの社長から出資を受けるべきだったかに関する筆者の自論を述べるつもりなど毛頭ない。




ここであなたにお伝えしたいことは、あなたが経営コンサルタントの立場になってこの志願者と向き合うことを想定してみた場合、


「堀之内社長バージョンのコンサル」と「貞廣社長バージョンのコンサル」の2通りのスタンスが存在する


ということである。


もちろん経営コンサルタントはクライアントに対して助言をすることが仕事なので、経営に対して口を出すことにはなる。ここであなたに着目していただきたい点は、経営に口を出すか出さないかではなく、経営に対するアプローチそのものの方である。


世の中には様々なスタンスのコンサルタントがいるが、本動画で紹介した2人の社長は、そのスタンスの違いを説明するための一例として非常にわかりやすいものであると感じた。


このような意図から、本動画を紹介させていただいた。



これはどのスタンスが正解・どのスタンスが不正解といった単純な話ではないと筆者は考えている。



ぜひご自身で考えを巡らせ、ご自身なりの解を導き出してみてほしい。


マジコン診断士

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【1次試験】運営管理の過去問チャレンジ ~生産形態(3)

今回は2018年度の1次試験突破を目指す受験生に向けた記事である。


それではさっそく、運営管理の過去問チャレンジ!


【過去問チャレンジ】
個別受注生産での改善施策に関する記述として、最も不適切なものはどれか。(平成23年度運営管理 第19問)

(ア) 受注製品ごとの進度管理の精度を高めるために、追番管理方式を導入する。
(イ) 受注製品の納入リードタイムを短縮するために、設計部門と製造部門の業務を同時並行で行うコンカレントエンジニアリングを採用する。
(ウ) 製品仕様の変更や追加要求を回避するために、客先との間で取り交わす製品仕様書の記入内容を再吟味する。
(エ) 部材調達費の抑制や量産効果を得るために、部品や中間製品の共通化・汎用化を図る。




















(解説)
個別受注生産に関する問題である。さっそく各選択肢を検証する。

ア:「追番管理方式」が出てきた段階で、違和感を感じたあなたはその感覚でOK。追番(おいばん)管理方式は、生産の計画と実績に対してそれぞれ追番と呼ばれる累積番号を付与し、調達や進度管理を追番に基づいて行う管理のことであり、どちらかというと連続生産の生産管理に適した手法である(受注生産に使われないというわけではない)。”個別受注生産における受注製品ごとの進度管理の精度を向上する”改善施策という意味では、「製番管理方式」の方がより適切であろう。製番管理方式とは、「製造命令書を発行するときに、その製品に関するすべての加工と組立の指示書を準備し、同一の製造番号をそれぞれに付けて管理を行う方式(JIS Z 8141-3211) 」である。故に、個別受注生産での改善施策には適していないため、×である。

イ:特に違和感はない。コンカレントエンジニアリングとは、製品開発プロセスにおける複数の工程を同時並行で走らせることにより、開発リードタイムの短縮やコスト削減を図る手法である。選択肢に記載のある「受注製品の納入リードタイムを短縮する」改善施策としては有効である。ゆえに〇。
なお、コンカレントエンジニアリングを効果的なものとするためには、部門間での情報共有が極めて重要となる。その手段の1つとして、商品の企画、設計、開発、生産情報等を一元管理可能なシステムである「PDM(Product Data Management)」の導入が有効である点は、併せて覚えておきたい。

ウ:特に違和感はない。客先との間で取り交わす製品仕様書の記入内容を工夫する(例えば、過去の失敗事例に基づいてより細かく仕様書の項目を記載する等)ことで、モレの発生や認識齟齬の防止を図り、製品仕様の変更や追加要求を回避することは十分可能であろう。ゆえに〇。

エ:特に違和感はない。部品や中間製品の共通化・汎用化することができれば、調達部材の種類が減少するであろうし、1部品当たりの生産量も増加して量産効果を得ることができるであろう。グループテクノロジー(GT)の1種である。ゆえに〇。


以より、アが正解である。

(解答)
(ア)


マジコン診断士

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【動画】こだわり志向のハンドメイド家具店

今回は診断士試験やコンサル話から少し離れた記事を。


あなたはかつて、「マネーの虎」という番組があったことをご存じだろうか?


どんな番組かと言えば、起業家が事業計画を投資家である社長(5名ほど)に対してプレゼンし、出資を引き出すという内容である。


今回はマネーの虎の1つの事例を取り上げて、あなたに紹介したい。



本事例の志願者は、こだわり志向のハンドメイド家具店の開店資金が欲しい人間である。


まずは以下の動画をご覧いただきたい。






動画は観終わっただろうか?


筆者が着目してほしいポイントは、以下の3点である。


【ポイント(1):家具店の差別化要因】

まず中小企業診断士を志す(または中小企業診断士である)あなたは、この志願者が開店を志している家具店の差別化要因は何と感じただろうか?
※いかにも2次試験の事例Ⅱで出てきそうなお店なので…。



【ポイント(2):志願者のパーソナリティ】

この志願者には投資が殺到し、社長同士がドンパチやるほどの状況になったが、なぜこの志願者がここまで多くの社長の共感を呼び、投資を集めることができたのだろうか?



【ポイント(3):出資先選択後の志願者の運命予想】

最終的にこの志願者に対しては3名の社長が名乗りを上げ、志願者自身がいずれの社長からの出資を受けるかを選択できる立場になった。

しかし、この3名の社長はそれぞれ経営の考え方や価値観が全く異なる。


最終的にこの志願者は1名の社長を選択することになったが、

①なぜ志願者はその社長を選んだのか?
②もし他の2名の社長を選んでいたとしたら、この志願者はどのような運命をたどることになるだろうか?



以上の3点のポイントを考えるだけでも、きっと新しい気づきがあることだろう。


マジコン診断士

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プロフィール

マジなコンサル診断士

Author:マジなコンサル診断士
現役コンサルタント。中小企業診断士試験独学ストレート1発合格。モットーは卓越した本質的スキル・知恵に基づく”マジなコンサル診断士”であり続けること。
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